眠ること食べることヤること

先日、作業に夢中になってしまい、つい徹夜してしまいました。
そうしましたら翌日、この私の平坦な顔になんとクマができてしまいました。珍しい。
だもんでその日はメイク濃い目でクマ隠しです。メイクすると気持ちもしゃっきりして一石二鳥です。

前にも日記に書いたことがある気がするのですが、私は眠気を我慢するという分野における根性を一切持ち合わせておりません。

世の中には「寝ないとダメなんです」と公言する方がいますが、私はそんなこと言いません。
むしろ、「睡眠時間削れば何とかなるでしょ」と言います。軽んじております。
が、その代り睡眠時間を削って何かできたためしがありません。睡魔に連敗しています。というか、初めから闘う気すらありません。
眠気に襲われたら、無抵抗で身を任せるのです。

矛盾しているようですがしていません。考え方としては睡眠をまるで重要視していないのです。
しかし、いざ眠気に襲われた時にその誘いを振りほどくことなく単純に快楽に身を任せるという、ただそれだけなのです。
理性ゼロ。
短大生だった頃、明日の朝までにレポートを提出しないと卒業できないという事態にも関わらず、手つかずのレポートを放置して眠ったこともありました(翌朝電車の中でかろうじて書き上げ提出した)。

しかし、歩いてようが電車の中で立ってようが自転車乗ってようが仕事中だろうが、眠くなったらその状態のまま眠ってしまうので危険極まりないのです。
数年前、しこたま飲んだ帰り道、歩きながらも眠ってしまい赤信号のなか道路に飛び出しそうになったのと、これも飲んだあと、道端で立ったまま眠って真後ろにひっくり返って以来、眠い時には公園のベンチでもなんでも座ってとりあえず目が覚めるまで停止することにしています。
危ない度で言えば道を歩くよか夜中の公園で寝る方がなんぼかマシです。

最近は、あらかじめ眠くなりそうだなと計算して眠くなる前に家路に着くというコントロール術も身につけました。
遊びだろうと仕事だろうと付き合いだろうと眠気には抗えません。抗う気がありません。なんという強い意志。

が、「寝ないとダメ」な身体だとは思いません。身体は大丈夫でも我慢したくないんだと思ってます。
だって、眠るの気持ちいいんだもの!

そういえば、食欲も性欲も我慢しません。できません。
どんな状況でどんな場所でもメシは絶対に食うし、自慰も我慢しません(どーいう宣言だ)。
物理的にどうしてもどううっしてもどううっっしても、何をどう頑張っても欲を満たすことが無理な場合は、非常に機嫌が悪くなります。

赤ん坊の頃から成長してないとも言えますね。そう考えると恥ずかしいな。

ちなみに、これらの欲には贅沢も装備しています。
例えば、寝るならちゃんと横たわって寝たい。厳密に言えば立ってても歩いてても眠りますが、自分の意思で選ぶならば横たわる。
公園のベンチで寝るんでも、座って寝たりはしません。ベンチの上に完全に横たわってから眠りにつきます。手すりで仕切られてるベンチとか憎かったなあ。
その代り、どんな雑然とした場所でも構わないし、人がいようとなんだろうと大丈夫です。

食欲も、自分の好きなもの、食べたいものを食べたい。何でもいいからお腹いっぱいになればいいってわけじゃない。絶対に選びたい。
その代り、もやしとか豆腐が大好きで、これにちょっと塩味・しょうゆ味でもついてれば充分幸せになれます。ただの白いご飯も大好き!もちろんジャンクフードもオッケー!

性欲も、絶対に自分の好みの男、欲情した男としかしたくないけど(当たり前か)、
その代り、セックスの内容がお粗末でも全然満足(なんか可哀想)。つーか、セックスなんて自分が頑張ればそれなりに満足するもんだと思うけど。
自慰行為も、自分のやりたい流儀の為には手間を惜しみません。終わってから虚しくなるけど。

何か貧乏くさい話になってきましたが、要するにこんだけ欲望に忠実な私が、寝る時はこうじゃなきゃとか美食家ですとかセックスのこだわりがありましてとか言い出したら一生満足できない人生を送っていた気がするので、まあ上手いことバランスが取れてるなと思うわけです。

さて、実はこの日記、一週間ちょっと前の、花見ライブ直前に書いていたのですが、
なんだかんだ自己批判しながらも、根底に横たわる
「本能に逆らわない私ってかっこいいでしょ!」
的なアホな自己アピールを神様が嗅ぎ取って私にバチを与えてくれたのでしょうな。
冒頭に書いた徹夜明けの翌日、更に物理的に一睡もできない状況となり、無理した挙句に風邪を引いて、花見ライブ後の3日間ろくにメシを食えず性欲も減退するという悲惨な状態になっていました。

神様、ごめんなさい!
眠いのに眠れないのってやっぱり辛い!
食べたい気持ちがあるのに食欲が無いのってホントに辛い!
性欲がまるで湧かないのって不安で怖い!
なんの我慢もせず傍若無人に幸せを貪ってごめんなさい!

しかし、本能に従って生きる純粋さは、ある意味神の前において極めて素直かつ人間のあるべき姿なんじゃないかとか思ったりして…。
反省してませんな。
そもそも本能が云々と御託を並べる時点で、純粋ではないという。

まあ、若い頃とは身体が変わってきてることもありますし、あんまり極端なのはやっぱりいけないよなあというお話です。
我慢もちょっとはできた方がいいよねえ。

けど、しなくていい我慢ならしなくてもいいかなとは思うんですけど。
なんつって。やっぱ反省してないな。