助け方・2

難民の子供が死んでいく。医療の不足、教育の不足、知って置くべき事実は世の中にたくさんある。

でもよ、日本国内に助けを必要としている人間はいないのか?

地震の被害、台風の被害、その他自然災害による被害で困難な生活をしている人達がいる。
災害から何年も経っている今でも、まだ支援が必要な人達がいる。

難病の人とその家族、介護犬を必要としている人達、老人ホームやデイサービス、保育園。
金さえあれば手に入る物を、その金が無くて手に入れられず困っている人達がいる。助ける必要無いか?行政に任せてるだけでいいのか?国の方針が変わるまで我慢しててねで済ませておけるのか?
自分が福祉の仕事に就かなくても、金を払えば多少の手助けにはなる。
盲導犬を育成する人材、介護をする人材。スペシャリストを育てるにもお金お金お金。
ビバ、お金!

センセーショナルな事件じゃなくても、直接命に関わる状況におかれていなくても、同じ国の中で助けを求めている人はたくさんいる。

それらを全て把握した上でホワイトバンドを買え!ユニセフに募金をしろ!

私は、同じ地球に住んでいる以上すべての人間が仲間だと思っている。殺し合う事も支配したりされたりという事も、あってはならないと思っている。
人間以外の生き物は、仲間とは思っていないが、うまく共存していかねばならない相手だと思う。直接食料になってくれる相手には感謝するべきだ。
植物はほぼ地球の一部であるんで、これに対して人間は
「いつもすいませんねえ、ちょいと間借りさせてもらいますぜ」
くらいの謙虚さを持つべきだ。

話は逸れたが、人間は皆仲間である。だが、実感が湧かないくらい遠くの人を助ける前に、すぐ目の前にいる人をまず助けようぜって事だ。

緊急性を重視した上での支援という考え方もある。
もちろん大地震の後なんかは国内での募金活動も高まる。自国民に対して何もしてないとは言わないが。すぐ飽きるでしょ?

小さなコミュニティの中での助け合いを充実させた上で、徐々に視野を広げていこうぜよ。
辛い思いが続いてるのに余所の国への支援ばっかりメディアに流されてると、なんだか悲しーい気分が増す人は多いだろうさ。

国内への募金を、もっと慢性的にブームに乗せりゃいいんだな。