ものっすごい楽屋落ち的なお話をつらつらと

本番まであと3週間です。
今回は自分の出番もけっこうあるので、ちょっと焦り気味です。

「演出・主演」!ばーん!!って人とか、どうやって稽古してんの??!
主演どころかちょっと出番が多めなだけで、同時に二つのことなんてできなくなっちゃうよ、わたしゃ。

1.自分の代役立てて稽古場では演出に専念してる
2.演じながら同時進行で演出の目で周りをみてる
3.役者同士の切磋琢磨で芝居を創り上げる=演出不在状態で稽古してる

自分がやるのは、強いていえば3番目かな。というか、これが現実的だよなあ・・・。
1もやるけど、うちの場合は人がギリギリなので代役立てるよりもセリフだけ自分で入れながら見ることが多いわけで。私の目には優しくても、こういう稽古ばっかりだとやっぱりよろしくないよね。せめて代役立てたいところだけど、物理的に無理だよね。という感じで。

2は、たまにやるけど役者の自分がいなくなることが多い。役者としての脳みそ使いながら演出家の目で芝居を見るのは難しい。っていうか、私には無理だな。だって私、掃除機かけながらテレビ観ることすらできないんだぜ?
ただの、「芝居に紛れ込んでうろうろしてる演出家」になっちゃう。

「良い本と良い役者がいれば演出家がいなくても良い芝居ができる」

みたいなことを聞いたことがあるけれど、まあそうだよなとは思う。
演出家というものが芝居に於いて不要だとはこれっぽっちも思ってないし(上の言葉も、そーいうことを主張したいという趣旨では無いと思われるし)、どちらかというと自分で演じるより演出してる方が面白いし好きだけど、役者としてそこにいて他者と芝居を創っていくっていうのもやっぱり面白いなあということを今回は久々に思い出してる。
過去公演の、なんだかんだ好き勝手演じてた時よりかは、今回は少しだけ真面目にやってる。それがいいか悪いかはわからないけど、たまにはこういうのもいいもんだ。
役者としての基本的な部分があまりにへなちょこ過ぎてしんどいけど。

まあ、最終的に全体が見られてりゃ、そんでもって面白いものができてりゃ、細かいことはどうでもいいってことだ。

はい、本番まであと3週間です。
す・・・すたっふわーくの遅れっぷりときたら・・・。
音響さん照明さん大道具さん、そして今回は映像の撮影・編集さん・・・。
ご、ごめ・・・

あーっ!もう謝りたくないーっ!!謝っても何も解決しないことを謝りたくないーっ!!
すいません、ホントすいません!!
昨日やたら寝たので今日から気合入れてきます!

しっかし睡眠量が増えると体調が著しく悪くなるのは何故なんだろうか。
良質な睡眠じゃないから?それとも身体機能の休眠状態が深くなり過ぎて、復帰するのに時間がかかる?
昨日なんて昼寝までしちゃったもんだから、稽古場で身体が重いのなんのって。

食事量と睡眠量を減らして(本人比)動いてる方が好調なんだよね。
まあ、それが実際自分の身体に良い影響を与えてるのかあるいは逆なのかはわからないけれど、いずれにしても半年にいっぺんの僅かな期間のことだから、まあいっかと思ってる。

って考えると、私って一年に数か月しか働いてる時間ないなー。
今年は年末にあと一本企画もの。
もう一本は・・・うーん、実現したいんだけどなあ。来年になっちゃうのかなあ。
なんとか良い方向に持っていきたいものです。

いや、待て。その前に9月だ。いいからまず台本をスタッフさんに送るんだ。