新しい年が始まった

1年ずうっと怠けて過ごしてきたのに大晦日になると途端にバタバタと忙しく立ち働いて、そのまま1月1日も掃除やら洗濯やら炊事をして過ごす、というパターンの年越しが多い私。
世界が終わりを迎える時でも、間際になってあがき始めそうな気がする。

なんて何気なく書いてみたけれど、やはりギリギリで何か始めるって駄目だな。とてもじゃないけどこんな状態じゃ終わりたくない。まだ私、終われない。

幸い世界はまだ終わらずにいてくれる。12月31日が終わったら1月1日が始まるというのは、なんと幸せな事なのか。新年を迎えるというのは明日を迎えるという事で、未来を迎える事なんだな。

新年そうそうわかったようなわからんような口をきいてますが。やや興奮状態のうえ睡魔に呑まれつつある為、いつも以上に文章が雰囲気任せです。

本日は引越したばかりの部屋(年末に、駅ひとつ隣に引越した)を片付けたり、安い食材を求めて前に住んでた町の八百屋と肉屋に自転車とばしたり、部屋に積み上げた段ボールの山をひっくり返して探し物をしたりで大忙し。買い物の途中で小走りになってるのに気付いて、
「師走に私も走ってるよ!」
とちょっと嬉しくなったり。

そんな私が年明けの瞬間何をしてたかと言うと、携帯でアイスショーのチケット予約。

アイスショー

引退したジェフリーバトル選手や、同じく引退したランビエール選手などなど出演するというので随分前から行こうか迷ってたんだけど、いかんせんチケット代が高いもので、今回はやめようと思っていたのだ。が!

今シーズン、小塚崇彦選手にドはまりしてしまった私は、NHK紅白歌合戦のフィナーレを観てる最中に不意にいてもたってもいられなくなり、S席のチケットをエイヤッと予約したのである。どうせ取るなら1ヶ月前の迷ってた時期に取っていればもっと良い席だったのに。でも取れて良かった。最上の席と2番目の席は既に売切れていた模様。

冒頭に書いた事にも繋がるが、間に合わない事の後悔はしたくない。大晦日に終わらなかった家事は幸いにして正月にやる事ができる。でも、今回のチケットが取れなかったとしたら…。
小塚君が突然渡米してアメリカの選手になって(たまにあるみたい。小塚君はしないだろうけど)、でもアメリカの層の厚さに往生して(アメリカの層が厚いかどうか知らないけど)世界大会に出て来られず、そのまま引退してプロにもならずスケート界を後にしてしまったら、小塚君のあのスケーティングは、二度と観られないのだ!(つづく)