電話とメールによるコミュニケーションの話・3

実は一番辛いのは、「そこそこ仲は良いけれど、気を使わなければならない相手」から来たメールに返信する時である。
嫌いな相手やどうでもいい相手へのメールは楽ちんなんである。どうっでもいいメールを返しときゃ良いのだから。しかし、「この人にはサービスしたいな」という相手には、頭を使ってメールを作成しなければならない。こんな事書いたら誤解されちゃうかな、とか、この話つまんないかな、とか、悩んでるうちに取り返しがつかないほど時間が経って返信ができなくなってしまい、結果的に無視する形になることも少なくない。ごくまれに数カ月後にようやく返事を送ることもあるが、いっそ送らない方がましだっただろうかと、ここでまたまた思い悩む。何とも難儀である。
仲の良いお客さんや、仲良くなりかけの芸人さん、好きだけど緊張してしまう目上の人…等々にはこんな感じだ。なので可能な限り、
「私はメールをもらってもホントにたまにしか返事を返しません」と言うようにしている。
最近言ってないな。
これを読んでくれた方は、そういう訳ですので。