どうしてもこれだけは

ひとつ前の話を書いていて思い出した。というか、忘れもしない。

小学校の時の学校祭(文化祭じゃ無いのか?)で、ひとつの学年につき、3つの出し物があった。
音楽、
お遊戯、
劇。

これ、自分が出たいやつに出られるんじゃなく、先生が決めて振り分けていたのだ。
一応希望も取っていたのかな?
わからん。私は小学校1年生の時から例外無くずうううっと劇をやりたがり続けてたんだが、6年間で劇に出たのは2回だけだった。ふむ、3分の1か。公平を期す、ということか。でもお遊戯なんて1回しかやった記憶が無いぞ。

それはともかく!劇の配役を先生が決めてたのは、まったくもって納得がいかん!!先生に詰め寄った事もあったな、確か。適当にあしらわれた気がする。
各役毎に、オーディションをして選考をするべきだぜよ!!っつーか、音楽もお遊戯も劇も、やりたいやつにはいくつでもやらせて、やりたくないやつには無理にやらせるな!運動会もしかり!!

くっそう。私は「松虫2」の心情を繊細かつ大胆に表現しながらも、砂を噛む思いで棒立ち棒読みの主役のキリギリスを観ていたものだ(なんて。主役は何の虫だったやら、そもそもストーリーすら覚えて無い。タイトルは「ムーシ町の音楽会」……)。

ストレスが溜まった私は6年生の時に新しくできた人形劇クラブに飛び込み、お昼の放送や学校祭で嬉々として人形を操ったものだ。生身で演じたい欲求を人形にぶつけ…。

あーあ、しかしあーいうのって何を基準とした選考なんだろう?素行の良さ?成績?
小学校の時の私はどっちも満たしてたぜ?何せ出たがりだったから、児童会の役員もやったし、全校集会でピアノも弾いた。算数以外は成績も良かった。
先生ウケが良くないのがいけなかったのか?選考基準はいったい何だったんだああああ!!!

容姿か?容姿なのか?だったら、それはまあ……

致し方ないか。くうっ。