『古畑任三郎』

ファイナル!
3夜連続2時間スペシャル!
古畑任三郎、これにて完結!!
という訳で三谷幸喜さんの傑作シリーズもこれで見納め。
「たまたまテレビをつけた時に放映していれば観る」または「たまたまレンタル屋で目に入ったら借りて観る」程度の三谷作品ファンの私だが、今回はビデオに録ってまで観た。

観て良かった!!!

いや、1夜目は見逃したのだ。録画もしなかった。途中ちらっと観たが藤原竜也は素敵だった。舞台が観てみたい。高いのばっかじゃなく、どうか安い芝居にも出演してほしい。と思った。

私のターゲットは二夜目!イチローを見たかったのだ!!ドラマ出演!しかも古畑任三郎!!と聞いて以来、わくわくうずうず!

先ほどバイトから帰って、録画しといたビデオを再生。

途中から…じわ…じわ…。
もうこれはなんだ。なぜ私は泣いているんだ。
と、切なく切なく切なーく、最後の最後まで胸を痛めながら観た。

イチローの演技の上手い下手なんてどうでもいいんだ。役者じゃないんだし(でも思ってたより上手かった)。っつーか、どうせ元々、主役からして「味が第一」みたいな田村正和様だしなあ(さすがに歳は取ったが、永遠にかっこいい!)。

何というか、まるでイチロー選手の本当のエピソードを見せられてるみたいな錯覚に陥った。

結論。イチロー選手は素敵だ。ヒーローだ。いつでもかっこいいスーパースターだ。
そして、三谷幸喜先生は天才だ。

そして、今泉君はホントにホントにしょーもない。

私は、このイチロー版こそが、間違いなく古畑任三郎シリーズの最高峰だと思う。

ところで気付いた事。
お芝居慣れしてない人(慣れてても本職が役者じゃない人とか)って、セリフを喋る時に上下に首を振っちゃうのね。

ま、些少な問題だ。