砂の女

阿佐ヶ谷ラピュタにて、「砂の女」を観てきた。

岸田今日子、最高。

砂の底の女として、これ以上のキャスティングは有り得無いんじゃなかろうか。
と、映画にも女優にも詳しくないけど言ってみたりして。

岸田今日子さんの登場一発目の姿の可愛いことっ!!

原作の渇いたような湿っぽい薄気味悪さを存分に現してて、なんていうか、いやらしくって、いいなあ〜。

あと、自分で書いてて恥ずかしくなるくらいありきたりの言い様だけど、ドキッとするくらい笑顔が印象的なのだ。
あーっ、可愛い。なんて良い表情なんだろう〜。

そして、堪忍して!と言いたくなるくらいの接写。毛穴も産毛も丸出しで、恐ろしい撮り方の映画だった。

そういえば、私が汗の滲むセックスに惹かれる(表現としてもだけど実際でも有るかな)のは、「砂の女」のイメージからなのかもしれない。

さすが名作。映画化されても名作。監督様、ありがとうございます。