帰省して何してたかっていうと

兄家族が泊まりに来て、3人の甥っ子に会った。みんないい子。この甥っ子たちとは会うの2回目くらいなんでちょいとなかなかこう、仲良くなるとこまでは難しかったけど、叔母さん的には
「ぎゃあああ可愛いぞおおおお賢いぞおおおしっかりしてるぞおお優しいぞおおお」
と、心の中で感動しまくりだった。
男の子3人兄弟ってでも、楽しそう過ぎて入り込む余地がなかったわ。
中3と小6と小4の3人。
一番下はかわいいかわいい感じ。みんなに可愛がられてて私が可愛がる隙がなかったくらい。
真ん中は、私は一番シンパシーを感じたのだが、おそらく彼は私よりも数段賢い気がする。
一番上は、男3人兄弟の長男とは思えぬくらい穏やかかつ優しい!つーか私こそこんなお兄ちゃんが欲しかったよ!優しくて面白くてステキ。どうか、この優しさに寄りかかってべったり甘えてくるような寄生虫みたいな女じゃなく、広いフトコロで包んで癒してくれる、自立した優しい女の子と付き合ってくれますようにという、とっても余計なお世話なことが頭をよぎる。


兄家族が帰った翌日にはお墓参り。ここで、オジ達、オバ達、そしてもう20年くらい会ってない従姉弟たちに会った。
私は子供の頃すごーく人見知りで大人しい子だったので、大人になって気構えることなく親戚と話ができるようになったのは嬉しいのだ。
同い年のいとこには子供が3人生まれてて、その子供たちと夫君にも初対面。結婚おめでとうとお子様誕生おめでとうを同時に言ったわ。
夫君も同い年なので話してみたかったんだけど話しそびれてしまった。
子供の頃一番仲良くしてた(と私は思ってる)ふたつ上のいとこは独り身で、地元・旭川で面白いお仕事をしている。ああ、やっぱり面白い人だなーなんて久々に会って思ったり。

そんでまたその翌日には姉と甥っ子姪っ子が泊まりに来て。
この子たちにはちっちゃい時に数回会ってるので、少しは覚えててもらえてる。と思う。
誰が仕込んだのか(姉に決まってる)、「ちえおねえちゃん」と呼んでくれる。いいんだよ!君らみたいなカワイ子ちゃんには喜んで「おばちゃん」って呼んでもらうよ!と思いつつも、「おねえちゃん」という呼び名にも甘美なものを感じる。
しかし冷静に考えて(考えるまでも無く)おばちゃんよね。年齢的にも血族関係的にも。ははは。

甥っ子くんも姪っ子ちゃんも、これまたすごく賢くて、ユニークで、いい子たち。
実は甥っ子くんの前でいささか不用意な発言をしてしまったのだけど、彼はすごく穏やかに、すごく優しい発言でそれを諌めてくれたのだ。まあ、なんて頭がいいのだ。私は恥を感じつつも嬉しかったさ。
姪っ子ちゃんはね、もう、つかまえて頬ずりしたくなるくらい可愛いよ!理性で必死におさえたよ!!
女の子というものが可愛いのか、姪っ子ちゃんが可愛いのかはわからないけど、とにかく可愛かったよ!!!


しかしなんなの?うちの5人の甥っ子姪っ子たちってば。可愛すぎない?北海道の子ってみんなこんなに可愛いの?いや、自分の子供時代を思ったらそれは無いな。
姉曰く。
「なるようにしかならない。どうにかしようとしてどうにかなるもんじゃない」
だそうだ。
そりゃそうだ。理想の子どもに育てるなんてことは無理に決まってるし、人間をコントロールしようとしたら不幸を生む。
ただ自分が子供と接する時には、なるたけ愚かな言葉や利己的な主義主張や醜い感情をぶつけないようにしようと改めて思ったよ。卑しい顔は見せたくない。洗脳はしたくない。それがどんな考えであれ。
まあ、自分に子供がいないので、たまにヨソの子に会う時くらいは綺麗でいられるだろ。

甥っ子くんのお気に入りエピソードの中で群を抜いてるのはこれ。ごはん食べた後で必ず母(食事を作ってくれた人)に「美味しかった。ありがとう」と言うの。これ、これ一つで人生全て成功するかもしれん。どうか大人になっても失わないで欲しいわ。

姪っ子ちゃんのお気に入りエピソードの中からランダムにひとつ。私がかなり嬉しかったこと。
夏休みの宿題残ってるし、一泊で帰る予定だったけど、帰りたくない、と主張。その時の言葉が
「おばあちゃんやチエおねえさんと、もっと一緒にいたい」
だと。このーーーー!!!!ほんっと、女の子って上手いな!!!!!もう、私泣きそうになっちゃったよ!!!!!
ちなみに甥っ子くんの「美味しかった、ありがとう」で私は毎回目を潤ませていた。ちょろいな、このおばさん。

結局、もう一泊してくれました。嬉しい。
おばちゃんね、君たちと科学館に行ったり一緒にご飯食べたりして、2泊3日一緒にいられたのホント嬉しかったのよ。オセロもすごろくもトランプも、もっと一緒にしたいくらいだったのよ(単純に自分がそういうゲームが好きだからっていうのもある。どうして大人ってトランプとかそういうものをすぐ切り上げるんだろう。何時間でもやりたいわ)。

ああ、甥っ子姪っ子いとこの子可愛い日記になってしまった。
あの子たちが楽しい日々を過ごせますように。
子供たちがいつも笑っていられますように。