2004-12-30から1日間の記事一覧

かわいそうなぞう・3

力の弱いものが犠牲になるのは悲しい。特に相手が戦争となると、悲しさと悔しさとどうしようもなさが入り交じり、歯が立たない己に憤り、辛くてたまらない。殺された動物たちは、例えば生身で出会ったら人間になんてそうそう負けないのにと思うとまた一段と…

かわいそうなぞう・2

動物たちに自ら手をかけねばならなかった飼育係の苦悩も描かれたそれを読み、鳴咽をもらすどころかわあわあ声をあげて泣いてしまった。私は「動物と一緒にしないでよ」という言葉が嫌いだ。愛を語る時、死を悼む時、私の中では動物も人間も同格だ。彼氏とい…

かわいそうなぞう

第二次世界大戦の時に動物園の猛獣(と、草食の大動物)たちが殺された。子供の頃、あまりに信じがたく残酷なその話にいつまでも涙が止まらなかった。「ドラえもん」でもそれをモチーフにした話があって、それを読んだ時もしこたま泣いた覚えがある。その時は…