観戦記★アイスダンス編2

オリジナルダンス:シーズン毎に課題のリズムが定められ、その中で自由に滑る。今シーズンの課題は「民族舞踊、カントリーダンス」。
コンパルソリーと違って、踊る曲は各自で選べます。が、フリーと違って、共通テーマがあるのですね。ヒップホップで踊ったりとかは出来ないわけです。

日本のアイスダンスの星・リード姉弟は、アメリカ人父と日本人母のハーフで、オリジナルダンスは和物。浴衣に扇子に、曲は鼓童。二人とも膝丈の浴衣。そりゃそうか。袖がバサバサしてさぞや踊りにくかろうという感じだが、扇子さばき頑張ってた。
フリーは「天使と悪魔」。映画観てないのだが、後でNHKの解説を聞いたら細かい演技してたようで、言われてみたらなるほどーというストーリーが感じられた。キャシーはどんなメイクでどんな衣裳でもやたら美しい。日本語も随分喋れるようになって偉いのお・・・。
クライマックスのリフトでクリスがキャシーを抱えてぐるぐる回るのを観て目が潤んだ。
「クリス・・・膝、大丈夫かい?よく頑張ったね」と。
痛めてた膝は良くなったとのことだけど、でも無理しないでこの先も長く続けてね。

中国のホワン・ジェン組は、アイスダンスなのにド根性な感じだったのと、びっくりするような色の衣裳を着てたのが印象的。カナダなんかも「え?」と思うような鮮やかな色を着てる選手がいたりするなあ。たまたまか?
第2グループに残って総合でも5位。10組中5位、頑張った!勢いのある系の曲が似あうんじゃないかなあと何となく思う。

ロシアのエカテリーナさんの頭部の小ささが人間離れしてた。身体も、すっごい細いのにちゃんと女らしい凸凹もあって美しいの。12頭身くらいありそう。特にオリジナルダンスの衣裳はパンツタイプの水兵さんだったんだけど、ウエストのくびれと小さいオシリの引き締まった感じが遠目でもはっきりと。更に脚も長い!
ロシアの選手って、シングルでもペアでもアイスダンスでも、そこに登場しただけで問答無用の迫力を感じるのは何故だろう。先入観?こいつら只者じゃねえ・・・という存在感。あ、女子シングルのレオノワちゃんはキュートだけど。

カナダのハンマッカーディ&コリーノ組のフリーの曲が、「道」。高橋大輔選手の今季の使用曲でもあるのだけど、なんていい曲なんだろう。そしてものっすごいこの組に似合ってた。清々しくもあり甘く切ない感じもあり、実にチャーミング。
テッサ・バーチューといい、カナダのアイスダンスの女の子って、何でこんなに妖精みたいに可愛いんだろうか。