ネット上の日記

公開しているということはもちろん誰かに読んでもらうことを想定している訳だ。
己のことを知って欲しいということか。

この日記を書き始めた時のことを思い返してみる。

ある時、当時の相方が近しいファンの人に個人のHPを作ってもらった。
スケジュールが載ってたりブログを書いてたりするのを見て、単純に面白そうだなあと思った。
すぐに自分で自分の超簡易サイトを開き(要するに簡単に真似っこした)、写真だの日記だのスケジュールだの掲示板だのを作った。

ちなみにこの時のHPには今では私の暗黒歴史とも言うべき超トンデモ写真のギャラリーがある。
いや、写真はまだ我慢できるのだ。

ああ・・・勘違いしちゃって・・・
でも、一応底辺とはいえ芸能の世界に生きている者としてはこれくらいのナルシストくらいまあ可愛いものか・・・。

という程度の想定内の恥ずかしさだから。
問題は、その写真についているコメントである。

例を出そうと思ったけれど、やば過ぎて書けない。思い出すと「ぎゃー!」と声が出てしまう。
この話、実は去年かもっと前かにも書いたのだけど、やっぱりまだ笑い話にしきれない。
・・・洒落にならないのだ。
なまじっか頑張って綺麗に撮った写真に添えられてるものだから、
「茶化して書いてあるけど気持ちはマジ」
なところが手に取るようにわかってしまう。

しかもこの話を思い出すと必ず、その綺麗に撮れた写真を後輩とかに送って
「携帯の待ち受け画像にしろ」
と強要したことまではっきりと脳裏に蘇って、更に恥ずかしい。
恥ずかしいというか、もう記憶を失いたいとすら思う。
せめてコメントだけでも全て消去したいのだけど、コメントだけを消すのがどうやら難しいようで。
写真ごと消すのは・・・ちょっと惜しいなと思っている当時とあまり変わらない自分がいたりして。
そんなこんなで今もひっそりと電脳の海の中に漂う暗黒HPなのである。