「エイリアン2」その2:大画面鑑賞編

行ってきましたよ、「エイリアン2リバイバル上映!
先週末の、身も心も疲弊するスケジュールの隙間をぬって行ってやりましたよ!
六本木ヒルズ!行く前は迷うんじゃないかと不安でしたが、あちこち案内板が出てたので案外わかりやすかったです。
全国のTOHOシネマズで20(木)までポツポツやってますので是非に!

大画面・大音量の「エイリアン2」は予想以上に良かったです。
我が家のちっちゃな14インチテレビでは気付かなかったこと、聴こえなかったことをいろいろ発見したり。
ジョーンズのぐるぐる喉を鳴らす音なんかは今回初めて気づきました。かわいい。
ついでに最後の最後、フェイスハガー(エイリアンの幼生)がカサカサ動きまわる音もハッキリ聴こえました。

映像だと例えばリプリーの顔に地球が重なってそこから宇宙ステーションの絵が見えてくるところも、ほんの僅かなショットとは言え宇宙ステーションの様子がハッキリわかる画面でした。これは単にうちのテレビ画面が小さくて見えづらかっただけなのか、今回の上映に使われたブルーレイ版だと僅かながら編集が違うのかは定かではありませんが(私の持ってるのはDVD版)。他にもすごく細かい場面の細かいとこまで良く見えたのが嬉しかったです。
ヒックス伍長の胸のハートマークなんて、おうち鑑賞じゃ全然気づかなかったもん!

ブルーレイ版と言えば、クライマックスのあのシーンです。
リプリーがエアロック開けてクイーンをふっ飛ばす場面で、DVD版までは引きちぎられた筈のビショップの下半身が穴に入ってるのが見えるのですが、ブルーレイだとそれが修正されてるとのこと。リプリーの死闘そっちのけで注目して見てみました。
ホントだ!穴(と胴体)が綺麗に消されてる!
しかし個人的には、あの「仕掛け見えちゃってるよ!」感もなかなか好きなのです。
っつーかそもそも、ネットでその情報みるまで、穴の存在に気付かなかったし。

とっても綺麗に修正されていて、映画界における技術の発展を感じました。
しかし、そこまで修正されてもリプリーが図面見ながら「ここと、ここと、ここ(のダクトを塞ぎましょう)」と言ってるシーンで同じとこをずっと指してるのは変わらないのでした。監督も音声解説で言ってたなあ。ここは第2監督が撮影したシーンで・・・と、笑いながらも納得いってないご様子でした。

私が行ったのは金曜の夜でしたが、満席にはほど遠く半分くらいの入りに見えました。
隣に座ってたカップルの女性とか、目の前の席に並んで座ってたアジア系の若い女の子達とかが、結構良い感じにリアクションとってました。まあカップルはエイリアンにかこつけていちゃついてるだけって気もしなくもなかったですが。

医務室でバークがフェイスハガーを覗き込む場面。あれはもう散々観てるってのに、やっぱり飛び上がるほどびっくりしました。
なんだろう。来るぞ来るぞと思ってるから余計にびっくりするとかあるのかな。

もう一回観に行きたいのですが、時間的に多分無理かなあという感じです。ああ、残念。

ちなみに私は英語がさっぱりダメなのですが、「エイリアン2」に関しては吹き替え版と英語字幕版を地道に巻き戻しつつ繰り返し観たおかげでおおよそ何を言ってるか聴き取れるようになりました。聴き取れなくても単純に筋を覚えてるから大丈夫ってのもあるんだけど。
今まで一番たくさん観てるであろう日本語字幕版も、多分もう必要無いかな?ってくらいの感じです。

そのおかげで今回は助かりました。
何しろ映画館に行くのがあまりにも久しぶりだったためにうっかり前の方に座ってしまい、字幕を追うと画面全体が観られないという苦境にあったからです。字幕周辺を観ようとしたら絵が全然見えないという。なので字幕は無視することにしました。

やっぱり英語のリスニングくらいできた方がいいですねー。世界が広がる。

内容の細かい感想についてはまた改めて。