驚愕の事実・2

私は、たとえ偽善であれ何であれ、ホワイトバンドの購入で僅かでも誰かに寄付がなされてるなら結果オーライだと思ってた。いろいろ思う事はあったが、でも無意味だとは思っていなかった。

しかし、今は心底無意味だと思う、ホワイトバンド!何故、無意味か?それは意図がしっかり伝えられていないからである!
海外に目を向ける前に、日本の、身近の、様々な問題を解決していこうよと私は言った。だが、実のところ海外にすら目を向けさせていないではないか、日本のホワイトバンド!(※海外事情については知らない)

みんなの気持ちを変えるなんてな、所詮無理なんだよ!綺麗事なんだよ!
戦争も貧困も差別もこの世からは永遠に無くならない!無くなるとしたらそれは人類が滅亡した時だ!

甘っちょろい事言ってんじゃねえ!
意識改革を待ってる間にも子供死んでるんだろ?3秒に1人、死んでるんだろ?!
焼け石に水でもいい、5円でもいいからアフリカ人に寄付しろよ!ホワイトバンドの製作コストを下げてもいい、売価を上げてもいい、1円でもいい、寄付をしろ!今のままでは無駄だ!

私としてはその1円を日本国内の乳幼児、老人、病人、障害者の為の各施設や盲導犬協会や被災地の復興に寄付して欲しいが、それが叶わぬならばアフリカにくれてやっても納得しようではないか。

叶わぬならば。

そう、理想を求めているだけではいけないのだ。
妥協では無い、叶うところから叶えていく、そういうことだ。

私は、何度も言うが、日本国内への支援がもっと重用視される国になって欲しいと思っている。だからと言って、現状で為されている他国への支援を阻止したい訳ではない。

自国の事を深く心に留めた上で、貧困にあえぐ世界の現状を直視し、ホワイトバンドを腕に揺らし多くの人に注意を促そうとしている人達は、少なからずいるのだ。
彼らの意志を阻むつもりは毛頭ない。

全ての人間がひとつの道を行く日は決して来ない。幸せを謳っているはずの宗教でさえ差別を生み、人を殺してしまうのだ。万人に通じる幸せなど、どんなに待っても現れないだろう。

しかし絶望では無い。希望の灯を絶やさない人々がいる限り、絶望では無い。

つまりだからこのままだとホントにただのファッションだな、ホワイトバンド

PRと同時進行で寄付、しようぜ。