ちりとてちん

だいたい朝出かける前はNHKの朝の連続TV小説を見ている。出かける直前なのでまあ、見ているというかつけているだけというか。そんな訳でオープニングをまじまじ見たのも今日が初めてに等しいのだが、出演者の中に京本政樹の名前があった。
「へー。どんな役かしら」
とぼんやり見てたら、若くてかっこよい感じの茶色い髪の男が出て来た。どこかで見た事があるようなないような…。
はっ!これが京本政樹だっ!!
まじまじ見たらやはりそう。前に登場した時も、どこかで見た事があるなあと思いつつ正体のわからなかった人なのだが、これが(おそらく)50近い京本政樹だと、誰が見抜けようか!
髪の毛ストレートだしっ!

身支度もそっちのけで、朝の忙しいさなか京本政樹のシワを懸命に探したが見つからず。撮影技術のおかげだけとは思えぬ若々しさ。せいぜい30そこそこくらいにしか見えないぞ。

うーむ、仰天だ。

しかも、ぱっと見た瞬間カッコイイなと思ってしまったし。
や、昔からカッコイイけど。でも先入観無しで見てカッコイイと感じる程カッコイイとは、今まで知らなかった。

京本政樹といえば「里見八犬伝」だな。あれは登場人物がみいんな素敵だった。真田広之志穂美悦子夏木マリ千葉真一京本政樹もかっこよかった。萩原流行も良かったし。そして薬師丸ひろ子に感服いたした。

ところで、ちりとてちんのヒロインの性質、甘えんぼちゃん過ぎやしないかなあ。落語家どころかふつーに社会を生きていくのも心配になるような。いつの間にか結婚してたと知った時もちょっとハラハラ。そんなことよりやることあるんじゃないの?みたいな。
そーいう訳で、師匠の実の娘が親のすすめでイヤイヤ落語に足を踏み入れる話だと思ってたが、人に聞いた限りではどうやら違うらしい。お母ちゃんと師匠との間に生まれた隠し子では無かったようだ。

何でこんなに内容を知らないかと言うと、いつも音声を消して見ているからな訳で。
やっぱ見てるうちに入らんな。