愛するスケート選手達

ものっすごい主観でしか語ってないので、この日記が他のフィギュアファンの目にとまったら非難ごうごうなんじゃないかと怯えつつも、どうにも止まらないので開き直ってオリンピックに向けての希望を書いてみる。

ランビエルと高橋大輔は、本当に負け姿が見えてこないくらいに凄いし、観ていて物凄く面白いのだ。それは映画の『コーラスライン』を観てる時とか、東野圭吾の小説を読んでる時のように、のめり込める。もっとわかりやすく言うと、スポーツの枠を超えて、ダンスとか芝居を観てる時のような楽しさがあるのだ。

でも、そのことと応援することとは違っていて、もちろんどの選手が金メダルを取っても祝福の気持ちにはなると思うし、それがランビエルや高橋大輔だったら、「そりゃそうでしょう」という気にもなる。とはいえ、例えばランビエールなら、「順位とか勝ち負けとか、そんなものよりももっと崇高で得がたいものを、あなたはもう手に入れてるのだから良いじゃないですか」という気分にもなる。アスリートの筈なのに、ダンサーや役者が求めてやまない、一握りの人間しか昇れない高みに、既に片足をかけてる気がするんだよねえ。

ファンってのは愚かなのだ。細かいことは抜きにして、愛してやまないあの人に、どうかご褒美をあげて欲しいと神に祈ってしまうのだ。

具体的に言うと、これはもう間違いなくブライアン・ジュベール。お願い、神様。この人は本当に素晴らしいアスリートなんだよ。どうか、どうか彼に。どうかお願い。
それからやっぱり高橋大輔。どうか、お願い。だって、こんな稀有な才能。こんな。
そして、トマシュ・ベルネル。この人、凄いんだぜ。スケートは上手いわ、ダンスは上手いわ、愉快だわ、かわいいわ、ジャンプだってすげえ美しいし、もちろん4回転ジャンプだって。だからお願い、神様。
それからジョニー・ウィアー。だって、先シーズンの締めくくりは、あまりにも可哀想で。理屈じゃなく応援したい。お願い。

オリンピックとワールドで、どうか神様・・・。この人たちに・・・。

そして中庭選手に何かひとつ、もうひとつだけ何らかのご褒美を・・・。

小塚君は大好きだけど、彼のスケートは、もうあと軽く5〜6年は楽に現役でいられそう。基礎力が凄いというか。だから焦らずゆっくりと。表現力の強化という点でも、長期計画でね。