潅仏会

今日はお釈迦様のお誕生日です。

と言っても、中国暦だのインド暦だのあるので、12/25のキリスト生誕みたいに世界中で4/8にお祝いする訳じゃなくって、日本では一般的に今日ですよ、ってことらしい。そして日本国内でも月遅れの5/8にお祝いしたりとかいろいろらしい。
まあ、生まれてからこんだけ時間が経っても忘れられることなくお祝いされるなら、いつ祝われても私なら悪い気はしないなあ。

神様とか仏様のお誕生日って、祝う側はさぞかし幸せな気持ちで祝ってるんだろうなあ。すごいなあ。

ちなみに今、世界中(日本も含めて)で1番一般的に使われてる暦がグレゴリオ暦というものだそうですが、それが日本で採用された時には12月2日の翌日が1月1日になったそうです。師走、駆け抜けすぎ。
明治初期の話だそうですが、まいっちゃいますよねえ。もし公演前に一ヶ月すっとんじゃったらと思うとぞっとします。

さて、私は仏教徒ではありませんが、数日前に日記で書いた「煩悩の夜明け」というお芝居の時に少しだけ仏教用語もろもろを調べて以来、お釈迦様のお誕生日は毎年何となく気になっております。
と言っても何かするわけではないのですけど。

今日は何となく桜を眺めて歩こうかなと。桜、関係ないか。
甘茶が飲みたいのですが、どこで飲めるのでしょうかねえ。

今月お誕生日を迎える大事な人たちが、身の回りに何人かいます。
歳を取るにつれお誕生日を大事に思うようになってきました。
元気に一年を過ごせて良かった、歳を積み上げることができて本当に良かった、と心から思います。
なんなら、どこぞの王様の誕生日みたいに一ヶ月に渡って祝いの宴を開きたいとすら思います。心の中はそういうテンションです。

こんなこと書いてると、うっかりいい人だと思われないかな。
思われないか。

潅仏会の別名のひとつに、花祭(はなまつり)ってのもあるそうです。
うきうきする名称です。

やっぱり桜を眺めて歩こう。