気持ちうらはら

このフレーズ、中森明菜の『禁区』だっけか?
でもまあ女は大体、心とはうらはらな言葉を言ってるもんだ。
私も昔からそうで、裏腹なことを言った直後に沸き上がる本心を押さえきれずにぶつけたりするもんだから、付き合ってる相手からよく分裂症扱いされたものだ。
最近、この人の前だとすごく素直になれるなあという相手がいる。ある時突然、私の中の素直ちゃんがその人の前で姿を現しだしたのだ。
特に二人きりでいると好意的な気持ちを持っています、といったような照れくさい言葉でも思ったまま口にできるので実にすっきりする。その事と関係があるかどうかはわからないが、考え方まで若干ポジティブになってきた。私の悲観主義というか考え過ぎて陰気になる性質は筋金入りだったのだが何故だろう?安心感のなせる技なのだろうか?前からの知り合いだけれども、特別な相手だという意識はなかったのだが…。
相手はどうだか知らないが、私にとって楽しい時を過ごせるステキな相手なので、どうか仲良くしていきたいものだ。
そういう相手と接することで、私の生活はかなりバラ色に染まってきている。全ての人に対して裏腹な言葉を言わなくなったら、人生が今の倍くらい楽しくなるのかも知れない。