恋かそうでないか

「アイドルが結婚を発表した時に祝福できないのは本当のファンじゃない、ファンなら好きな人の幸せを喜ぶものだ」

 

みたいなことがね、一時期話題になってましたね(普遍的な話だろうけど1、2年前くらいになんか派手なのあったよね。恋愛禁止のアイドルが彼氏がいるのを週刊誌にすっぱ抜かれて、それを受けて結婚発表しちゃってどうのこうのみたいなの)。

そんなもん、みんながみんなただのファンって訳じゃないんだから無茶言うなよって感じだよね。恋心抱いてる人だってたくさんいるだろうさ。片思いの相手に恋人がいるのが発覚したり結婚発表されたりしたら心穏やかじゃないだろうさ。

もちろん片思いなんだから怒るのはおかしいとも言えるけど、みんながみんなそんな理性で生きられる訳じゃないしさ。筋違いとわかっていてもどうしようもなく荒れ狂って可愛さあまって憎さ百倍、みたいになっちゃうことだってあるさ。

逆に、恋心なのに祝福してる人もいて、これはホント偉いと言うか健気と言うか。某プロレスラーが結婚発表した時、苦しみながらもおめでとうの言葉を言ってる人とか見て、胸がきゅんとしたものだ。その後もそのレスラーのファンが減った感じはまるで無いので、みんな受け止めて応援してるのだなあとちょっと感動した。

ちなみに私もそのレスラーは大好きだけど(ドラゴン・キッドが殿堂入りの最愛レスラーだとしたら、その人は素直に大好き!って感じ)結婚発表を聞いた時はただびっくりというか。次いで、側で支えてくれてありがとうありがとう、という結婚相手の方への感謝の気持ちが沸き上がった。

あと、人気レスラーが団体を卒業したその試合の直後(翌日くらい?)に発表されたので、ショックとショックで相殺された感はあったかもしれない。いいタイミングだったと思うなあ、あれは。卒業の寂しさすらも一瞬吹っ飛んだので私は。

 

このように善きタイミングで、特に人気商売の人はあまり雑な発表の仕方はしない方が平和だよね、っては思う。

 

自分の気持ちが恋心なのか応援してるだけなのかの見分け方は簡単で、本気で付き合ってる妄想をするかどうかだと思うな。

そういう意味で言えば、好きなフィギュアスケーターはたくさんいたけど恋してる人は一人もいなかったな。

中学生の頃のウッチャンナンチャンの内村さんへの想いは今思えば恋だった。

今日から俺は!」の今井くんへの想いは紛れもなく、完全に恋だった。涼子ちゃんが目障りでしょうがなくて、単行本の今井くんと涼子ちゃんのデート回の乗ってる巻だけ捨てちゃったもん(大人になってから買い直した)。

 

この話ちょっときっちり掘り下げたいので次回へ続く。

自転車

今日は虫の居所が悪かった、というのもある。トイレに行きたくて家路を急いでいたという背景もある。それはわかってほしい。

 

通りを歩いていると、前カゴいっぱいに買い物してきたらしき物を詰めこんでハンドルにも左右それぞれぱんぱんに膨らんだ買い物バッグとトイレットペーパーをぶら下げて、荷台につけた子供用イスには3、4歳くらいの幼児を座らせた自転車とすれ違った。

運転してたのは細っこい女性。積載総重量どれくらいなんだろうか。あまりの重さに自転車をコントロールしきれないといった様子で歩行者に突っ込みそうになりながら走っていく姿を見て、

「危ないなあ。今のご時世ネットでだって買い物できるだろうになんでそんな無理するんだよ」

なんて心の中で呟いた。子供を載せてるから事故ったら大変、というよりも、ぶつかられたらたまったもんじゃない、という気持ちの方が大きかった。

 

急ぎ足で自宅そばまで帰ってくると、狭い道の先から某生協の配達トラックがやってくるのが見えた。

道幅はギリギリ。私が脇を抜けるよりもトラックに先に行ってもらった方が良さそうだったので道を譲った。

ノロノロ運転で私の脇を抜けていったトラックに目をやると、窓越しに運転手さんがごめんねって感じで片手をこちらにあげているのが見えた。私は超不機嫌な顔。こんな狭い道でなんなの?誰が頼んでるんだよ。スーパーなんてここから歩いて10分もかからないんだから自力で買いに行けよ、って。

 

 どうよ、この言い草。

 

ネットで買い物できるじゃんと言った直後に配達のトラックに対して超心が狭い対応。

これはひどい。ひどすぎる。

 

運転手さんは嫌な気分だっただろうなあ。ホント申し訳ない。自分のゴミくずみたいな心根に失望した。もう二度とあんな態度とらないと約束する。

あと、配達頼んだ人もごめん。自力で買い物行けるとか行けないとか関係ない。別に誰でも頼んでいいのよ。

だからまあ、ネットで注文できるならそうしてもらってさ。配達してもらって。やっぱり自転車に子供と荷物積んでフラフラ走るのはやめて欲しいなあ。

と、トイレに行ってすっきりした私は迷惑よりも心配のほうを大きくして改めて自転車の姿を思い返したのだった。

 

しかし荷物(と子供)満載の自転車は割とよく見かけるけど、あんなヨロヨロ運転してるのは珍しいかもしれない。そういう自転車に限ってすごいスピードで走り抜けていくことが多い。多分その方がバランス取れるからだろうけど。それか、すっごい急いでるからなのか。

どうしてもって言うなら自転車押して歩くといいよ。幅は取るけどそっちの方がまだしも危なくないんじゃないか?今日の自転車のスピードだったら歩いても大して変わらないわ。それとも押して歩いてもやっぱフラフラするかな。

 

そういえば子供の頃、荷台に従弟を載せた状態で自転車を押して歩いたことがあった。どうしてそういう状況になったのかは忘れたけど、大人用の自転車に従弟を載せて、100メートルばかし先の祖母の家まで歩いた。

私は確か10歳かそこらだったと思う。大人用の自転車+従弟(たぶん5歳かそこら)の重量が辛くて、気を抜くとハンドル持ってかれそうになるし今にも倒れそうで怖かったけど、頑張って歩いた。

あと少しで到着だ、というところまで辿り着いたその時。バランスを崩して自転車もろとも倒れそうになった私は咄嗟にハンドルから手を離した。自転車は私と反対側に倒れ、自転車と共に倒れた従弟はギャン泣き。そりゃ泣くわ。

 

いやー怖い。怖すぎる。一生忘れられない。

ちなみに従弟は幸運にも大きな怪我はしなかったと思う。泣いてる従弟を連れて家に入った私は、周りの大人に「転んじゃったみたい」とか何とか言って事故のことを隠ぺいしようとしたのを覚えてる。同行者がいなかったので完全犯罪が成立したのだ。

そして、その先の記憶は無い。

なんてオソロシイ。

 

まあ、自転車って怖いよね。交通ルールまるで守る気ゼロの人がばんばん運転してる状況がまず怖い。

あと私の、自分だけ助かればそれでいい精神も怖い。まさか古い記憶をほじくり返してまで自分のゴミくずぶりを自覚することになるなんて。

 

とりあえずトイレを我慢して道を歩くと心がとっても狭くなると言うことがわかったので、これからは出先でも計画的に前倒し前倒しでトイレを済ませるようにしたいと思う。最近めっきりトイレが近くなっちゃってねえ。

それからもし自分が通りすがりの人から嫌な態度取られた時は、

「この人トイレ我慢してるからピリピリしてるんだわ」

と思うことにしよう。それで許せるかどうかは別として。

密かに筋トレと食生活の見直しをしたおかげでうっすらと体脂肪率が降下しつつあったのだけど、この年末年始で水の泡になった気がする。怖いので体脂肪計には載っていない。

体型も鏡に映して「よしよし」とほくそ笑む感じになりつつあったのだけど、この数日は全身鏡を見ていない。見なくてもわかるくらい元に戻ってしまった。

まあ体脂肪率も見た目も、そもそもモチベーション上げるために大げさに成果を喜んでたフシもあるし、やっぱり付け焼刃じゃすぐに戻るわな。継続が大事。こんなことでいちいちショック受けてないで、また一からのスタートといきましょう。

 

年末年始にそこまで暴飲暴食したわけでもないのだけど、身体の変化の原因はわかっている。あいつのせいだ。

そう、その名は餅。

美味しいんだよねえ。焼いて、何もつけずに食べるのが好き。白玉とか食パンも何も味付けしないのを食べるのが好き。味が付いてるとそこまでたくさん食べられないので(普通は逆だと思うけど)醤油でもなんでも付けて食べりゃいいんだよな。でも餅の味が好きなんだよな。ぱっとトースターに入れて4~5分で焼けて食べられちゃう手軽さもやばい。

小学生時代の年賀状人気フレーズ第一位だった「お餅の食べ過ぎに注意」の警告文は大人になった今こそ思い出すべきだわ。今の小学生は年賀状出すのかな。出したとしてお餅の食べ過ぎに注意するのかな。どうかな。

 

食生活の見直しと書いたけど、そこまで厳しいことはやっていない。ただ、毎日のように自炊する生活になったのはいいことだと思う。

今まで本当に気が向いた時しか料理をしない人生を送ってきたので、食事と言えば食べに行くか買ってくるかのどちらかだったのだ。そんでもって悪いことに、フライドチキンとか大好きなのだ。毎日のように揚げ物を食べていた数年前などは、健康診断の結果が非常にデンジャラスムードだった。

 

とは言え自炊の一番いい点は、健康に気をつかえることでも節約できることでも無いと思っている。

一番の利点はずばり、

自分の好きな物を好きなだけ食べられること

だと思う。

例えば今日作った「豆腐と野菜のトロトロ煮もどき」。これは某定食屋の大戸屋で私が一番好きなメニューを模したもので、豆腐と野菜をだし汁で煮て片栗粉でとろみ付けて溶き卵流しただけという単純かつ美味しいものだけど、これを鍋いっぱいに作って浴びるほど食べられるのは自炊してるからこそである。

大戸屋は徒歩15分圏内にあるので、私の料理の手際の悪さを考えたら食べに行って帰ってくるほうがよっぽど早いし、量的にも大戸屋で食べるので充分満足する。むしろちょっと多いくらい。

でも、今日の夜から明日の夜まで毎食食べられるくらいの量が作れるのだ。私は胃が小さくて一度にたくさん食べられないぶん、連続して満足するまで同じ物を食べ続けたい派なのだ。毎食大戸屋に行って同じメニュー食べるのはバカバカしいけど、食べても食べても無くならない量のものが鍋に入ってるのを見るのは嬉しいのだ。

食にそれほどこだわりが無いからこそのアレだとは思うけど。

あ、子供の頃兄に「餓鬼」と言われたのを思い出した。くそう。

 

※いま調べたら、大戸屋の「豆腐と野菜のトロトロ煮定食」って消滅したみたいですね。こりゃもう家でつくるしか無いのだわ。

 

あと、自分で作らないと食べられないものもあるものね。豆腐ともやしの卵とじとか、そんなの店で出してないでしょ。あるかもしれないけど今まで見た事無い。

大好きなブロッコリーも浴びるほど食べたいので家で食べるのが一番いい。ブロッコリーに関しては、サラダにのってる程度の量じゃまるで満足できないのだ。茹でて(というかもっぱらレンジでチンしてるけど)そのまま何も付けずにブロッコリーの味を感じながらむさぼり食うのが幸せなのだ。これもなかなか家じゃないとできないことだろう。

美味しんぼ』のサラダの回で山岡さんが、

「人は何も味付けしてない野菜なんて美味しいと思わないのさ」

的なこと言って、結局サラダはドレッシングの味を楽しむものだみたいな論調でいたけど、そんなことないよなあ…と思って読んでた。

でもトマトだけは別、みたいな感じで鉢植えのトマトを出してきて「もいでそのまま何も付けずに召し上がってください」ってなったのはこの回だっけかな。サラダ回も覚えてるだけで二回くらいあったのでちょっと定かじゃない。山岡さんが出したのか海原雄山が出したのか、どっちだっけか。

ともかく、少なくともブロッコリーは間違いなく何もつけない方が美味しい。マヨネーズつけても美味しいしドレッシングもいいけど、ブロッコリー自体の味が好きなので何かつけると物足りなさを感じちゃうんだよな。味を付けた方が物足りないとは不思議な現象。

そのへんで売ってる普通のブロッコリーでも冷凍ブロッコリーでも美味しいと思うんだから、よくわかんないけど無農薬有機栽培とか自然栽培みたいなブロッコリー食べたら脳天しびれるんじゃなかろうか。わかんないけど。

きゅうりも何もつけないかな。料理に使おうと思っても切ったそばから口に放り込んじゃう。じゃがいももトマトもそのままでOK。キャベツも何もつけないけど、キャベツの場合は単独じゃなくてある程度味のはっきりしたおかずと一緒に食べることが多いので、そのおかずの味で食べる感じ。なのでキャベツの味を味わいたいというのとはちょっと違うかもしれない。

ちなみにもちろんイチゴに練乳はかけない派。練乳をかけたらイチゴの酸っぱさが引き立つのかもと思って思い切って食べてみたこともあるけど完全に練乳の甘さが勝っていた。

別に健康のために調味料を控えてるわけでもないし、味の濃い食べ物も好きだしジャンクフードも大好きなんだけど、家で自分の好きなように調理できるとなった時は素材の味がわかる状態で食べるのが好きなのだ。肉も、蒸そうが焼こうが煮ようが、ちょっとだけ塩で味付けしたくらいが一番好き。

しかし全然いい肉じゃないのに素材の味が好き~とか言っちゃうと味覚オンチみたいでちょいと恥ずかしいものがあるな。なんなんだろう。

野生動物が狩りをする映像とか観てると、私もインパラ仕留めて顔突っ込んで肉食べたいなあって思うのね。なんなんだろう。

子供の頃、母が豚肉を料理しようとしてる所に行って生肉を口に放り込んだの思い出す。母が吐き出させてめちゃめちゃ口の中洗われたっけ。三つ子の魂百まで…。

あ、でも生肉は別に好きじゃないな。ユッケとか食べないし。生レバーも規制されてからは食べたいと思わない。むしろ硬くなるくらい火を通してあるのが好きだわ。

 

あまりに内容が無いので食にかけて何か別の話題も入れようと思って検索したらば真っ先に出てきたのが蜀でした。劉備の国ですね。

三国志は漫画の『三国志』(原作/寺島優、作画/李志清)と、映画の『レッドクリフ』(監督/ジョン・ウー)くらいしか知らないけど、趙雲のカッコよさはやばいですね。

あと関羽様ね。

この二人が好きなので私は蜀派です。

 

さて、最後の話題を入れたことでちょっとは深みも出たかな。

とっとと寝て明日も朝からトロトロ煮を食べよう。

これぞ神様の力

初詣に行ってきました。初って言うか今年最初で最後の詣でっていうか。

お願いしたい事がたくさんあり過ぎて家を出る前に頭を整理してから行ったのですが、いろいろ突き詰めて考えた結果、私の今年のお願い事は

「自分と自分の大事な人たちが健康でありますように」

に落ち着きました。

他のことは、試験でも勝負事でも仕事でも恋愛でもetc.etc.まずは努力をするという道がある訳で(努力できるのも才能のうちなので、努力できますようにっていう願いもあるだろうけど)。その一方で病気とか怪我とか事故とか事件とかいうものを遠ざけるには、これはどんなに気を付けても自力では完全に回避しきれない。ということはこれこそが神様へお願いするべき最優先事項なのではなかろうかと。

お正月にぺろっとお願いするくらいじゃ神様だっていちいち叶える義理もないだろうけどそれでもね。

その次にくるのが、努力でどうにもならないこと(なんだろう?妊娠とか出産関係とかかな。結婚も努力だけでどうにもならない時もある気がするなあ。あとは自分じゃなくて自分を取り巻く家族環境についてだとか。挙げてくと結構ある気がする)についてのお願いかな。

もちろん努力の道においても、自分の努力プラスαっていうことで神様にお願いするのは有りだけども。

やっぱり健康第一です。生きて健康であること。どうかどうかそれだけください。それだけと言いつつ大それた願いではあります。

 

とにかく今年の私の一番のお願い事は、「自分と自分の大事な人たちが健康でありますように」。特に自分以外の人についてのお願いは、あまり勝手に余計なお節介できないのでこれくらいシンプルに。

シンプルに。なのに、「自分の大事な人」の項目が多いため、名前を羅列するだけですごい時間がかかりました。超ハイスピードで心の中で唱えましたよ。

そんな訳でなかなか長いお願いをして、お守りを買って帰ってきました。

 

実は初めてちゃんと参拝に行ったのです。いい年して。作法とか初めて調べて。

今まであまりに曖昧にお参りしてたので、この無礼者ってんで神様のブラックリストに載ってるんじゃないかと思うと怖いです。神様はそんなに暇じゃないよーとか、神様は心狭くないよーとか聞きますけど、いやいやいや、神様って結構短気だし根にもつし仕返ししまくってるでしょいつも。

やっぱね、舐められちゃいけない訳ですよ神様は。神様どうぞよろしくっすー。なんて言ってくるアホにはやっぱり神罰を与えなきゃいかん訳です。神様は怖いものなんです。

でもでも今日は心を入れ替えてきちんと参りましたので、どうかどうか何卒。

 

おみくじも引きました。そして熟読しました。おみくじも、初めて引いたわけじゃないけどこんなにちゃんと読んだの初めて。いつもさらっと読んでお終いでした。ホント罰当たり。

おみくじって歌が書かれてるのですね(←気に留めたことがなかった)。読み解こうと思ったらすぐ下に解説が書いてありました。至れり尽くせりだなあ。

内容について、いくつか気になったのはこちら。

 

学問 自己の弱さに負けず勉学せよ

意志弱いですからね!改めて肝に銘じます!

 

争事 我意を張れば損有

人生ずーっと我意を張ってますね。今までの争いごとにおける我意については損も得もプラマイゼロって感じではありますが、確かにもうそろそろそういうのは辞めたいです。

 

願望 あせらず騒がずゆるゆる進めばよし

非常に汎用性の高いメッセージです。私が何か今心に願うことがあるとしたら、いろんな解釈をして希望を持てそうな。もうちょっとじっくり胸の内に落とし込んだらもっと深いことに気付きそうな気もするような。

 

もしかしておみくじって、今現在悩み事とか願い事が無い状態で引いてもあまり意味が無いのでは?

意味が無くはないにしても、何か指針になる言葉が欲しい時の方がより楽しめるような。

百円だし、そこまで考える必要も無いのかな。軽い気持ちでお手軽に何かのきっかけになるとイイネ!くらいのライトなものなのかな。

 

と軽薄に書き綴っていたところ、今の私が悩んでも苦しんでも無い、欲しい物も願い事も無い(人のことで願い事はあるけど)という完全に人生の凪状態だということに気付いてしまいショックを受けています。いや、苦しみや悩みは要らないにしても欲しい物も願望も無し?

そもそも今までに、何かヒントが欲しいような、何かにすがりつきたくなるような重要な事態に直面した時期ってあったっけ?

あったような気もするけど具体的には思い出せない。過ぎ去ってしまったら大抵のことが大したことなかったみたいな。そんなイージーモードな人生を歩んできたのか、私は。もしくは激烈に記憶力が無いか。あるいはその両方か…。

 

いや、そんなことない!すっごい欲しくて、欲しくて欲しくて手に入らなくて絶望したことだってあった!欲しくて欲しくて我慢せずにもぎとったことだってあった!

大丈夫!記憶力が無いだけ!

 

その昔、「煩悩の夜明け」という脚本を書いたことがありました。今思えば不完全で未熟な作品でしたが、欲求とか欲望とか胸の内にたくさんの利己的なものが渦巻いてこその人生だよ!というテーマは、昔も今も私の根っこの部分にあるものです。何より大事なのは己の欲求であり、それを第一に持つべきである。でもだからこそ己の為ではなく他者への献身というものには価値があり、それを目にした時に人は感動するという。

とは言えかように美しき他者のための行動というものは私の芝居には滅多に出てきません。何故ならそのような行動はそう簡単に起こり得るものではなく、観客の涙を誘うためなどという理由で容易く物語に組み込むような、そんな安っぽい扱いをしてはならないから、という考えによるものです。

例えて言うなら、セックスって好きな人とすると本当に気持ちいいし心が満たされるしステキなものだけど、やろうと思えばぶっちゃけ誰とでもできるしその行為自体は全然そんな大したもんじゃないし勿体付けるもんでもないし神聖視するもんでもない。でもだからこそ焦ってやる必要も無いし何なら一生やらなくてもいいし、むしろやれる状況だけどやらないくらいの方が面白いんだよみたいな。

いや、この例えは違うな。

このセックス論はいつか書こうと思って温めてたのに出すところ間違えました。

 

ともかく、芝居だけでなく現実でも、人が自分のために生きている姿を見るのが私は好きです。自分が楽しんで、自分が満たされて、人のことはその後であって欲しい(ある程度は同時進行であったとしても)。

 

百円だしそこまで考える必要も無いのかな。なんて言いながらここまで一気に駆け抜けました。初詣に行っておみくじを引かなかったらこんなこと改めて考えなかった。

取るに足らないことだろうとなんだろうと、考えることは大事です。まず考えることに意義がある。それをさせた神様の力ってすごい。

 

おみくじの言葉に神様が直接関与してるかどうかなんてどうでもいいのです。アシスタントさんの力も含めて漫画家さんの作品があるのです。柾というキャラクターを描いたのはおおやちきさんですが、それも含めて一条ゆかり先生の「デザイナー」という作品なのです。そしてまた、「有閑倶楽部」を語る時にチーフアシスタントの真弓さんが描く凸凹コンビは絶対に外せないのです。

 

神様の力ってすごい。おみくじってすごい。自宅から徒歩5分のパワースポットすごい。

今年最初で最後の詣でなんて言ってたら勿体ないですな。

ほったらかさずにすぐに観よう

先日の日記でデヴィッド・グラフさんのことを少しだけ書きましたが、「一人ポリスアカデミー祭り」開催の為に早速ブルーレイディスクを買ってきました。買ってきましたと言うかネットで買ったんだけど。こういう、労力を使わないことに関しては素早い行動。

ブルーレイディスクってカタカナ表記することってあんまり無いですよね。Blu-rayか。もしくはBD。でもBDって書くと私は何故だかドラゴンボールを思い出してしまうのです。何故だかも何もドラゴンボールを略するとDBだからなんですけどね。そのまんまだわ。

 

さて、数十年ぶりに観ました「ポリスアカデミー」はストレートに面白かったです。あんまりバカバカしい笑いって趣味じゃないんだけどお…なんて思いつつ再生しましたが、開始から5分で何度声上げて笑ってたか。いやー単純な笑いっていいですね!

ものすごく下品なネタでも笑ってしまいました。そうか、やっぱり抗えないのだなこういうネタには。好きなんだな。素直に認めましょう。

タックルベリーも記憶以上にステキでした。子供の頃の思い出って割と美化しがちなのでちょっと覚悟してたのですが、たぶん子供の頃に観たよりも今のほうが楽しめたような気がします。ブラックなネタとか下ネタとかは今の方が理解できてるでしょうしね。

(木の上のにゃんこちゃんネタだけはちょっと辛いので別の解釈だと信じ込むことに…)

デヴィッド・グラフ氏はこの時30代半ばだったようですが、実に芝居がいい!お芝居好きなんだろうなあって感じでいろいろ細かく楽しいことやっていました。…なんて分析しちゃってますが、子供の頃の私にはこんなわかったような分析抜きで、その楽しさがドカーンと伝わったのでしょう。

 

その他にも改めて惚れちゃうようなキャラがたくさん。

そもそもハッキリ覚えてたのは、タックルベリーの他は主演のマホニー(スティーブ・グッテンバーグ)と、キャラハン教官。あとはホントうっすらという感じだったのですが。

まずはスティーブ・グッテンバーグが若くてキュート!「スリーメン&ベビー」の頃より更に前の作品ですものね。と言っても当時25、6歳か。

キャラハン教官は超ナイスバディの色っぽくも厳しい教官なのですが、訓練中にできないことができるようになった生徒を見て笑顔になるところとかステキです。こんないい教官だったのね。生徒を部屋に連れ込んじゃうお色気シーンしか覚えてなかった。お色気シーンも含めて好きです。

今回観てちょっと感動したのが、内気で声の小さいフックスちゃんが終盤の犯人逮捕の時に成長を見せる場面。フックスちゃんの壁登りを喜んでくれたキャラハン教官がこの場面を見てたらきっとすごく喜んでくれることでしょう。うーんフックスちゃんの場面はいい場面が多い。可愛い。フックスちゃんが班長に暴言吐かれた時にハイタワーが退学覚悟で仕返しする場面も好き。

悪役以外はみんな楽しいいい奴ばかりでご機嫌な映画でした。悪い奴はねー。ホントむかつくのよねー。それがまたいいんだけど。

登場人物のキャラクターがどれも明確で面白いので、それぞれのエピソードをもっとたくさん観たいなあ物足りないなあとなるのが唯一の欠点かもしれません。

ドジな人がただの小ネタ担当じゃなくてクライマックスに繋がるとんでもない事件を引き起こすのとかも面白かったし、校長先生が最後にマイクの前に立つ時に演説台の下をそっと覗くところ(前半の場面でこれもとんでもない事が起こったので用心してる)も面白い…と思ったら、なんとオチでその小ネタをどんでん返し的に使うのが凝ってる!用心してたんじゃなくて、確認してたの!?みたいな。

 

映像特典はまだ観てないですが、キャスト・スタッフによるオーディオコメンタリーの冒頭だけちょっと観たところ、デヴィッド・グラフさんのことにも触れてくれてました。それも、コメディらしく陽気に!実際冒頭のタックルベリーのネタは凄く面白いのです。掴みバッチリ!って感じ。

 

これは人気シリーズになるのも頷けますわ。とりあえず3作目まで一気に買ったので楽しませていただきます。

 

ところで、バカバカしい笑いはちょっと…と言ってる私ですが、初夢が非常にバカバカしいものでして。起きてからしばし呆然としてしまいました。

某プロレスラーが夢に初出演してくれましてそれは良かったのですが、本当に終始バカバカしい展開で…。

いくつかエピソード書こうと思ったけどバカバカし過ぎるからやめときます。ちなみに某プロレスラーというのはドラゴンゲートのEita選手です。やったぜ!こんなバカバカしい夢に出てきてもらって申し訳ない!勿体ない!

 

1985年前後の作品には大好きなものが多いです。マイフェイバリット映画TOP5に入る「ターミネーター」も「エイリアン2」も「コーラスライン」もこの頃でしょ。「風の谷のナウシカ」もこれくらいな筈だし。未だに観返して楽しめるというか、むしろ大人になればなるほど楽しめる作品が多いです。

んで今気付いたのですが、私最近の映画ほとんど観ていませんね。

今年の目標いっこ決めました。観たいと思った映画はほったらかさずにすぐに観る。これだ。

映画館に足を運ぶことから始めましょう。

2019年の始まりです

新年早々、BIG.6TVさんからステキなお年玉をいただきました。

 

🎍https://t.co/hoWSZzJIst新春特別企画🎍
早大・小宮山新監督
就任記念ロングインタビュー
「妥協を許さずとことんやり抜きたい」
本編はこちら⬇️⬇️https://t.co/GESlvXLH3q
#big6tv #六大学野球 #早稲田 pic.twitter.com/8jV2z3gQIs

— BIG6.TV (@big6_tv) January 1, 2019

 

 

【BIG6.TV新春特別企画】早大・小宮山悟新監督就任インタビュー | 六大学野球 | スポーツブル (スポブル)

 

お年玉いただきましたという言い回しは何歳まで使っていいのだろうかという疑問はさておき。

 

このインタビューの何がステキって、新体制で厳しくビシビシいくよ!という空気で終始語りつつも、引退した四年生について「歴史に名を残した」と評価してくださってるところ。

そして秋の早慶戦についての評判もざっくりと。高評価なようで嬉しい!!

私は単純に早慶戦って面白いなーって思って観てたけど、秋の早慶戦はずっと観てる方からもかなり評価が高い試合だったのですね(春も面白かったけどね!)。

 

こういうとこ、私はなかなかツイてる。

3月に観た高校柔道選手権も、団体戦国士舘対天理の決勝がかなり面白くて、場内がプロレス会場並みの一体感で盛り上がったのだ。

柔道って観客のほとんどが出場選手や学校の関係者で、いわば身内を応援に来てるだけって感じなんだけどさすがに決勝は盛り上がるもんなんだなあと感心してたんだけど、後からその試合について観戦歴の長いディープなファンの人に聞いたところ、稀に見る好試合だったとのことで、盛り上がりもいつも以上だったとのこと。

初めての生観戦が良い試合だというのは幸せなことです。

ちなみにインターハイ団体戦決勝も国士舘対天理で、こちらも相当な盛り上がりだったので(後で映像観たら関係者席だか来賓席だかの人たちまですごいリアクション取りながら観てたほど)、実力の拮抗してる両校の対戦、しかも超高校級の中野寛太対斉藤立という組み合わせが屈指の好カードだからだと思うのですが。

ともかく秋の早慶戦、野球素人の私が物珍しさから盛り上がってただけでなく周囲のOBや関係者の方々からの評判も高かったんだと聞くとより一層嬉しいものです。

(とは言え早慶戦も柔道も、例え凡戦の評価だったとしても私の感動に変わりはないと思いますが)

 

小宮山監督は秋の早慶戦で解説をされた時にも黒岩さんを褒めてくださってて、もう本当にいい人!嬉しい!大好き!

ビシバシいって欲しいです。インタビューで語ってらっしゃるように、学生スポーツですのでみんなこの先のステージが待っている訳です。みんなが良い人生を送れるよう、そして…できれば…プロ志望の選手たちがみんな希望の未来を手にできるようにどうかどうか何卒…!

 

ところで今日は初詣に行ったのですが、あまりの人の多さにひるんで帰ってきてしまいました。

まあほら、苦労して並んでどうしても元日にお参りをしなければならないみたいな、そうすれば願いが叶うみたいなそういう精神論もあれだしね。見返りを求めるみたいであれだし。

という、なんか謎の言い訳をして帰ってきました。実際、年に一度しか神頼みしないみたいなほうが問題な気がするし。

ともかく明日はどんなに混んでても行ってこようと。

 

追記

今日は実家の両親に電話をしたところ悲しい報せを伝えられ、いろいろ思いを巡らせる新年の幕開けとなりました。

昨日の日記では、さよならだけどさよならじゃないと書きましたが、近しい間柄の別れにはなかなかそうは言えないものですね。

直接お別れを言いに行くのはしばらく難しそうなので、私の中の楽しい思い出をたぐり、ひそやかに心の中で送りたいと思います。

魂が安らかでありますよう。

そして家族や親族、残された人たちの悲しみが一日も早く癒えますよう。

終わりの日記から

晦日には一年を振り返らねばという焦燥感で心がいっぱいになります。それはもう子供の頃からずっと変わらずです。

人生最後の日、あるいは地球最後の日、というような気分になるのです。だから日記もちょっと終わりを意識してるというか、大げさに言うならちょっとした遺書のような遺言めいたような永遠の別れじみたものを書いてしまいがちです。

 

子供の頃は漫画のアイディア帳と名付けた罫線無しのノートを持っていて、それに断片的に思いついたワンシーンだけとかキャラ設定とかを描き、ちょっとアイディアがまとまると「らくがきちょう」(とか自由帳という名で今でも売っている例のアレ。一片を糊付けしてあるだけの80~100枚くらいの白い紙の束)にコマ割りして漫画を描いていました。アイディア帳にはナンバリングしていたのですが、小学校の高学年から中学卒業くらいまでにナンバー14、5くらいまでいったのかな。お笑いのネタ帳だってそんなに無いのに。割と漫画への熱意はあったようです。

そのアイディア帳に、大晦日にはキャラクター達に向けたメッセージを書いていました。自分の考えたキャラクターには「ひどい目に遭わせてごめん」とか「でも一番お気に入りだから許して」とか「来年はより一層ひどい展開になるからお楽しみに!」とか。いいねー。オタクっぽいねー。今もまったく変わってないねー。

それ以外にも、例えば一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」の松竹梅魅録くんや「ルパン三世」の次元大介に、あの場面がカッコよかった!とか、大好き!とか愛のメッセ―ジを。うーんまったく変わってない!

ある年には自分の生んだキャラクター全員の名前を書いて、一括で「今年もお世話になりました、来年もよろしく!」と締めるという手抜きだったにも関わらず、謎の強迫観念にかられたのかメインキャラクターのみならずその家族とか脇役とか、とにかく今まで考えた全ての登場人物の名前を書かねばと思ったらしく、ノートの端っこに漫画の作品タイトルをリストアップしつつ漏れの無いようひたすら人物名を羅列していました。手抜きによる罪悪感のせいでしょうか。やっつけなのに一所懸命。

 

高校に入ってからは片思いの男の子への恋心日記をつけていたので(ただし頻繁に相手は変わっていた)大晦日にはその気持ちを爆発させていました。基本的には好きな子ができるとすぐに告白していたのですが、告白したものの実らず、でも友人関係は続行するということがほとんどだったので、その状況での悶々とした気持ちを書いてたような。

 

上京後の10年間は、所属していたオフィス★怪人社で年越しライブやら年越し稽古(!)やら年越しイベントやら、何より嬉しい年越し生放送出演とかがあったので振り返り日記からは遠ざかっていました。人生で唯一、1年ごとの区切りみたいな概念が無かった時期でした。年またぎでも関係無く、明日は…とか、来週は…とか、来月は…とか、次のライブは公演は…という単位で考えていた幸せな時期です。

ちなみに年越し生放送は某パラダイスTVというステキチャンネルで番組MCのお仕事などをいただいてた時期のことです。渋谷で怪人社の年越しライブ→途中で抜けて新宿で生放送(極寒のロケ)→渋谷に戻る、みたいなそんなだった気がします。とても充実していた夢のような時期ですが、何せ相方のなみえに全て頼り切っていた記憶しか無いため黒歴史でもあります。ほんと、ほんっと私の意識が低くて迷惑ばっかりかけてごめん、なみえちゃん…。

 

その後は怪人社を辞めて自分の劇団である発条ロールシアターを加茂克と共に始め、年末といえば必ず忘年会を主催していました。そして私の一存で、忘年会では必ず今年の反省と来年の抱負を全員が語るという時間を設けておりました(参加者には大変不評でありました)。なので、忘年会で一年を振り返るので大晦日にもう一度振り返らなくてもいいかなーって感じにはなっておりました。

ただ、それでもやはり大晦日になると頭の片隅には日記のことがあったのです。

 

さて前置きが長くなりました。

今年の振り返り…は、11月頭と12月頭の日記でもう既にやってるからいいかなーなんて。ははは。

この長い前置きの意味は一体なんだったのでしょうか。

 

大学野球 - 自分語り-則末チエの日記

好きなものとやりたいこと - 自分語り-則末チエの日記

 

でもさっ!ホント言うとさっ!全然書き足りないわけ!

二回でも三回でも五万回でも、私が今年この人のことを知って好きになったのーっ!!っていうの語りたいわけ!

みんなさっ!酔っぱらったおじさんが何度も同じ話繰り返すのを聞く暇があったら、オタクが自分の好きなものの話を何度も繰り返すのも聞いてあげてっ!!

 

私っ!今年っ!柔道の中野寛太くんを好きになったのっ!強いのっ!天理高校なのっ!大学も天理なのっ!大学生は大会充実してて超楽しみーっ!!

あと、酒井晃輝くんもっ!酒井くんは福井工大福井高校なのっ!来年の3月も高校柔道選手権で観られるのっ!観に行くのっ!

それからっ!私っ!今年っ!早大野球部の黒岩さんを好きになったのっ!フルネーム恥ずかしくて書けないっ!くっ、くろいわさんの名前は、駿さんっ!検索避けじゃないですよっ!下の名前とかなんか申し訳なくて書けないっ!まず名前からしてパーフェクトにカッコよすぎて書けないっ!黒岩さんすっごいカッコいいのっ!でももう引退して、二度と野球してる姿見られないのっ!でもいいのっ!黒岩さんを知ってから引退までの僅かな時間だったけど、すっごいステキだったからっ!私っ、黒岩さんを知ることができて良かったっっっ!!!

あとねっ!あとっ!私のアイドル、早大野球部の福岡高輝くんを好きになったのっ!なんということでしょう!柔道の酒井くんと早大の福岡くんっ!名前がおんなじっ!!!!漢字は違えど名前は一緒!なんという良い名前っ!

 

名前と言えば私は現・WWEの戸澤陽氏の「あきら」という名前がご本人の太陽のようなキャラクターとも見事にマッチしていて世界最高峰で良い名前だと思っています。そんな戸澤さんが先日入籍を発表しましたね。おめでとうございます。

「あきら」と言えば女子柔道の素根輝ちゃんも大好きです。素根選手は本当にカッコいい。女子高生が大好きな私ですが、女子高生じゃなくても大好きには変わりありません。安藤美姫ちゃんも女子高生時代に好きになりましたが卒業して大学生になっても大学を卒業してももちろん大好きですし。

なんということでしょう。素根ちゃんも福岡くんや酒井くん同様に輝いています。輝くって実にいい字だなあ。

 

年末のドラゴンゲートの話は何から書いていいかわからないので割愛します。ドラゴンキッド選手はこの世で一番好きなプロレスラーですが、Eita選手もほぼ同じくらい大好きなので、マスクと髪の毛を賭けた試合…と聞いた時点で早々に現実逃避して試合の日が来るのを震えながら待っていました。結果だけ言うならば、そりゃマスクを守れたのが最高のハッピーエンドではあったけれど、Eita選手が髪を失ったのも辛いからね、私。

この件についてはツイッターの相互フォローしてる人でものすごく同じ気持ちの人がいらしたのが私の心の慰めでした。とブログでひっそり告白。このこと以外でも、あーっ気持ち一緒!ってなれることが多くて嬉しいのです。好き。

 

でもでもっ!ドラゴンゲートなら同じ気持ちっ!てなれる人が運良く見つかったけど、高校柔道と大学野球じゃまず無理じゃんっ!

フィギュアスケートならいるけどねっ!一緒にキャーキャー言える人いるけど、高校柔道と大学野球はいないじゃんっ!

なんでかって?

こんな、こんな、

「大好きーっ!!!」

なんてノリでこの競技を観てる人がいないからだよっ!もしいたとしても、高校生か大学生か20代前半でしょ?絶対巡り合えないし、万が一巡り合えたとしてもその年代のファンの子と同じノリできゃーっ!とか言えない!!!だって私、自分で言うのもなんだけど、私のこの自分のノリ、気持ち悪いもん!!!相手はアマチュアスポーツ選手だよ?高校生とか大学生だよ?引く!

なのでツイッターでは、高校柔道も大学野球も、どんなに心の中ではしゃいでいても表向きは多少ブレーキをかけて発言しているのです。

ふむふむ、●●選手は良い選手だねえ、うむ、みたいな。つもり。

 

だからさっ!もう、同好の士には会えないし語れないからさっ!自分で語るのっ!自分語りなのっ!そんで自分の書いた文章を読んで、そうそうわかるーっ!ってなってニヤつくのです。

だってカッコいいんだもん!カッコいいと思ったら、

 

すげええええ!!!かああああっこいい~~~~~!!!!!

 

みたいな言葉しか出てこないんだもんっ!

こういう形での表し方しかわかんないんだもんっ!

 

12月に何してたかなんて恥ずかしくて言えない。もうずーっと大学野球の映像とか情報とか追いかけてた。ネタ書いたりもしたけど、趣味の方もぜんっぜんセーブなんてせずに大学野球追いかけてた。自分でも引くくらい。

一応真面目なことを考えたり日記に書こうともしてたのですが、毎日忙しくて書けなかったです。何が忙しいかは繰り返しになりますので省略します。

 

今日はもともと何を書くつもりだったかもう忘れました。

 

あ、最後に一つ。

今日の昼のことです。子供の頃に観た「ポリスアカデミー」という映画に出てくる武器マニアだか拳銃マニアだかの役の人が好きだったなあとふと思い出して検索してみたところ、その役・タックルベリーを演じていたデヴィッド・グラフさんが既に亡くなっていたのを知りました。

亡くなったのはもう17年も前のことでした。まだ50歳という若さでした。心臓発作で、と書かれていました。

でも、映画を観てから数十年経ってもあの登場人物を好きだった気持ちを覚えているし、あの登場人物は永遠に生き続けるし、私の好きな気持ちも変わらないなあと。そう考えたらデヴィッド・グラフさんは永遠に残る物を生み出し、残してくれたのだなあと。

 

一条ゆかり先生が漫画をもう一度描いてくれたら嬉しいと思う反面、もう一生分楽しませてもらったしこの先も読み返して永遠に楽しむことができるのだからもう充分、とも思うし。

 

黒岩さんや、卒業して野球人生はこれで終わりと言ってる四年生たちが野球をしている姿をもう私は観ることはできないけれど、それでも私は四年生たちのあの姿を忘れないし、あの日あの時、あの試合をあのプレーを見た人たちの、応援した人たちの心の中に残り続けるのだなあ、と思うし。

 

訃報からこういう話に繋げるのはあまり趣味ではないのですが。

さよならだけどさよならじゃない、ということを思うのです。

 

と同時に、フィギュアスケートの山田耕新くんの滑りをこれからもまだまだ観たいし、鈴木潤くんもできるだけ長く滑ってくれたらこんなに嬉しいことは無いし、高橋大輔さんも勿論これからも是非!と思うし。

好きな人たちの姿や作品を、なるべく長く、少しでも多くの時間観ていたい、と思うのは当然です。切望しています。

そして、これでお終い、となった時に受け取る側の自分が後悔しない方法はたったひとつだけ。観られるうちに可能な限り足を運んだりこの目で見たり、ということだけなのですよね。

 

寂しくても悲しくても辛くても、後悔だけはしたくないなあと思うのです。

ああ、やっぱり大晦日は一区切りつけたくなる。でも今日は、別れの日記というよりも、愛の日記になりました。

愛は終わらないので、今日の日記が愛の日記になったということは、大晦日には人生最後の日記を書かねばと言う呪縛から解放されたのかもしれません。

 

よし、開き直ってまた明日からもしつこく愛の爆発日記を書こう(まだ開き直れてない)。

 

犬が好きです。可愛いです。大きいとちょっと怖いけど。

同じくらい猪も好きです。可愛いです。大きいとだいぶ怖いけど。

今日も明日も好きなものがたくさんで、なんて幸せなのでしょう。