PIW2009本題その2

合間合間にシンクロナイズドスケーティング的なのが入る度に私はクールダウンしてしまったのだけど(悪気は無いのだけど。見比べたらどうしたって見劣りしちゃうよなあ。見劣りしなかったら、逆に目玉の方達の立場は?)

そんな中で登場した村主選手の滑りは良かった!
今まであまり関心のある選手じゃなかったんだけど、生で観るとその良さが伝わってきた。なにより、
「これが現役競技選手の、世界トップクラスの技じゃき!!」という迫力があって良い。っつーか、前半で一番会場が沸いたんじゃなかろうか。すごい拍手と歓声。
今日は空席も結構あったし、拍手なんてしないよ的なおじさんが多かったりで、村主さんまでは実は結構寂しい感じの反応だったのだ。間違いなく会場中が感動したであろう荒川さんや本田君の時ですら。

ファンがたくさん来ていたのか、観客の心をがっちり掴んだということなのか、どちらにせよ凄いことだよなあ。現役選手の凄さとプロスケーターの凄さは全然別物だと私は思う。観客の反応も別物。この違いがまた面白い。

それから先シーズン突如プロに転向した太田由希奈さん。初見。
やわらかーい滑り。おお、これも熱烈なファンになる人の気持ちがわかる。綺麗だった。

武田奈也選手は、ええと、衣装があまりにちょっと私の趣味じゃなくて、あれ、良いのかなあ。
テレビで見るより日本人離れしたプロポーション。ジャンプも良かったけど、何せ衣装のことで頭がいっぱいで内容はよく覚えてないなあ。

それから八木沼純子さん!八木沼さんも初見。なんだ、この人はっ!
文句のつけようがないほどに美人な上に、年齢を完全に無視したボディラインの美しさ!しかも華やかとしか言いようのない派手なパフォーマンス。スケート靴を履いてるかどうかとか、忘れて観てしまう。
これだけ外見に恵まれて生まれてきた人が、何もこんな厳しい世界で己を律して努力と根性と汗と涙の道を選ばんでも、いくらでも甘い汁吸えるだろうに。感服いたします!
と、キーラ・コルピ選手を初めて観た時と同じ事を思ったりして。

後半でまた大勢のスケーターが登場するプログラムの中で一人、
「あら、これまたずいぶん踊りのうまい、華のあるスケーターが出てきたもんだ。滑りもうまいし、この人は何者かしら」
と思ったら八木沼さんだった。顔が見えなかったのでわからなかったんだけど、やっぱり明らかに違ってた。

・・・明らかに違ってたか。なんとなくホッ。