生理とのお付き合い

地震の後、近所のスーパーで品切れになっている物の一つに生理用品がある。
トイレットペーパーなんかは言うまでも無いけれど、生理用品が手に入らないのもなかなかどうして困るだろうなあ、と他人事ながら心配になる。
そう、あくまで他人事だ。

何せ私にはディーバカップという強い味方がついているのだから!

ディーバカップとはシリコン製のカップで、膣内に挿入して経血を溜めるタイプの生理用品なのだ。
他に天然ゴムの製品なんかもあるけれどいずれも日本の市場には出回っておらず、私は個人輸入している人から送料込みで4200円で購入した。
これ、相当安いと思う。

このディーバカップとか天然ゴムのムーンカップは洗って繰り返し使えるので、理屈で言うと一つ買えば半永久的に生理用品を買わずに済む。一回の生理でナプキンなりタンポンなりを平均200円分(多分もっと高い)使うと考えると21回で元が取れるのだ。2年くらいか。

実は最初に買ったやつを和式トイレの便器の中に落としてしまい新たに2個目を買ったので、実際は8400円の元手がかかってるんだけど、それでも安い。
そしてディーバカップの利点は金銭面だけじゃないのだ。

1番はやはり生理の煩わしさから劇的に解放されること。体内に納まって血をキャッチしてくれるから、下着も服もいつも通りで大丈夫。
もう一つはゴミが出ないこと。
取り出したカップを洗う為に水は必要だけど、慣れた人だと取り出して経血を捨てた後そのまま再挿入するとか。
それは非常手段としても、個室内に手を洗う設備が備わっているトイレであれば取り出し→捨て→洗い→再挿入は全く問題無い。

私の場合はそんなに量が多く無いので丸一日入れっぱなしにしといて風呂に入るついでに処理するだけ。これは楽!

難点は、結構なサイズなので初めは戸惑う&出し入れが難しい点。
しかしすぐに慣れるし、経血の状態=健康状態をチェックできる意味でも素晴らしい。

もうひとつの難点は、これ使ってますと言うと何となく男の子に引かれそうって事だろうか。特に日本だと。
だって、大和撫子は使わなそうだよね。
まあそんなこたどうでもいいんだけど。

しかしながら水の無い環境での使用は正直苦労しそうなので、ここは一つ膣圧コントロールを身につけるのも手かなと思っている。
膣を締めて血を溜めて、トイレに行った時に緩めて出すってやつだ。

私の場合は気を抜くやいなやダダ漏れしちゃうんで今のところ全く実践できずにいる。