みっしり、ぎっしり

狭苦しいのは苦手だけど、活字はみっしり、ぎっしりが好き。
余白の多い本は読む気がおこりません。文庫本なのに上下3センチくらい空いてるみたいなやつ。
詩集とか絵本はまた別ですけどね。
みっしり文字が詰まっていてもなお、行間を読ませる。という感じが好きです。ばーっと読ませておきながら、不意をつくようにはっとさせたり、読み流してたけど、あっ、ああ・・・というような、そういう小説が好きです。

私の場合、わーってなりながら書いた時の脚本はやたらめったらセリフが多くなります。
まあ多いからダメってことでもないんですけどね。自分の書いたセリフがダメかダメじゃないかはおいといて。
セリフが多くてもなお、間を読ませる。っていう感じが好きです。ばーっと勢いに任せておきながら、不意をつくような間ではっとさせたり、ん?よく見たらあの人・・・あっ、ああっ!というような、そういう芝居が好きです。

どうでもいいセリフと思わせておいて、その裏には別の意味が込められている、という場面が好きです。そういう芝居が大好きです。

もちろん、自分の創る芝居でも。そういう場面をいつでも書きたいと思っています。