本番まであと・・・

カウントするまでも無く、明日10日には本番初日を迎えます。

いやあ・・・

やっぱり本番直前に語れることって、何も無いですわ。

毎回稽古場日誌でかろうじてやってる役者紹介を今回はできなかったので、この場で出演者についてのちょっとした紹介をさせていただきます。

加茂克・・・発条ロールシアターの主宰!心は硬派、芝居は軟派。役者としてはてんでセオリー無視の異次元な演技が後をひきます。今回は発条での初主役です。私はこの時を待っていたのですよ。

杉浦直・・・なんと加茂克と2枚看板的なポジションにいる今公演。前回公演では主役を務めたこの男、今回はその経験で培ったものをぶっ潰すような役に挑戦です。過去公演の80倍くらいの量のセリフを喋ります。

日高ゆりあ・・・ヒロイン!なのに、どうにも扱われ方がひどい。そんな役を演じます。笑顔がステキな彼女、今回は笑顔のバリエーションを更に増やし、文字通り身の細る思いをしての熱演です。

小野島由惟・・・去年は神経症の女と真っ直ぐな女の二役を見事に演じ分けました。今回はまた、若い娘っこにはまあ難しい役に挑んでいます。感情爆発な彼女で無いとできない役に、本人も演出ももう、ドキドキです。

加納和也・・・発条初参加!最初の印象ではかっこいいような悪いような得体の知れない兄ちゃんだったんですが、今ではすっかり皆のいじられ役となって愛されています。女優さんのように繊細な役作りをする、素直な好青年です。

前田ゼン・・・名前を芸名に変えて心機一転!途方も無く不器用で時折周りの心が折れそうになるのですが、本人はいたって幸せそうです。今回演じるのは童貞で無職で性格の悪いオタク。彼の18番です。

根市裕久・・・物語すべての鍵となる人物を演じます。ものすごく真っ直ぐな男ですが、今時の嫌な感じの若者を演じるのがよく似合います。「素なの?」と聞かれて嬉しいやら悲しいやら。

谷合りえ子・・・ステキなめぐり合わせで2年振り2回目の出演となりました。うちに出演してもらう時には、彼女がこっ恥ずかしくて「ぎゃー」となるような役どころを演じてもらいます。今回も・・・ねえ。

則末チエ・・・ほんのちょびっとの出演です。今回は自由な時間がいっぺんもありません。大きなうねりに巻き込まれて役者としての自分を見失ってしまいそうな役に、実は少し戸惑っています。

こんな大事な時期に携帯電話がとまっておりますが、頑張りますのでどうぞ観にきてくださいませ。