徒歩、電車、

有楽町から渋谷まで、歩きました。てれてれ歩いて1時間半くらいでした。
本当はパキパキ歩きたかったのですが、靴のチョイスを失敗したのでてれてれになりました。

予定まで時間が余ってたので歩いて移動してみたのですが、人通りが多いところを歩くのはやっぱりあんまり気持ちの良いものではないということがわかりました。だからって山奥を1人で歩くのは怖そうだけど。
地元旭川くらいが歩く環境としては快適だなあ。どこも人が少なくて、車も少なくて、見晴らしが良くて、かといって田舎道ほどスピード出す車もいないし、車道も歩道もやたらめったら広いし。
やっぱり老後は旭川で暮らしたいものです。いや、東京と半々くらいで過ごすのがいいかなあ。

長時間歩いてみると、やっぱり歩くより走る方が性に合ってることを再確認しました。
歩いてるとものすごく気持ちが焦って、いつの間にかつい小走りになっているのですよ。
とはいえ歩行者信号がピカピカなってるのを走って渡るようなことはなるべく避けるようにしています。なんかみっともないかなあと思って。あと、ぎりぎりまで歩行者がいると車が曲がれなかったりするしね。

みっともないといえば電車の座席争いほどみっともないものはないですね。
こないだ電車に乗ろうとしたら、会社員ぽいお姉さんの後ろからスーツのおっさんが走りこんで行って、お姉さんの脇から座席に滑り込むように座っていました。心底みっともなかったです。
あんだけ走る元気があって立ってるだけの力は無いのかよ、と。どこまで乗ってくか知らないけど大して混む電車でも無いのに。
で、座るなりふんぞり返って新聞広げてんのね。ああ、みっともない。

座席を譲る話だと、総白髪のご夫妻が自分の座ってる目の前に立った時は迷いました。車内は空席の無い状態。二人ともカジュアルお洒落な格好で、身体もすこぶる元気そう。顔もイキイキ。でも見事に総白髪。
これは席を譲ったらむしろ失礼じゃなかろうか、というくらいの風貌だったのです。総白髪をのぞいたら。
自分の降りるまでの二駅間もんもんとしてましたが、私の降りる駅で数席空いたところにお二人とも座ったようです。やっぱり譲ればよかったんだなあと少し後悔。
あの時の敗因は、見た瞬間に迷ってしまったことですね。あ、総白髪。と思った時に即座に言や良かったんだよな。「座りますか?」って。でもまあ元気そうだったから無理に譲らなくてもいいか、という気もしますが。

ところで電車の中で席を譲るコツは、いきなり「どうぞ」と言わないで、まずは「座ります?」と声をかけることです。まあ大体の方は「大丈夫ですよ」とかなんかと辞退されるので、それがよっぽど不機嫌そうな言い方でない限りは「どうぞ」と立ちます。これで大体スムーズに譲れます。
やっぱり一方的に譲るよりコミュニケーションが少しでも取れた方が楽しいと思うのです。相手の意志も尊重できるし。
あとこれは、立ち上がったものの強固に辞退されてまた座りなおす、というのが気まずくて嫌だなあと思う人にもオススメの方法です。相手の様子を見ながら譲れますので。

さて、徒歩に電車ときたら次は最愛の自転車についても語りたいところですが、長くなりそうなので今日のところはやめときます。