技術

元日にやっていた安藤美姫さんと小塚崇彦さんの出演したバラエティ番組は永久保存版だなあと思いながら何度も観返している。

海外ゲストのジョニーとサラの出演も嬉しかったけど、何より大好きな美姫ちゃんと小塚君の滑りが観られるなんて最高の企画だわと。

技術に惚れ惚れ。特に小塚くんがただ滑ってるだけの姿を延々観たいというのはフィギュアスケートファンなら理解できる感覚だと思うのだけど(小塚くんの部分は他のスケーターにも変換可能。例えばパトリック・チャンとか)リンクを数周滑るだけでも見とれちゃう。6分間練習でリンクに飛び出して行った時の姿を思いだすよねえ。ああ、本当に良い企画。

 

美姫ちゃんの技術も凄かったけど、何よりこういう勝負ごとに挑む時にすごく真剣になるところが好き。真剣に勝ちに行って思い切り楽しむところが本当に好き。尻もちついて大笑いしてるの可愛かったなあ。

そして万能戦士の小塚くんのミスは、ミスでありながらも持ち前の運動神経の良さを発揮するという事態に。大笑いしたわ。

 

対決結果は、勝者がジョニーさんと小塚くんだったので、普通に女子の体力を男子の体力が上回ったというところかな?スピン対決はランビエールさんの「身体がちぎれそうになる」という言葉を思い出してちょっと冷や冷やしたけど。

面白かったです。

 

小塚くんは一時期スケートを完全に辞めていた時期があったのだけど、その後奥様のススメで再びリンクに戻ってきてくれた。その復帰間もない頃に出演したアイスショーでの小塚くんは、基本的に綺麗な滑りは健在だったのもののスピンの出来が本人比でちょっとだけ前よりも衰えた印象があった。

それを見て、そういえばスケートの様々な技の中でもスピンは特に練習できてるかどうかが如実に表れると聞いたことがあるっけなあと思い出したのだった。

その後小塚くんの滑りを観る機会はしばらく無かったのだけど、この番組でスピンだけを切り取って観る限りではそのスピンもきっちり良い時に戻せていたように思うけどどうだろう。見る目が無いので、そもそも衰えてなかったという可能性もあるけれど。

 

ピアノは3日弾かないと技術が後退するとか何々は1日休むとどうのこうのとかいろいろ聞くけれど、それがもし本当だったとしても基礎をきっちりやってきている人ならば少しやればちゃんと元に戻せるのだろうなあと思う。今まで努力して身につけたものを、完全に失ってしまうなんてことは無いんだと。

まあ取り戻せると簡単に書いてるけど、取り戻すところがまず大変な努力を要するのだろうけど。

 

いい話だなあ。ちょっと違うけど筋トレも、多少さぼってもやればまた筋肉戻ってきてくれるもんね。ホント私の身体は私の人格と違っていい奴だ。信頼できる奴だ。こちらのモチベーションをあげてくれる有能な奴だ。

 

この日記も3、4年くらい前までのはすごいキレがあって面白いのがあったりする。関連記事とか辿って読み返すと、お、なかなかいいじゃんと読みふけってしまうこともある(どんだけ自分が好きなんだ)。たぶん台本も日記もじゃんじゃん書いてたのが程よい養成ギプスになっていたのではないかなと。まあ習得した技術というよりは書き慣れて筆が進んでただけという気がするので、これに関しては取り戻すというよりまた地味に地道に精進していくしかない気がするのだけど。

 

好きこそものの上手なれというのは、好きなことだから飽きずに投げ出さずに継続していけて、苦労も乗り越えられて、結果的に上達するということなのだね、と改めて。

嫌いだけど得意、みたいなのは本当に才能なのかもね。

 

しかしながら昔の日記、確かにキレはあるけど間違って書いてることもヒジョーに多くてガッカリすることもしばしば。

って言うか今年の1月1日の日記で、正月早々国士舘の斉藤選手の名前を間違えて書いてたし。昨日ひっそり直したけど。

何かを紹介する記事なのに私の理解が間違ってるとか、結果を間違ってるとか(早大の2018春のリーグの順位を間違えて書いてた)、何より人の名前やパーソナルデータの間違いって凄く凄く失礼よね。

誰が読んでる訳じゃない日記。さりとていつ誰が目にするかわからないネット上での公開日記。こういうのはやっぱり最低限無くさねばなと。

もう、技術以前の問題ね。