褒めてみようシリーズ、主宰・加茂克編

私は自分勝手に生きている。

自分勝手じゃなくて、高潔で、人に愛されて慕われて生きていく。
そんな人間に憧れることが無いわけでもないけれど、でもやっぱり、自分勝手に生きることはやめられない。

あ。なんか、ちょっとかっこよく聞こえるかも。
いやあ、実際に身近にいる人は大変だと思いますぜ、って話なんだけど。

あとはそうだなあ。
実がともなってくるともっといいかなあと思う。
36にもなってただの「わがままお嬢さん」じゃ、いろんな意味で無理があるからなあ。

さて、現在秋公演の台本を書いている最中なのだが、もうーーーっ!って感じになってしまったため急遽、主宰との二人会議を開いた。
そんでもってかなり好き勝手お互いに話してるうちに新たな道筋が見え、と思ったら見失ってた道に戻ってこられてほっとしてるのだけど、それとはまったく関係ないところで、加茂克の頭が意外なほど柔らかいことを知ってうっすらと感動を覚えている。そうか、普段は忘れてるけど加茂克って案外頼りになるんだっけ、と。たまあに思い出すんだよなあ。

たぶん自分も加茂克も、これから創るストーリーに対していつだってすごく理想が高いのだと思う。
で、結局そこまで辿り着けず訳のわからないことになってることが多いんだと思う。
非常にダメな感じなのだけど、それでも二人いるからどうにかなってる部分もあるのかなあと。
少なくとも私にとっては、私のやりたいことをわかっているうえに私が思いつかないことを思いついてくれる加茂克が、そして骨太な原案を提供してくれる加茂克が、発条をやるうえで本当に必要な存在なのだ。

・・・こんなもんでどうだろう。
「いつも俺のことを日記でこきおろしてる!」と加茂克に言われたので褒めてみた。
褒めすぎかなあ。

そうだ、これシリーズ化しよう。
出演者全員、褒めてみようシリーズ。

という訳でいきなりタイトル及び趣旨を変更したため、前半の自分語りが浮いてしまっているのだ。
今回は主宰編だ。