言葉って…

平仮名、片仮名、漢字、慣用句、当て字、特殊読み…。
数多の難関が待ち受ける日本語の中でも、最難関といえるかもしれない敬語。かくいう私も、敬語があまり得意では無い。
丁寧語、尊敬語、謙譲語…。たいてい雰囲気で使っている。間違ってなければお慰み。

敬語を意識し過ぎるあまり、文章が馬鹿丁寧になり過ぎる事も多々ある。特に気持ちがムカつき気味な時ほど丁寧な言葉になる傾向も有り。慇懃無礼ってやつ?
または目上の人へメールする時なんかは、緊張が原因で馬鹿丁寧になることもある。かといって崩してしまうと際限無く崩れきって、それはそれで悪し。
適切な敬語を自由自在に操れるようになれば、楽しいだろうな。

しかし、30数年の間ほぼ日本語だけしか使わずに生きてきた私が、日本語を未だに使いこなせていないのは情けない話だ。
漢字辞典だの漢字の成り立ち辞典だの国語辞典だのことわざ辞典だの古語辞典だの語源辞典だの、どれも読んでて楽しいし割と頻繁に眺めているんだが、こないだ書店で戯れに開いた日本語検定のテキストが、あまりに難しくて目眩がした。
やっぱ辞書眺めてるだけじゃ、語学は堪能にならないのね。

日本語にてこずっている私が他の言語を操れるようになる日は、果たして来るんだろうか…。

日本語以外で勉強するならアイヌ語がいいな。響きが楽しいし、読み書き覚えなくていいし。カエルの出てくる民話が多いし。