シャチの話

鴨川のシャチが名古屋で出産したそうなのですが、このシャチ、夫と娘連れで行ってたんですって!
このお母さんは他にも子供がいるんだけど、若くてお母さんにべったりの子(ラン・♀・5歳)だけ一緒に行ったそうな。かわいい!
詳しくは名古屋水族館と鴨川シーワールドの出したコメントを→ 名古屋港水族館へのシャチの緊急移送について

そんでもって、前の日記で「臨月に名古屋に行った」と書いたのですが、全然違いました。去年には既に名古屋に行っていたそうです。そりゃそうだわな。猫だって人間だってシャチだって、知らんところに行っていきなり出産なんてイヤだわな。

あと、全国水族館ガイド(水族館プロデューサー中村元の著作による全国水族館ガイドより)というサイトにあった、「シャチはトレーナーを襲わないのか?」というコラムも面白かったので、リンクを貼っておきます。
シャチと会える水族館

ちなみにこのサイトは水族館プロデューサーの中村元さんの著作を元に構成されてるそうですが、古いデータも入ってるとのことです。
水族館情報など最新のものを求めてる方は、「中村元の全国水族館ガイド115」を見てみてください。2012年8月刊行です。っつーか、私これ欲しい!

調べながら読みながら勢いで文字を書いてるので、こうして紹介してる私自身も中村元さんのことも著書のこともサイトのこともほぼ知らない状態と言う、無責任な日記になっておりますが。
しかしこの、シャチがトレーナーを襲わないのか、というコラムだけでもこの方の考え方が見えてくるような。シャチへの敬意が感じられてとても好きです。

シャチショーの事故の話とか見聞きすると恐怖でゾッとしますが、それでも心惹かれてしまいます。トレーナーさん達もシャチの魅力にとりつかれ、抗えない愛がそこにあるのでしょう。
素晴らしいショーを見せてくれるシャチとトレーナーさんに心から感謝します。

関係無いけど、小樽水族館のトドの飛び込みショーって今もやってるのでしょうか?
厚く立ち込めた雲の下。激しい波の打ち付ける岩場の一際高くそびえたつ塔のような岩山に、巨体を引きずって登って行くトド。
そして頂上より、はるか下の海に向かってダイブ。
という阿鼻叫喚のショーです。
寒い寒い北海道の、それはそれは陰惨なショーだったという記憶があるのですが、しかしながら最後に見たのが25年くらい前の話なので、記憶が改ざんされている可能性は大です。
何せ昨日の記憶すらあやふやなもので。

年末にアパートの契約更新をするのですが、引っ越して2年経つのか4年経つのか定かじゃないという。
大丈夫か、私?

そうか、だからシャチショーでも芝居でも、何回観ても楽しめるのか。
観たそばから忘れてくってことだな。
やだなあ。