びよーんとね

昨日の朝。道を歩いていたら、不意に大声で叫びたくなりました。

自分の場合、こんな風に心の中に何かがどうしようもなく渦巻いてる時には、変な発散をしないでなるべくその何かを溜め込んでおいた方が良いことを経験上わかっています。
そうしてぱんぱんに膨らませておいて、その渦巻くものを爆発させて脚本を書きます。
渦巻いてるものが直接芝居の内容に関わっているかというと、多分まったく関係ないもののような気もします。そもそも何がどうなってるか自分でもよくわからない。

けど何かが渦巻いてることによって生まれるエネルギーそのものが必要なのかな?よくわからないけど。
その辺は分析してません。コントロールはしても分析は必要ない。ただでさえ頭でっかちなのに。

ところで、
『反対側に振りかぶってから拳を繰り出した方がより大きく見えるよ。』
というアドバイスを、生まれて初めて立ち回りを経験した時にもらいました。いろいろなことに応用して使えるアドバイスです。それが物理的な動きであっても、精神的な表現の芝居であっても。

見せ方の話だけではなく、深く沈み込んで準備した方がばねの働きでより高く飛び上がることができるらしいです。
とはいえ運動神経の悪い私は肉体ではそれがうまくできないのですが。
幸い脚本を書くのに肉体の不器用さは関係無いので良かったです。


来月の頭は早くも、そしてようやく次回公演の稽古始めです。

ぜんまいグルグル劇場の2012年秋公演。というか晩夏くらいの時期になっちゃったけど。
きりきりに巻いたりぎゅうぎゅうに押さえつけたりして、びよーんと行きます。