恋かそうでないか

「アイドルが結婚を発表した時に祝福できないのは本当のファンじゃない、ファンなら好きな人の幸せを喜ぶものだ」

 

みたいなことがね、一時期話題になってましたね(普遍的な話だろうけど1、2年前くらいになんか派手なのあったよね。恋愛禁止のアイドルが彼氏がいるのを週刊誌にすっぱ抜かれて、それを受けて結婚発表しちゃってどうのこうのみたいなの)。

そんなもん、みんながみんなただのファンって訳じゃないんだから無茶言うなよって感じだよね。恋心抱いてる人だってたくさんいるだろうさ。片思いの相手に恋人がいるのが発覚したり結婚発表されたりしたら心穏やかじゃないだろうさ。

もちろん片思いなんだから怒るのはおかしいとも言えるけど、みんながみんなそんな理性で生きられる訳じゃないしさ。筋違いとわかっていてもどうしようもなく荒れ狂って可愛さあまって憎さ百倍、みたいになっちゃうことだってあるさ。

逆に、恋心なのに祝福してる人もいて、これはホント偉いと言うか健気と言うか。某プロレスラーが結婚発表した時、苦しみながらもおめでとうの言葉を言ってる人とか見て、胸がきゅんとしたものだ。その後もそのレスラーのファンが減った感じはまるで無いので、みんな受け止めて応援してるのだなあとちょっと感動した。

ちなみに私もそのレスラーは大好きだけど(ドラゴン・キッドが殿堂入りの最愛レスラーだとしたら、その人は素直に大好き!って感じ)結婚発表を聞いた時はただびっくりというか。次いで、側で支えてくれてありがとうありがとう、という結婚相手の方への感謝の気持ちが沸き上がった。

あと、人気レスラーが団体を卒業したその試合の直後(翌日くらい?)に発表されたので、ショックとショックで相殺された感はあったかもしれない。いいタイミングだったと思うなあ、あれは。卒業の寂しさすらも一瞬吹っ飛んだので私は。

 

このように善きタイミングで、特に人気商売の人はあまり雑な発表の仕方はしない方が平和だよね、っては思う。

 

自分の気持ちが恋心なのか応援してるだけなのかの見分け方は簡単で、本気で付き合ってる妄想をするかどうかだと思うな。

そういう意味で言えば、好きなフィギュアスケーターはたくさんいたけど恋してる人は一人もいなかったな。

中学生の頃のウッチャンナンチャンの内村さんへの想いは今思えば恋だった。

今日から俺は!」の今井くんへの想いは紛れもなく、完全に恋だった。涼子ちゃんが目障りでしょうがなくて、単行本の今井くんと涼子ちゃんのデート回の乗ってる巻だけ捨てちゃったもん(大人になってから買い直した)。

 

この話ちょっときっちり掘り下げたいので次回へ続く。