ファンタステカ

振り返り・人物と演者のこと③

八割ほど書いて完結してなかったものを今さらながら完結させてみる。振り返り日記、最終回。 須々木一朗(編集さん)畑中俊明 須々木が面白くてねえ…稽古の数だけガンガン良くなるの最高に面白い。あー楽しかった。 初演でも再演でも「河原先生を追いかける…

振り返り・人物と演者のこと①

登場人物、そしてそれを演じた役者について思ってることなど書いてみる。 初演の時と台本的に変更したところがあればそれも含めて。 山上(考古学者) 江戸川良 【初演】秋野を事故に遭わせて責任問題で続けられなくなったけど自分は考古学が好きだからこれ…

2023秋公演「ファンタステカ」を終えて

秋公演を終えてってタイトルだけど年に1回しかやってないのに秋公演も何も無いわな。第16回公演でした。 間に番外公演とかミニ公演とか花見卓哉ライブとか挟んでるけどそういうのを入れたら何回くらいやってるのか実は知らない。とりあえず旗揚げから15周年…

「ファンタステカ」終演して思うこと

終わってみて思い返すと、自分にとってはいつもと少し違う気持ちで臨んだ公演でした。 自分が演出をしながらこれだけの分量の出演をしたのも始めてでしたが、理由はそれだけじゃないような気がします。とにかくずっと追いかけられているような、いや、自分が…

「ファンタステカ」終演

無事に幕を閉じることができました。ご来場くださったお客様、応援くださった皆様、スタッフさん、お手伝いの皆さん、劇場タイニイアリスさん、そして出演者の面々。本当にどうもありがとうございました。またお会いできる日を心待ちにして、次回作の構想に…

ファンタステカ

明後日には初日を迎えます。ほんのひとときの儚い世界です。 一瞬であり永遠の、そんなファンタステカ。なにやらわかったようなわからないような文句ですが、でもそうなんです。ちょっと変わったお話になりました。 それでいてありふれお話でもあります。私…

牛歩ながら・・・

日中に事務的作業を進めつつその日の稽古のスケジュールを調整し、夕方に稽古に行ったら怒涛のごとく時間が過ぎ去りあっという間に稽古が終了し、終わったら終わったで飲みに行って稽古場でできなかった話をしたり、直帰して問題点を修復したり、そんな感じ…

『ファンタステカ』告知なんだぜ!

発条ロールシアター2011秋公演まで一ヶ月をきりました! 改めまして告知です!発条ロールシアター 『ファンタステカ』 2011年9月29日(木)〜10月2日(日) 新宿タイニイアリスにて!脚本・演出/則末チエ出演/江戸川良、杉浦直、日高ゆりあ(バンビプロモ…

いい役

「いい役!」とか「面白い役!」と役者が言ってくれるととっても嬉しいのだ。 で、お客さんからそういう感想をいただけたら役者も作者もこのうえない喜びを感じるのだ。実のところ「つまらない役」「だめな役」なんてものは作り手側には存在しない筈なのだ。…

心と体と行動と

「心技体、そのうちのどれひとつ欠けても勝利は無い。 ただ、奇跡を起こせるとしたらそれは精神力。心の強さだけ。」うろ覚えですが、坂見台高校女子バレー部監督のありがたいお言葉です(『健太やります!』)。心の強さは自分次第なのです。そして、 「心…

つぶやき

作ってはぶっ壊され、作ってはぶっ壊し、そうやって積み上げていきましょうと言ってる割にはちょっとぬるい所に自分自身が停滞している気がする。臆病なのだなあ。・・・今までの所もみんな、ぶっ壊しちゃおうかなあ。めっちゃくちゃに。あと1ヵ月あるんだも…

予定変更

昨日は発条恒例「ツアー」の予定でしたが、雨により延期になってしまいました。 ツアーと言うのは出演者一同で、登場人物のモデルにさせていただいた方のお墓参りに行ったり、舞台のモデルになっている場所の空気を感じに行ったり、劇中に起こる出来事の疑似…

音楽!

今回のオープニングテーマとエンディングテーマを含むBGM集を聞きながら脚本を書いております! 毎回テーマソングだけは早々に、それこそ原案ができたくらいで決まってしまいます。主宰が持ってくる時もあれば私が思いつく時もあります。 他のBGMは、…

やりたいのは

発条ロールシアターの原案を書いてるのは主宰の加茂です。渋くて陰鬱で泥臭くて人間の根源的な部分を扱ったテーマを出してきます。 私が書く脚本に出てくる登場人物は、小さくて情けなくて弱くてだらしなくて言い訳ばかりで愚かな人間が多いです。 なので、…