これからのこととか近況とかわかやま国体のこととか

今年やるはずだった企画が全てお流れになった上に、ヨソで書いた脚本が没になってその後音沙汰無くなったりでガッツリ気力を失った状態で2015年上半期は終わりました。
発条ロールシアターの公演も、今年はもう無いです。
企画公演も…現状では予定なし。です。

という訳で、非常に不本意ながらとっても暇になってしまったので、久々に北海道に避暑に行きました。10日くらい。ホントは2、3週間行きたかったんだけど。

陸路で帰省するというと大体驚かれますが、鈍行に乗って、と付け足すと驚愕されます。
しかしながら今回は青森〜旭川間を特急利用というブルジョワ旅。つーか青函トンネルを走る鈍行列車って今あるのか?無くない?見つけられなかったので早々に諦めて楽な道を選びました。


初日と二日目は青春18切符利用。
昔は太平洋側ルートを使ってたんだけど、だいぶ前に盛岡〜青森付近の路線が「青い森鉄道」だかに変わってしまってJRの切符を使えなくなり、そこだけ別で切符を買わねばならなくなりました。
まあ、5年とか10年にいっぺんくらいしかそこを通らない私としては、それについて文句をつける気はまったく無いのですが。
新潟ルートも考えたのですが、夜遅くに東京を出て寝てる間に運んでくれる「ムーンライトえちご」という列車(寝台列車にあらず。ふつーのボックス席で寝てゆく)も、もうずっと運行停止してるみたいなので、今回はパスです。なんかさびしいね。って、生涯で2回くらいしかそこを通ったことのない私には、当然文句のつけようも無いのですが。

そこで今回選んだのが、福島から山形、秋田を抜けて青森へ向かうルート。初体験!
初日でスムーズに秋田まで行けたのでこのルート悪くない。寝坊して一本乗り遅れたせいで23時過ぎに秋田着だったのが痛いけど、秋田の夜はなかなか良かったです。始発の次が終電になってしまうというシビアさがまた楽しい鈍行の旅。どうしてどこもかしこもあんなに意地悪なダイヤなんだ。5分くらい待って出発してくれればいいじゃないか。

何はともあれ、秋田は良かったです。また行きたいな、秋田。
駅前のバス停が、ヒノキじゃなくて…なんだ?ヒバ?なんだっけ。秋田でとれる木。とにかく木で作られててそれがいーい匂い。材木の匂い大好き。
居酒屋も、お馴染みチェーン店の日本海庄やがきっちり秋田メニューになってて満足しました。秋田の若い人って、全然訛り無いのね。青森とかバリバリ方言使ってるのに。

翌朝は、朝食付きのホテルだったのに朝食の始まる前にホテルを出て駅へまっしぐら。今度は五能線に乗って青森へ。普通に行けばかなり早い時間に青森に着くのにわざわざ遠い方のルートを行きます(五能線は環状なのだ)。

白神山地と海の間を通る個所の美しかったこと!!!
走ってる列車から海を見下ろしても底が見えるくらい水が澄んでました。江の島の砂の舞い上がってる海とは色からして違う!江の島大好きだけど。
夏の日差しだけどちょっと涼しくて、外の景色は美しくて、うとうと…。

途中でわざわざバスに乗り換えて新青森に行き(このバスから見える風景もステキだった。運転めちゃめちゃワイルドなのにめちゃめちゃ親切な運転手さんも面白かったし)、いよいよ海を渡り旭川へ向かったのでした。
正直ここらへんでいつもテンションが下がる。
青森から函館くらいまでは良いのです。おお、青函トンネルだ、という盛りあがりもあり、海も見えるし。
しかしながらそこから旭川までが長い!!!函館から特急使って6時間!!!

ちなみに、夜遅くに青森から出てる「急行はまなす」というのに乗ると朝の6:30くらいまでに札幌に運んでもらえるのだけど(ムーンライトえちご同様、フツーのボックス席の列車)、急行はどのみち料金が別になるので今回は特急を選択。でもこれ、昔から急行だっけ?昔は18切符で乗れた気がするんだけど記憶違いか?

そんなこんなで疲労困憊して旭川に着いたらば、駅が無駄に拡大されてて笑いました。
大過ぎ。旭川空港より広いかも。そして広いだけ。いやーステキだ。

そういえば行きも帰りも新青森で乗換だったので、ステキな青森図書館には寄れなかったのでした。青森駅のすぐそばで便利なのに。
とっても綺麗な図書館でした。8年くらい前に行った時は。
太宰治生誕98年フェアだかをやってました、その時は。どうでもいいけど100年フェアもやったのかな。98でやりきっちゃったかな。

旭川の思い出話も書き残しておこうと思うのですが、ちょいと長くなってしまったのでこのへんで。


要するに次回の活動予定はまったくの白紙、という告知日記でした。

あ、あと近況報告ですが。

なんかね、テレビでこうこうせいのやきゅうのしあいやってたよ。すごくおもしろいからみんなにおしえてあげようっておもいました。

現在私の脳内の90%を占めてるのは、高校球児たちのことです。
生まれて初めて高校野球観たよ。面白かった!
どの試合でもきっちり感動して、泣かされて、これ以上無いってくらい甲子園堪能しました。
そんで、まんまと高校野球関連の雑誌を買い漁っている日々なのでした。

わかやま国体観に行きたーい!!
フィギュアスケートのシーズンが本格的に始まろうとしてるってのに、今のところそちらの風力はゼロです。私の心には高校野球フィーバーが吹き荒れております。どうちよう。