食べ物の写真

ブログに、どこそこのお店で●●を食べましたーとか、今日のランチはこれ!とか、頻繁に食べ物の写真をアップしてる人が世の中には少なからずいるけど、あれって凄いなあと思う。

私の場合は食べ物屋に入る時点で既に脳が食欲に支配されるので、目の前にやってきた食べ物の写真を撮るなんて芸当はまず無理だ。
食べ終わって帰り道に「あ、写真撮っておけばよかった!」とようやく気づく次第。
自分で作ったものなら撮れるんだけどなあ。自分で料理すると食欲がおさえられるのは何でなんだろう??
あ、お菓子の写真は撮れる!某茶色いクマのキャラクターのケーキなんて、あまりに可愛くて写真何枚も撮ってから食べたなあ。ああいうのは食欲より可愛い欲が先にたつ。

そういえばたまに見かける、「写真撮ろうと思ってたのに食べちゃいました」という言葉とともに食べかけの写真をアップしてるの、あれ可愛くて好きだ。そうだよね、我慢できないよね、と。
マナーとかそういうのはわかんないけど、美味しそうな食べ物の写真を見るのは嫌いじゃない。たとえ食べかけであっても。

でも、料理の一部をわざとぼやけるようにして撮ってるようなオシャレ写真みたいなのはよくわからない。雑誌とかに載ってるような、プロの写真家が撮ってるであろうやつ。一時期よく見たけど、最近もあるんだろうか。
料理の写真はクリアに見えた方が美味しそうでいいじゃん。それとも盛り付けに失敗したのを誤魔化すためにわざとやってんだろうか。理解できない。

一番好きなのは、お店じゃなくて家庭で作った料理の写真だな。
自分のためにつくったもの、誰かのためにつくったもの、誰かにつくってもらったもの、そういう料理の写真には人生の欠片までぽろりと映ってるようで面白いんだ。