メダル・ウィナーズ・オープン前夜祭

観戦してきました。興奮冷めやらぬままに感想を書こうと思ったらネットがつながらなかったのでとりあえず携帯からタイトルだけ打ち込み、翌日さて書こうと思ったら保存失敗して半分くらい消してしまい。
そうこうするうちにテレビの放送があったのでもう一回おさらいして、今満を持して書こうと思ったのですが、その前に宣言します。

開き直りました。
今後、フィギュアスケートは全て萌え観戦することにしました。あ、語感で何となく書いたけど萌えじゃないな。要は、
きゃー!かっこいいー!すごーい!きれーい!おおおー!感動したー!すごーい!あ、すごいが二つあるや。ステキー!
という語彙のみで綴ろうと思います。まあ今までと変わんないか。今まではもうちょっと取り繕ってたか。
もう、無理。
だって、この感動と興奮を文字にしようと思ったら考え過ぎちゃって、私の中に生まれた鮮烈な刺激がぼやけてしまう気がするんですもの。
という訳で、己の中にこみあげてくるものをただ吐き出すための感想です。

今回書くメダル・ウィナーズ・オープンという大会は、過去の主大会でメダルを獲った選手たち(プロ・アマ問わず)が、ショー形式の試合で競い合うという趣旨のもので、今年が第一回目となります。審査方式はもうちょっと自由なのかと思いましたが、ボーカル曲使用OK、小道具使用OK、といった点を除くと現行のシングルの採点方式と大きくは変わらないようです。
で、何というかスケートファンの祭典みたいな、超絶豪華な顔ぶれの夢みたいな大会だったのですが、おそらくフィギュアスケートファン以外が読んでもさっぱりその有難味が伝わらない気がするので、万が一興味を持ってくれた方のために、前置きや注釈を交えつつ書きたいと思います。

まず、感想を書き始める前に私のフィギュアスケート観戦歴を書いておきます。
あ、ほぼ敬称略の予定です。

【子供時代】
伊藤みどりさんをたまにテレビで観ていた。アイスダンスが好きだった。けど、テレビでやってたら観る程度で、選手の名前もみどりさんとカタリナ・ヴィットくらいしか知らない。

空白の時期***

長野五輪
22歳の時。自国開催で大盛り上がりの様子から、そういえば昔フィギュアスケートを面白いと思ってたよなあという記憶が蘇り、観る。記憶にあるのは男子のみ。とにかくキャンデロロが素敵過ぎて、テレビの前でぎゃーとなる。クーリックと本田武史のほっぺの赤さが印象的。ストイコの漢っぷりにも感銘をうける。あと田村岳斗のハンサムっぷりにも。一瞬フィギュア熱が高まりそうになるも、その後すぐにキャンデロロが引退してしまったことを知り、再びフィギュアへの関心が薄れる(ここで薄れなければその後のヤグディンプルシェンコあたりのスーパー対決や、本田武史の現役時代や、ランビエールジュベールの世界を制す瞬間もリアルタイムで見られたのに!っていうか、東京の世界選手権も行けたかもしれないのに!!!!!もう、バカバカバカ!!!)。
そうそう、高校生だった荒川静香さんも覚えてる!

空白の時期***

この期間に、女子高生スケーター(←普通だよ)・安藤美姫を知り、かわええーっと思ったりしつつも競技を観ることもなく。
トリノは結果だけニュースで観て、へえ、あの女子高生だった子(荒川さん)が金メダルなんて!と思ってた程度。プルシェンコも知らなかった。
【2008年世界選手権】
高橋大輔のヒップホップ白鳥の湖がえらい話題になって、ニュースでもばんばん流れた時代です。ちょうど前の劇団を辞めて時間的に余裕が出た時期ということもあり、そういや安藤美姫ちゃんが何だかいろいろ大変だったみたいね、今どんな感じなのかしらという関心が膨らみ、世界選手権を観てみる。グランプリシリーズと全日本かなんかも観た気がするけど多分ちら見程度で記憶にない。あの頃の私っていったい何だったんだろう。
で、世界選手権を観てフィギュアにはまる。この時の感想を日記に書いたの覚えてる。案の定、ランビエールとバトルにメロメロになってる。日記には書いてないかもだけど、ジュベールは全然お気に召さなかったらしい。今と好みが同じところもあれば違うところもあり。
そうそう、この時安藤美姫ちゃんは肩の故障で棄権したんだよ。今思い出してももらい泣きしてしまう。その後がアシュリー・ワグナーでさ。初めての世界選手権だったんだよ。思うように滑れなかったらしく、キスアンドクライで緊張したような悲しいような顔してたアシュリーは未だに忘れられない。
ああ、この時の深夜の放送が面白かったなあ!
【2008-2009シーズン以降】
安藤美姫はどうなるのかハラハラし、衝撃のバトルの引退、ランビエールもなんだかあったんだっけかなあ。怪我かな?休養?ううううと思いつつシーズンを迎えようとしたまさにその時、高橋大輔のあの大怪我・・・。今思えばホントに奇跡みたいな復活を遂げたよねえ。治って、その後のリハビリ・・・私には想像もつかないよ。
で、そう、この年の小塚くんの大躍進。2009年の1月に初めてアイスショー(スターズオンアイス)に足を運んだんだけど、小塚くん目当てだったんだよねえ。バトルとランビエールが「2億4千万の瞳」を演ったのも、この時だっけ?生で観るトッド・エルドリッジやマイケル・ワイスに、ほわあああ〜ってなって、織田信成のジャンプの迫力に仰天したっけ。

そこからはもう今と変わらないかな。アイスショーや競技会にも多くはないけど足を運ぶようになって、テレビはもちろんネットでも動画を漁り、ケーブルテレビにも加入して・・・となりました。まあ、今は地上波もケーブルテレビも観られないという最悪の環境になってしまってるのだけど。

そんな私が行ったわけですよ、メダル・ウィナーズ・オープンに!

自分語りが盛大過ぎて、前置きだけで終わってしまいました。
続きます。タイトルは「前夜祭」にしときます。朝だけど。