いいこともあれば悪いこともある
東京六大学野球公式コンテンツ、TOKYOROCKSというのがあります(六大学野球の公式サイトはスポーツブル内にあるのですが、それとはまた別。運営元どこなのか未だに謎)。
そしてこちらのアプリをダウンロードすると、獲得ポイントで選手カードを引けるというお楽しみがあるのです。
やっぱり野球といえばカードですね!プロ野球チップスとか!今まで集めたことないけど。
各大学の選手のチョイスがどういう基準なのかたまにわからない時もありますが(おそらくその年度の春の時点でのベンチ入りメンバー?レギュラーの選手たちなのでしょうけど。え…あの人いないの?みたいなこともあったり無かったり。なんで唐突にこの選手2バージョンあるのだろう?とか。背番号の旧バージョンと新バージョンがあるのとかはすっごいテンションあがります。正捕手の背番号背負った岸本さんみたいに!)
こちらのポイントですが、まずは1日1回ログインポイントがもらえるのと、後は六大学野球のゆかりの場所にアクセスすることでもポイントがもらえるのです。神宮球場だとか、各大学のキャンパスだとか、大学御用達の飲み屋街のお店とか(たぶん)。
私は中央線によく乗るのでポイントを集めやすいこともあり、せっせとカードを引いた結果、ほぼコンプリートしました。
が、早大の小島選手の2枚目のカードがどうしても出ず、毎日カードを引いては落胆する日々が続いておりました。
こんな勿体付けた文章で語るようなことでもないので、サクッと言います。
今日、遂に小島キャプテンの2枚目ゲットしたーーーーー!
2枚目の存在があるのは知ってたのです。親切な方が見せてくれたのでどんな写真かも知っていました。が、そこはやはり自分で手に入れたい!それがようやく叶ったのです!
これは今日はいいことありそう。いやいや、もうこのカードが出ただけで充分いいことあったし。そうか、今日から新人合同自主トレが始まるから、それに参加する小島さんにいいことがあるんだな!
なーんて浮かれていましたらば、なんと!
一昨日買ったばかりの手袋を片方無くしてしまいました!
内側がボアで、すっごいぬくぬくのお気に入りの手袋だったのにーーー!
まあ、そんな訳でプラマイゼロってとこかな…なんて思っていたのですけど、千葉ロッテマリーンズの公式さんのみならず、浦和球場に見学に行った方もツイッターやらインスタやらでたくさん小島さんのお写真をアップしてくださってたので、まあ…やっぱり今日はプラスの日だったかなーなんて。思わないとやってられない。
ともかく、今日一番の悦びを与えてくれたのもすごいショックを和らげてくれたのも共に小島さんでしたってことで。
小島キャプテンと他4年生の皆さんと在校生の皆さんと卒業生の皆さんにいいことがありますように。範囲ちょっと拡大しました。愛おしいなあ。
手袋は同じの買い直します。
技術
元日にやっていた安藤美姫さんと小塚崇彦さんの出演したバラエティ番組は永久保存版だなあと思いながら何度も観返している。
海外ゲストのジョニーとサラの出演も嬉しかったけど、何より大好きな美姫ちゃんと小塚君の滑りが観られるなんて最高の企画だわと。
技術に惚れ惚れ。特に小塚くんがただ滑ってるだけの姿を延々観たいというのはフィギュアスケートファンなら理解できる感覚だと思うのだけど(小塚くんの部分は他のスケーターにも変換可能。例えばパトリック・チャンとか)リンクを数周滑るだけでも見とれちゃう。6分間練習でリンクに飛び出して行った時の姿を思いだすよねえ。ああ、本当に良い企画。
美姫ちゃんの技術も凄かったけど、何よりこういう勝負ごとに挑む時にすごく真剣になるところが好き。真剣に勝ちに行って思い切り楽しむところが本当に好き。尻もちついて大笑いしてるの可愛かったなあ。
そして万能戦士の小塚くんのミスは、ミスでありながらも持ち前の運動神経の良さを発揮するという事態に。大笑いしたわ。
対決結果は、勝者がジョニーさんと小塚くんだったので、普通に女子の体力を男子の体力が上回ったというところかな?スピン対決はランビエールさんの「身体がちぎれそうになる」という言葉を思い出してちょっと冷や冷やしたけど。
面白かったです。
小塚くんは一時期スケートを完全に辞めていた時期があったのだけど、その後奥様のススメで再びリンクに戻ってきてくれた。その復帰間もない頃に出演したアイスショーでの小塚くんは、基本的に綺麗な滑りは健在だったのもののスピンの出来が本人比でちょっとだけ前よりも衰えた印象があった。
それを見て、そういえばスケートの様々な技の中でもスピンは特に練習できてるかどうかが如実に表れると聞いたことがあるっけなあと思い出したのだった。
その後小塚くんの滑りを観る機会はしばらく無かったのだけど、この番組でスピンだけを切り取って観る限りではそのスピンもきっちり良い時に戻せていたように思うけどどうだろう。見る目が無いので、そもそも衰えてなかったという可能性もあるけれど。
ピアノは3日弾かないと技術が後退するとか何々は1日休むとどうのこうのとかいろいろ聞くけれど、それがもし本当だったとしても基礎をきっちりやってきている人ならば少しやればちゃんと元に戻せるのだろうなあと思う。今まで努力して身につけたものを、完全に失ってしまうなんてことは無いんだと。
まあ取り戻せると簡単に書いてるけど、取り戻すところがまず大変な努力を要するのだろうけど。
いい話だなあ。ちょっと違うけど筋トレも、多少さぼってもやればまた筋肉戻ってきてくれるもんね。ホント私の身体は私の人格と違っていい奴だ。信頼できる奴だ。こちらのモチベーションをあげてくれる有能な奴だ。
この日記も3、4年くらい前までのはすごいキレがあって面白いのがあったりする。関連記事とか辿って読み返すと、お、なかなかいいじゃんと読みふけってしまうこともある(どんだけ自分が好きなんだ)。たぶん台本も日記もじゃんじゃん書いてたのが程よい養成ギプスになっていたのではないかなと。まあ習得した技術というよりは書き慣れて筆が進んでただけという気がするので、これに関しては取り戻すというよりまた地味に地道に精進していくしかない気がするのだけど。
好きこそものの上手なれというのは、好きなことだから飽きずに投げ出さずに継続していけて、苦労も乗り越えられて、結果的に上達するということなのだね、と改めて。
嫌いだけど得意、みたいなのは本当に才能なのかもね。
しかしながら昔の日記、確かにキレはあるけど間違って書いてることもヒジョーに多くてガッカリすることもしばしば。
って言うか今年の1月1日の日記で、正月早々国士舘の斉藤選手の名前を間違えて書いてたし。昨日ひっそり直したけど。
何かを紹介する記事なのに私の理解が間違ってるとか、結果を間違ってるとか(早大の2018春のリーグの順位を間違えて書いてた)、何より人の名前やパーソナルデータの間違いって凄く凄く失礼よね。
誰が読んでる訳じゃない日記。さりとていつ誰が目にするかわからないネット上での公開日記。こういうのはやっぱり最低限無くさねばなと。
もう、技術以前の問題ね。
回転銀河
海野つなみさんの『回転銀河』読了。
面白かったあああ!
高校生のいろんな恋愛を描いたオムニバス作品。1話目が近親相姦カップルと言うなかなか強烈な始まり方。
自分に兄弟がいることもあって近親相姦ものはあまり好みでは無いのだけど(嫌いじゃないけど共感できない)、でも作中に出てくる
「好きになっちゃいけない人がいるんだったら『好き』ってなんなの?」
というヒロインのセリフ。このセリフひとつで、なんだか全てを肯定できる気分になってしまった。
海野つなみさんと言えばドラマも大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』だけれど、この逃げ恥でも私は何度も自分の思い込みをひっくり返された。
自分で言うのもなんだけど、私はかなり柔軟性が高いというか、言い方を変えればあまり特定の価値観に捕らわれない方だと思うのだけど、世間の常識に捕らわれない代わりに自分の価値観や決まり事がガッチリ固まってるものも少なからずあったりする。
でも、その自分でも半ば無意識に持っている先入観を覆されることが多くて、それも海野つなみさんの作品の大きな魅力の一つだと思う。
(逃げ恥で言えば、そうは言っても25歳差は無理だろうと思ってた百合ちゃんと風見さんのエピソードとかね!あれは最高だった)
この1作目のヒロインの元彼でお友達のイズミくんが凄くいい子。イズミくんにもハッピーなことが起きて欲しいなあ。
全6巻、全ての登場人物が愛おしいのだけど、王子様な須磨ちゃんと不愛想な池上くんのエピソードがすっごくキュンキュンくる。特に2巻の1話目は、途中まで須磨ちゃんに感情移入して胸がえぐられるように辛い気持ちだったのだけど、ラストの方で池上くんの可愛さにやられた。
海野作品の男の子は、嫌な奴でも傲慢な奴でも不器用さがあったりしてそんなところも好き。
私は池上くんみたいな愛想が無いうえに意地悪で怖い人っていうのが好きじゃなくて、話はずれるけど恋愛シミュレーションゲームとかのサンプルを見てると出てくる男がどいつもこいつも「ドS」とか「俺様」とか「意地悪」とか「強引」とかそういうキーワードばっかりで、ハッキリ言って一人も好みのタイプいないんですけど!って感じだったのだけど、池上くんはそういった意地悪さの中にも不器用さを見せてくれるのがいい。非常に可愛い。
オムニバスの後半のメインキャラである悪魔の双子も、なんだかんだ不器用で可愛げがあるので救われる。
女は愛嬌っていうけど、男だって愛嬌で全て許されるよ!可愛いのが最強!
意地悪でドSで隙が無い万能戦士の男なんてどんなに顔面偏差値が高くても1ミリもカッコいいと思えないわ私。
須磨ちゃんのお友達の恭子ちゃんと守口くんのエピソードもいい。守口くんはめちゃくちゃストレート勝負でカッコイイよ。
番外編的な物語の「クロニクル」も好きだな。姉の友達との恋、いいねえ。
この『回転銀河』は去年復刻版が出たそうで、私は昨日本屋で見かけて知ったのだけど興奮のあまり声が出そうになるほど嬉しかった。
逃げ恥の連載第一回目をたまたま読んで一発でファンになったものの、他の作品がなかなか手に入らず(『豚飼い王子と100回のキス』は買えた、これもすっごいキュンとする話。最高)意気消沈してたのだ。
女性誌に掲載された作品全般に言えることだけど、本当にあっという間に絶版になってしまう。少年誌とかでも同じかな?ずっと読めるのは本当に一握りの大ヒット作だけなんだよねえ。
この『回転銀河』と未読の『デイジー・ラック』の復刻は間違いなく逃げ恥のヒットのおかげだよね?ね?ありがたい!
私はドラマは観てないのだけど、原作の面白さを損なわず、かつキャスト・スタッフが良い感じだったんだろうなあ。ドラマのファンの方たち、ありがとう。マンガが面白くてドラマが作られて、そのドラマも面白くて過去作品が復刻される。なんて素晴らしい夢と希望のある話。有難い。ホントに有難い。
そういえば悪魔の双子の話に出てくる和倉ちゃんが、「わかった!」って言いながら勢いと思いつきでガンガン喋る場面でちょっと笑ってしまった。私もそういうヒロイン書いたことあるある。和倉ちゃんの方が賢いけど、私のヒロインもそういうとこ魅力的だなーって思って書いたのだ。なんというかネタが被ってどうのこうのよりも、単純に嬉しいわ。光栄です。
そんくらい海野つなみさんの作品が好き。
万が一私の芝居と回転銀河の両方を観たレアな人が存在してたとして、私がネタをパクったと思われたら恥ずかしいので弁解の意味も込めて書いておこう。その両方を観た人が更に私のブログを見ているなんてこと、レアケース過ぎて可能性ゼロって気もするけど。
逃げ恥の続きが描かれるという話を聞いてるので今年はそれも楽しみだ。
※余談。海野つなみさんはどうして先生呼びじゃないのかというと、元々私は漫画家さんを手当たり次第先生呼びするのは逆に失礼なのでは…?みたいな考え方があって、私が生まれる前から活躍されてる漫画家さん以外は先生ではなくさん付けする習慣があったのだ。
とは言え何となく便宜上とか話の流れ上とかで先生呼びすることもあるのだけど。
敬意の意味で言うならば海野つなみさんは紛れもなく私にとって「先生」だし、大好きで尊敬する漫画家さんの一人であることに間違いない。
恋かそうでないか 2
昨日の日記を読み返して思ったのだけど、
自分の気持ちが恋心なのか応援してるだけなのかの見分け方は簡単で、本気で付き合ってる妄想をするかどうかだと思うな。
このくだり。
あの、付き合ってる妄想…しませんか?しない?しますよね?
リアルで好きな人だと私はすぐ告白しちゃうんだけど、現実的に出会うことすらまあ無理だろうという相手とか、無理じゃないけど付き合っちゃいけない相手(仕事の付き合いの関係で絶対にトラブル起こしたくない人を好きになりかけた時が昔あった)だとかいう場合は妄想で完結させることがある。
あと二次元のキャラとか。絶対に実らないからね、文字通り住んでる次元が違うから。
そう。私の妄想が本格化したのは、小学生の頃に「有閑倶楽部」の松竹梅魅録くんを好きになった時だった。
それまでも、古い記憶だと保育園に通ってる頃から妄想が趣味だった。特に寝る前の布団に入ってからの妄想タイムが大好きで、映画好きな人が映画を楽しむように妄想を楽しんだ。目をつぶり妄想をし、隣の布団で母が眠ってしまった後もずっと一人で楽しんでいた。おかげで常に睡眠時間が足りてない子供だった。
そんな私が魅録くんに恋をして、しかし相手は漫画の中の人物。本に入れないかと試しながらも、ちょっと待てよと思う。
今のこのちんちくりんなままの私が漫画の中に入れたとして、魅録くんにはまるで相手にされないのでは?
かくして私は魅録くんに釣り合うキャラクターを創造し、その子を私の代わりに脳内で漫画の世界に送り込み魅録くんとお近づきになったのだった。
以降、二次元のキャラのみならず、芸能人(昨日書いた内村さんなど)を好きになった時にも、恋愛できるキャラクター及び出会いから恋に落ちるまでの詳細なシチュエーションを考えることで無事恋を実らせてきたのである。
ちなみにファンか恋かの違いというのは二次元でも同じようにあって、例えば「健太やります!」に出てくる坂見台バレー部エースの前田くんは、大好きだけどこれは純粋にただのファン。なのでヒロインの近森さんとくっつきそうでくっつかない関係が大好きだった。もちろん明確にくっついてくれても大歓迎。
ゲーム「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」のフィンくんも最初はただのファンだったのでアルテナ王女とくっつけばいいのになーなんて思ってたけれど(ゲームの仕様でこの二人はくっつけられない)、いつしかそれが恋に変わってしまったため遅ればせながら自分の代わりにゲーム世界に入ってくれるキャラクターを考え出した。
過去の話みたいにして書いてるけど、ハッキリ言って漫画とかゲームとかのキャラクターへの恋は永遠だ。
今でも妄想タイムは続いているのだ。自分の憑依キャラとは言え全て別々の人物であるため、浮気にはならない。なんて素晴らしいシステム。
んでね、同人誌書いたりする人だと理解してもらえると思うのだけど、史実は曲げられないのですよ。妄想と言えど。公式発表を崩すのは禁忌なのだ。
内村さんが結婚した後に、結婚してないということにして恋人妄想することはできないのだ。
ヤムチャ様がブルマと別れた時は「なんでだよブルマ!なんでベジータなんだよ!」と憤りつつも、これで妄想ができる…と心の片隅で思っていた。子供の頃泣く泣くヤムチャ様を諦めた少女の妄想がまさかの復活愛。人生はいろいろだなあ。
もしサービス精神旺盛な作家さんが、完結した物語のその後の話を書いたとして。もしそこで自分の好きなキャラクターに恋人や配偶者ができていたら、それは非常に重大な、人によっては突如失恋させられる大変な出来事な訳だ。たまにあるよね。
くれぐれも、本編での伏線を張ってなかった相手と突如くっつける後日談みたいなのは書かないでいただきたいものだ。せめてこちらとしては、仲良くなっていく過程を見て徐々に諦めていきたいのだ。言われてみれば仲良かったもんなあとか、あの事件が元でお互い心の拠り所になったのかなあとか、何か理由があればせめてもの慰めになるのだけど。
そうは言っても私との恋は所詮私の妄想だし、同じ世界の人と寄り添って生きていけるならその方がいいよね、とか。あー苦しい。
結局のところ、ファンだとしても恋心を抱いてるにしろ、プラス愛情があれば相手の幸せを願うことはできるのだ。最終的に。
そして、例えばアイドルに恋してるからと言って本気で付き合えると思ってるとは限らないし、もし思ってたとしても別にいいじゃんってことだ。
迷惑さえかけなきゃいいのだ。
利己的な振る舞いによって相手や周囲に迷惑をかけるのがいけないのであって、それは手に届く相手へのリアルな恋でも有名人への恋でもはたまた人間以外への恋でも別の次元の住人への恋でも同じだ。そして恋するということ自体はどれも等しく尊いことであると思うのだ。
そしてまた恋では無く純然たるファンであっても、相手や周囲に迷惑をかけるのがいけないということに変わりはないし、応援すること自体がこれまた言うまでもなく尊いことであるのだ。
しかしまあ妄想と言うのはあくまで自分だけで楽しむヒメゴトであるからして、こうして妄想の内容に触れるのはちょっとかなりアレだし何より恥ずかしいよなあと思うのだけど。
もうすぐ78歳になる母が先日、
「ライトノベルの●●のシリーズが終わっちゃって寂しいから、後日談を妄想してるんだよねー」
という告白をしてくれたので、私もこれからも元気に妄想していこうと思う。
恋もしていこうと思うし、ファン活動もしていこうと思うし、様々な形の熱烈な思いを糧に生きていきたいと思う。
恋かそうでないか
「アイドルが結婚を発表した時に祝福できないのは本当のファンじゃない、ファンなら好きな人の幸せを喜ぶものだ」
みたいなことがね、一時期話題になってましたね(普遍的な話だろうけど1、2年前くらいになんか派手なのあったよね。恋愛禁止のアイドルが彼氏がいるのを週刊誌にすっぱ抜かれて、それを受けて結婚発表しちゃってどうのこうのみたいなの)。
そんなもん、みんながみんなただのファンって訳じゃないんだから無茶言うなよって感じだよね。恋心抱いてる人だってたくさんいるだろうさ。片思いの相手に恋人がいるのが発覚したり結婚発表されたりしたら心穏やかじゃないだろうさ。
もちろん片思いなんだから怒るのはおかしいとも言えるけど、みんながみんなそんな理性で生きられる訳じゃないしさ。筋違いとわかっていてもどうしようもなく荒れ狂って可愛さあまって憎さ百倍、みたいになっちゃうことだってあるさ。
逆に、恋心なのに祝福してる人もいて、これはホント偉いと言うか健気と言うか。某プロレスラーが結婚発表した時、苦しみながらもおめでとうの言葉を言ってる人とか見て、胸がきゅんとしたものだ。その後もそのレスラーのファンが減った感じはまるで無いので、みんな受け止めて応援してるのだなあとちょっと感動した。
ちなみに私もそのレスラーは大好きだけど(ドラゴン・キッドが殿堂入りの最愛レスラーだとしたら、その人は素直に大好き!って感じ)結婚発表を聞いた時はただびっくりというか。次いで、側で支えてくれてありがとうありがとう、という結婚相手の方への感謝の気持ちが沸き上がった。
あと、人気レスラーが団体を卒業したその試合の直後(翌日くらい?)に発表されたので、ショックとショックで相殺された感はあったかもしれない。いいタイミングだったと思うなあ、あれは。卒業の寂しさすらも一瞬吹っ飛んだので私は。
このように善きタイミングで、特に人気商売の人はあまり雑な発表の仕方はしない方が平和だよね、っては思う。
自分の気持ちが恋心なのか応援してるだけなのかの見分け方は簡単で、本気で付き合ってる妄想をするかどうかだと思うな。
そういう意味で言えば、好きなフィギュアスケーターはたくさんいたけど恋してる人は一人もいなかったな。
中学生の頃のウッチャンナンチャンの内村さんへの想いは今思えば恋だった。
「今日から俺は!」の今井くんへの想いは紛れもなく、完全に恋だった。涼子ちゃんが目障りでしょうがなくて、単行本の今井くんと涼子ちゃんのデート回の乗ってる巻だけ捨てちゃったもん(大人になってから買い直した)。
この話ちょっときっちり掘り下げたいので次回へ続く。
自転車
今日は虫の居所が悪かった、というのもある。トイレに行きたくて家路を急いでいたという背景もある。それはわかってほしい。
通りを歩いていると、前カゴいっぱいに買い物してきたらしき物を詰めこんでハンドルにも左右それぞれぱんぱんに膨らんだ買い物バッグとトイレットペーパーをぶら下げて、荷台につけた子供用イスには3、4歳くらいの幼児を座らせた自転車とすれ違った。
運転してたのは細っこい女性。積載総重量どれくらいなんだろうか。あまりの重さに自転車をコントロールしきれないといった様子で歩行者に突っ込みそうになりながら走っていく姿を見て、
「危ないなあ。今のご時世ネットでだって買い物できるだろうになんでそんな無理するんだよ」
なんて心の中で呟いた。子供を載せてるから事故ったら大変、というよりも、ぶつかられたらたまったもんじゃない、という気持ちの方が大きかった。
急ぎ足で自宅そばまで帰ってくると、狭い道の先から某生協の配達トラックがやってくるのが見えた。
道幅はギリギリ。私が脇を抜けるよりもトラックに先に行ってもらった方が良さそうだったので道を譲った。
ノロノロ運転で私の脇を抜けていったトラックに目をやると、窓越しに運転手さんがごめんねって感じで片手をこちらにあげているのが見えた。私は超不機嫌な顔。こんな狭い道でなんなの?誰が頼んでるんだよ。スーパーなんてここから歩いて10分もかからないんだから自力で買いに行けよ、って。
どうよ、この言い草。
ネットで買い物できるじゃんと言った直後に配達のトラックに対して超心が狭い対応。
これはひどい。ひどすぎる。
運転手さんは嫌な気分だっただろうなあ。ホント申し訳ない。自分のゴミくずみたいな心根に失望した。もう二度とあんな態度とらないと約束する。
あと、配達頼んだ人もごめん。自力で買い物行けるとか行けないとか関係ない。別に誰でも頼んでいいのよ。
だからまあ、ネットで注文できるならそうしてもらってさ。配達してもらって。やっぱり自転車に子供と荷物積んでフラフラ走るのはやめて欲しいなあ。
と、トイレに行ってすっきりした私は迷惑よりも心配のほうを大きくして改めて自転車の姿を思い返したのだった。
しかし荷物(と子供)満載の自転車は割とよく見かけるけど、あんなヨロヨロ運転してるのは珍しいかもしれない。そういう自転車に限ってすごいスピードで走り抜けていくことが多い。多分その方がバランス取れるからだろうけど。それか、すっごい急いでるからなのか。
どうしてもって言うなら自転車押して歩くといいよ。幅は取るけどそっちの方がまだしも危なくないんじゃないか?今日の自転車のスピードだったら歩いても大して変わらないわ。それとも押して歩いてもやっぱフラフラするかな。
そういえば子供の頃、荷台に従弟を載せた状態で自転車を押して歩いたことがあった。どうしてそういう状況になったのかは忘れたけど、大人用の自転車に従弟を載せて、100メートルばかし先の祖母の家まで歩いた。
私は確か10歳かそこらだったと思う。大人用の自転車+従弟(たぶん5歳かそこら)の重量が辛くて、気を抜くとハンドル持ってかれそうになるし今にも倒れそうで怖かったけど、頑張って歩いた。
あと少しで到着だ、というところまで辿り着いたその時。バランスを崩して自転車もろとも倒れそうになった私は咄嗟にハンドルから手を離した。自転車は私と反対側に倒れ、自転車と共に倒れた従弟はギャン泣き。そりゃ泣くわ。
いやー怖い。怖すぎる。一生忘れられない。
ちなみに従弟は幸運にも大きな怪我はしなかったと思う。泣いてる従弟を連れて家に入った私は、周りの大人に「転んじゃったみたい」とか何とか言って事故のことを隠ぺいしようとしたのを覚えてる。同行者がいなかったので完全犯罪が成立したのだ。
そして、その先の記憶は無い。
なんてオソロシイ。
まあ、自転車って怖いよね。交通ルールまるで守る気ゼロの人がばんばん運転してる状況がまず怖い。
あと私の、自分だけ助かればそれでいい精神も怖い。まさか古い記憶をほじくり返してまで自分のゴミくずぶりを自覚することになるなんて。
とりあえずトイレを我慢して道を歩くと心がとっても狭くなると言うことがわかったので、これからは出先でも計画的に前倒し前倒しでトイレを済ませるようにしたいと思う。最近めっきりトイレが近くなっちゃってねえ。
それからもし自分が通りすがりの人から嫌な態度取られた時は、
「この人トイレ我慢してるからピリピリしてるんだわ」
と思うことにしよう。それで許せるかどうかは別として。
食
密かに筋トレと食生活の見直しをしたおかげでうっすらと体脂肪率が降下しつつあったのだけど、この年末年始で水の泡になった気がする。怖いので体脂肪計には載っていない。
体型も鏡に映して「よしよし」とほくそ笑む感じになりつつあったのだけど、この数日は全身鏡を見ていない。見なくてもわかるくらい元に戻ってしまった。
まあ体脂肪率も見た目も、そもそもモチベーション上げるために大げさに成果を喜んでたフシもあるし、やっぱり付け焼刃じゃすぐに戻るわな。継続が大事。こんなことでいちいちショック受けてないで、また一からのスタートといきましょう。
年末年始にそこまで暴飲暴食したわけでもないのだけど、身体の変化の原因はわかっている。あいつのせいだ。
そう、その名は餅。
美味しいんだよねえ。焼いて、何もつけずに食べるのが好き。白玉とか食パンも何も味付けしないのを食べるのが好き。味が付いてるとそこまでたくさん食べられないので(普通は逆だと思うけど)醤油でもなんでも付けて食べりゃいいんだよな。でも餅の味が好きなんだよな。ぱっとトースターに入れて4~5分で焼けて食べられちゃう手軽さもやばい。
小学生時代の年賀状人気フレーズ第一位だった「お餅の食べ過ぎに注意」の警告文は大人になった今こそ思い出すべきだわ。今の小学生は年賀状出すのかな。出したとしてお餅の食べ過ぎに注意するのかな。どうかな。
食生活の見直しと書いたけど、そこまで厳しいことはやっていない。ただ、毎日のように自炊する生活になったのはいいことだと思う。
今まで本当に気が向いた時しか料理をしない人生を送ってきたので、食事と言えば食べに行くか買ってくるかのどちらかだったのだ。そんでもって悪いことに、フライドチキンとか大好きなのだ。毎日のように揚げ物を食べていた数年前などは、健康診断の結果が非常にデンジャラスムードだった。
とは言え自炊の一番いい点は、健康に気をつかえることでも節約できることでも無いと思っている。
一番の利点はずばり、
自分の好きな物を好きなだけ食べられること
だと思う。
例えば今日作った「豆腐と野菜のトロトロ煮もどき」。これは某定食屋の大戸屋で私が一番好きなメニューを模したもので、豆腐と野菜をだし汁で煮て片栗粉でとろみ付けて溶き卵流しただけという単純かつ美味しいものだけど、これを鍋いっぱいに作って浴びるほど食べられるのは自炊してるからこそである。
大戸屋は徒歩15分圏内にあるので、私の料理の手際の悪さを考えたら食べに行って帰ってくるほうがよっぽど早いし、量的にも大戸屋で食べるので充分満足する。むしろちょっと多いくらい。
でも、今日の夜から明日の夜まで毎食食べられるくらいの量が作れるのだ。私は胃が小さくて一度にたくさん食べられないぶん、連続して満足するまで同じ物を食べ続けたい派なのだ。毎食大戸屋に行って同じメニュー食べるのはバカバカしいけど、食べても食べても無くならない量のものが鍋に入ってるのを見るのは嬉しいのだ。
食にそれほどこだわりが無いからこそのアレだとは思うけど。
あ、子供の頃兄に「餓鬼」と言われたのを思い出した。くそう。
※いま調べたら、大戸屋の「豆腐と野菜のトロトロ煮定食」って消滅したみたいですね。こりゃもう家でつくるしか無いのだわ。
あと、自分で作らないと食べられないものもあるものね。豆腐ともやしの卵とじとか、そんなの店で出してないでしょ。あるかもしれないけど今まで見た事無い。
大好きなブロッコリーも浴びるほど食べたいので家で食べるのが一番いい。ブロッコリーに関しては、サラダにのってる程度の量じゃまるで満足できないのだ。茹でて(というかもっぱらレンジでチンしてるけど)そのまま何も付けずにブロッコリーの味を感じながらむさぼり食うのが幸せなのだ。これもなかなか家じゃないとできないことだろう。
『美味しんぼ』のサラダの回で山岡さんが、
「人は何も味付けしてない野菜なんて美味しいと思わないのさ」
的なこと言って、結局サラダはドレッシングの味を楽しむものだみたいな論調でいたけど、そんなことないよなあ…と思って読んでた。
でもトマトだけは別、みたいな感じで鉢植えのトマトを出してきて「もいでそのまま何も付けずに召し上がってください」ってなったのはこの回だっけかな。サラダ回も覚えてるだけで二回くらいあったのでちょっと定かじゃない。山岡さんが出したのか海原雄山が出したのか、どっちだっけか。
ともかく、少なくともブロッコリーは間違いなく何もつけない方が美味しい。マヨネーズつけても美味しいしドレッシングもいいけど、ブロッコリー自体の味が好きなので何かつけると物足りなさを感じちゃうんだよな。味を付けた方が物足りないとは不思議な現象。
そのへんで売ってる普通のブロッコリーでも冷凍ブロッコリーでも美味しいと思うんだから、よくわかんないけど無農薬有機栽培とか自然栽培みたいなブロッコリー食べたら脳天しびれるんじゃなかろうか。わかんないけど。
きゅうりも何もつけないかな。料理に使おうと思っても切ったそばから口に放り込んじゃう。じゃがいももトマトもそのままでOK。キャベツも何もつけないけど、キャベツの場合は単独じゃなくてある程度味のはっきりしたおかずと一緒に食べることが多いので、そのおかずの味で食べる感じ。なのでキャベツの味を味わいたいというのとはちょっと違うかもしれない。
ちなみにもちろんイチゴに練乳はかけない派。練乳をかけたらイチゴの酸っぱさが引き立つのかもと思って思い切って食べてみたこともあるけど完全に練乳の甘さが勝っていた。
別に健康のために調味料を控えてるわけでもないし、味の濃い食べ物も好きだしジャンクフードも大好きなんだけど、家で自分の好きなように調理できるとなった時は素材の味がわかる状態で食べるのが好きなのだ。肉も、蒸そうが焼こうが煮ようが、ちょっとだけ塩で味付けしたくらいが一番好き。
しかし全然いい肉じゃないのに素材の味が好き~とか言っちゃうと味覚オンチみたいでちょいと恥ずかしいものがあるな。なんなんだろう。
野生動物が狩りをする映像とか観てると、私もインパラ仕留めて顔突っ込んで肉食べたいなあって思うのね。なんなんだろう。
子供の頃、母が豚肉を料理しようとしてる所に行って生肉を口に放り込んだの思い出す。母が吐き出させてめちゃめちゃ口の中洗われたっけ。三つ子の魂百まで…。
あ、でも生肉は別に好きじゃないな。ユッケとか食べないし。生レバーも規制されてからは食べたいと思わない。むしろ硬くなるくらい火を通してあるのが好きだわ。
あまりに内容が無いので食にかけて何か別の話題も入れようと思って検索したらば真っ先に出てきたのが蜀でした。劉備の国ですね。
三国志は漫画の『三国志』(原作/寺島優、作画/李志清)と、映画の『レッドクリフ』(監督/ジョン・ウー)くらいしか知らないけど、趙雲のカッコよさはやばいですね。
あと関羽様ね。
この二人が好きなので私は蜀派です。
さて、最後の話題を入れたことでちょっとは深みも出たかな。
とっとと寝て明日も朝からトロトロ煮を食べよう。