大学野球 - 自分語り-則末チエの日記

1年9か月ぶりの日記です。
その後、ドラゴンゲート熱は一時期よりも収まりつつも変わらず。
「帯をギュッとね！」を再読したことにより高校柔道の生観戦→贔屓の選手ができたり（天理高校の中野寛太くんと福井工大福井の酒井くんが好き）。
どういう風の吹き回しか唐突に六大学野球の生観戦→贔屓のチームができたり（早稲田を応援）。
今年は芝居お休みと言う事もあり、どっぷり趣味にはまっています。っていうか少し前まで趣味ありませんって言ってたけど今なら言える！趣味は大学野球観戦と柔道観戦です、って！全国教員柔道大会とか面白かった！
ドラゴンゲートに関しては、趣味：ドラゴンゲートって言う訳にいかないし、プロレス観戦と言いきれるほど他団体を観てる訳じゃないのでそれも気が引けるし。
マンガは、趣味ですっていうより人生そのものです、って感じなのでね。今は趣味っぽい趣味ができた。やったぜ。

早稲田大学野球部の魅力について語る前に、大学野球を観ることになったきっかけを語ります。自分語り！これを読めば私の全てがわかるよ！

2015年の夏、私は2週間ほど旭川の実家に帰っておりました。何年も帰っていなかったのでちょいと多めの日数。交通費も高いから一度で済ませようという合理性。
夏と言えば甲子園。父は昔から毎年静かに高校野球を眺める人でした。プロ野球もよく見てるから野球好きなのかな？あんまり熱狂はしないけど。
そんでもって2015年と言えば清宮選手が出場してる年で、まあそれこそ出場する試合があろうとなかろうと毎日テレビで名前が出されるくらいマスコミが取り上げてた訳です。我が両親は「あのラグビーの清宮の息子が…」みたいなことを言ってたっけ。
私はもともと野球に1ミリも興味が無いので、ふーんって感じだったけども、他にやることも無いし（この時の帰省はどこにも出かけずひたすら家でダラダラすることを目的としていた）。家族とのコミュニケーションの意味も込めて付き合い観戦してた訳ですよ。
そしたらば！

話題の清宮くんの試合中に、笑顔でチームを引っ張るこのステキな選手は一体なに？誰！！！？

これが当時の早稲田実業のキャッチャーにして主将を務める加藤雅樹選手との出会いでした（出会ってない）

ピンチの時でもニコニコとピッチャーに声をかける加藤くん。立ち姿も走る姿も何もかも美しい加藤くん。輝く笑顔を出し惜しみすることなく振りまいてくれる加藤くん。しかしながら真剣な眼差しの凛々しい加藤くん。
主将でキャッチャー。キャプテンで捕手。そして四番バッター！
かっこいい！！！

まあ一言で言うとその加藤くんが早大に進学して野球をやっているのでそれを観に行ったというだけの話です。簡単。

とは言え本当に本当に野球に興味が無かったので、加藤くん入学から2年もの間、試合を観に行こうと思うほどの熱は湧きあがらなかったのですが。
キッカケというならば、清宮くんの高校卒業＆プロ入りかな。連日のニュースを耳にしながら、そういえば早実の先輩たちは進学して大学野球やってるんだよなあ。加藤くんは勿論、その下の代の金子くんとかも上手くて好きだったなあ…と思って調べてみたらば六大学野球ってば試合の生中継もネットでしているみたいだし、神宮は近いし、いっちょ観てみようかなあと気が向いた訳です。
しかしながら実際に球場に足を運ぶのは少しハードルが高かったです。野球場なんて行ったことないし、行こうと思ったことすら無いし。
「飛んでくるボール恐怖症」及び「遠近感をつかめない症候群」の私は卓球の球さえキャッチできないのです。それがもしファウルボールなんて飛んできた日には避けることもできないんじゃないかと。トリの糞が頭に直撃した嫌な思い出も蘇ります。
それでもネットで試合を観てるだけではどうにも物足りなくなり、遂に神宮に向かったのでした。六大学野球は早慶戦以外なら外野席が女性（とか老人とか）は入場無料ってとこも後押ししてくれました。とりあえず現地に行ってみて無理なら帰ってこようと思って行けたので（六大学野球のチケット代なんて、外野800円・内野1300とかなんで無料じゃなくても充分お試しできる金額ではありますが）。

プロ野球も高校野球も、テレビでやってるの観たことあります程度の私が言うのはなんですが、大学野球は面白いです。
高校生でも上手い人・上手いチームはあるけれど、全体的に総合して見たらやはり積み重ねがあるぶん高校生よりハイレベルだなあと思うし、プロ野球には無いアマチュアスポーツ特有の熱さもある。
そう、熱さ！
甲子園ファンの人ってたくさんいるでしょ？みんな大学野球を観に行くといい！
高校球児たちの成長した姿を見て「ああ、大学でも頑張ってる！」と、それだけで熱い気持ちになります。あらゆる面で成長してるとはいえあくまで学生なので、そう変わらぬ気持ちで応援できるはず。
高校球児の汗と涙が好き？大学生だって汗も涙もあるし！マスコミの感動押し付け演出が無いぶん、むしろ甲子園のテレビ中継より素直に胸に響くものがあるかも（感動演出過剰っすよねー）。
そうして観てるうちに、出身校とか甲子園経験と関係無しに純粋に大学野球ファンになっちゃうこと間違いなし！私はたまたま六大学野球ですが、全国のあちこちでその土地の大学野球は観られますし、各リーグの優勝チームが日本一を決める明治神宮野球大会はテレビやネットでも観られますので是非！
ちなみに今秋の明治神宮野球大会は11/9（金）から！六大学野球の代表は法政大学。高校生の部もあるよ！
スカイA放送予定　https://www.sky-a.co.jp/category/baseball/4000110/
ネット配信　https://sportsbull.jp/

なんで早稲田なのかと言われればそれはもう加藤くんがキッカケではありますが、1年生から引退した4年生まで満遍なく魅力的な選手がいっぱいいるから、このチームが好きだから、だから応援してるんです、と今は言い切れます（ついでに対戦相手にもやはり思い入れが強くなってしまうので、次第に勝敗つくのが辛くなってきたりもしますが）。

ところで、なんとなくしかルール知らないので今更ルールブックなるものを買って詳しく勉強しながら観ていますが、最低限のルールは私ですら知ってるあたり、野球ってすげーなーと思います。小学生から大学生まで、社会人もプロも、はたまた草野球まで。実に国民的スポーツですな。
私は早稲田のエース小島キャプテンがロッテに入団決まったので、自分の中でまさかのプロ野球観戦ブームまで巻き起こってしまうのではとハラハラしています。そんな普通の趣味まで持ってしまったら…私…1日24時間じゃマジで足りない。

加藤雅樹選手との衝撃の出会い当時の日記。テンション高い。