欧州選手権

自分でも驚くほどの忙し週間真っ只中なのだが、ついつい気になってしまう欧州選手権
ペアは終了。なんとサフチェンコ・ゾルコビーを僅差で抑えて、川口・スミルノフが王者に!すごいよ!また更に五輪が混戦状態に!!(笑)
ペアって1グループ4組だっけ?ってことはこの空前絶後の大混戦が予想される、中国3ペアとヨーロッパ3ペアで繰り広げられるハイグレードな五輪エントリーの中、2組は最終に残れないってこと?そんな馬鹿な!!
ああああ面白いけど辛い。

で、混戦といえば男子がやっぱり凄くて。
とりあえず昨日のショートで最終グループに残った6人と、まさかの(ってこともないけどやっぱりショックな)8位のベルネル選手の動画だけ観たので簡単に感想(7位のコンテスティは見つけられなかった)。ここからあからさまに敬称略。

プルシェンコ。すげえの。ジャンプ、凄すぎて笑えるくらい。他の要素も、明らかに良質。私はトリノソルトレイクのシーズンを観てないこともあってプルシェンコに思い入れが無いのだけど、凄いもんは凄い。

そして思い入れがないもんだから、競技に復帰することを聞いた時には、喜ばしいこととは承知の上で「ちょっと勘弁してよ」とも思ったし、「バンクーバーはほどほどにやってくれていいんだよプルシェンコさん」なんて思ったこともあった。
でも、かつての「4回転跳んで当然」な時代のように、こぞって4回転跳びまくり決めまくりの欧州選手権を観ていると、やはり安定したクワドラプルジャンパーは一人でも多い方がより面白いなとか、おそらく他の選手のモチベーションがプルシェンコのおかげでアップしてるであろうこととか(特にジュベール)、そしてもちろんプルシェンコのその、人間の身体能力の限界を見せ付けてくれるようなプログラム(他も良いけど特にジャンプ)を観られる幸せ、なんてことを考えると、とにかくやっぱり復帰は嬉しいなと今は心から思う。奥さん、復帰をすすめてくれて本当にありがとう。と、世界中のプルシェンコファン及びフィギュアスケートファンは思っているであろう。

ブレジナくん。おおおおー。君やっぱすごいよ!何だこの出来の良さは!!腕についたチェコの国旗をしきりに指差してるとこがまたぐっとくる。今後はどうか、どうか4回転もよろしくね!!ブレジナくんの動画は残念ながら音が遅れて聞こえるよ状態だったのだが、無音で観てもそれなりに良かったってことは相当良かったんだろうな。ああ、JsportsPlusに加入して良かった。あとでちゃんとしたのが観られる。