ヤな妄想

トラックが横を通り過ぎる時にうっかりつまづいて倒れてしまったら、とか、ホームの端に立っている時に立ちくらみ起こして倒れてしまったら、とか、そういうヤな妄想をして、突如声をあげてしまう事がよくある。妄想したくてしてる訳じゃないんだ。ホントあれ、イヤ。精神科で治してもらえるものなんだろうか、こういうのって。強迫観念?何だろう。

同様に、対人関係においてもヤな妄想をする事が多いが、これは好き好んで妄想してる。

例えば好きな男に告白して、返事を貰うまで待たなければいけない時(なんで即答できないのか謎なんだが)。そんな時は待ってる期間中ずっと、最もひどい振られ方を想像している。
こんなんじゃ生ぬるい、この程度じゃ私はひるまない、もっと完膚なきまでに叩きのめされる振られ方は無いだろうか、と。

あるいは、何か失敗をしたんだけど訳あってメールでそれを報告し、謝らなければならない時。相手からの返事が来るまでの間、最悪の怒られ方を考える。
文面を想像したり、もしくは、文面を読む限りで許してくれたように聞こえてホッとしてたら勘違いで、次回会った時一言も話してくれなかったらどうしよう、とか。

まあ、これは自己防衛本能なのかな。どんな最悪の事態になろうとも、はいあがれるように。

でもなあ、事実ってやつはなかなか手強くて、予想を超えた現実を叩き付けられることもしばしばあるんだなあ。

私の想像力は、いつか現実を越えられるのだろうか。