思い出し怒り

昔、「チエさんが怖いから私は自分の意見が言えない」
と後輩に言われた。

「怖いって何だ?言いたいことがあれば言えばいい」
と言い返したら、上の立場の人間からも、
「怖くて言えないんだよ。言えるような環境を整えてやれ」
と私が叱られた。
なんでやねん。

私は人と対話する時に包丁構えて脅してた訳では無い。それとも、何か意見されたら包丁を取りに行くような人間に見えて、だから怖かったとでも言うんだろうか?失礼な。

カッとなって手を出しちゃいかんな、いくらひ弱な私のヘナチョコパンチと言えど。と、今では思う(手を出してしまったことも実はあるんで)。しかし、「怖くて言えない」人間は、じゃあ一生我慢してろよ、と思う。頭脳戦でも肉弾戦でも、勝利したいなら戦わねばならない。和平に持ち込みたいのなら、せめて話し合いをするべきだ。

いさかいが起きた時に自己反省せずに相手だけが悪いと思う人間って、どこか破綻してる気がする。私はしてるぞ、自己反省。まあ、たいていの場合自分の方に原因がある事が多いからして当たり前か。

重大な事件が日々起きているというのに、遥か昔の話で怒るのも、何やら馬鹿らしいのだがね。