不器用自慢

私がどれだけ不器用かっていうと、
楽しげなメールを打ってる時、顔までニコニコになってるくらいです。
電車の中でメールを打つととっても恥ずかしいことになります。

電話で何か説明する時、もし右手にペンでも持っていたならば、喋りながら自分の喋ってることを全部書き取ります。
脳みそが口と手に同時に指令を出してるようです。

お喋りしながら食事すると、お茶碗が傾いてご飯がこぼれ落ちたりします。
だからあんまり人とご飯食べないんですね。
食べ物をつまみながらお酒を飲むのも難しいです。飲んでると飲んでばっかりになるし、食べ始めると食べるばっかりになる。喋りながら飲むだけで容量いっぱいです。
だから飲む時はあんまり食べないんですね。

あと、仕事しながらお喋りするのも難しいです。手が止まるか口が止まる。

当然、右手と左手で同時に違う図形を描くみたいなことはできません。

フィギュアスケートのテレビ観戦中、演技をちゃんと観てると実況・解説の声が聴こえません。
これは利点かも。
でも聴きたい実況・解説もあるんだよう。
実況・解説聴こうとすると演技が頭に入ってこなくなる。

女性は同時に二つのことができるなんて嘘よ、嘘。
私の周り、男だろうと女だろうと、何かしながら別のことできる人多いわよ。みんな器用なもんです。

あーん!あたしってちょっとドジな天然ちゃんなの☆
みたいなことではまったく無くて。残念ながら。
ものっすごい不便。

これでよく役者として舞台に立てるよなと感心する。
不思議なことに、芝居だといろんなことをいっぺんにできるんだよな。

あ、稽古してるからか。

日常のあらゆることに対して、あらかじめ稽古してから臨めたらいいのになあと思います。そしたら寒い言動もちょっとかマシになるんじゃないかなあと。

この考えがもう、ホント人として不器用。