気持ち上向き

バイオリズムのせいにしているのだけど、いま肌の調子が最悪だ。
なんでも排卵日から生理までの期間はお肌の状態も悪くなるし、太りやすくなるし、いいとこなしなのだとか。
で、こないだおそらく排卵日っぽい日があって(基礎体温をつけましょう)、今は最悪期間のようで、鏡を見る度に気が滅入る。

化粧をしてもしても何となしパッとしない顔というか、まあ元々パッとした顔ではないんだけど、輪をかけて冴えない気がする。

ここんとこ人生最高ってクラスのスキンケアをしてるのだけど、それでも効果が感じられないくらいに顔色がくすんでて、肌色がまだらで、シミだらけで、シワが目立つ(それとも最大限にスキンケアしてるおかげで、この程度で済んでたりするんだろうか)。
そんな中で何やらひとり頑張ってるのが左目くんで、長年の一重まぶたにオサラバすべく、日々奥二重を形づけてくれている。一週間のうちに5〜6日は奥二重。残り一日くらいはお休みしてるかな。

しかし左目くんには悪いが、そのせいで右目くんとの違いが日増しに大きくなっていき、なんなら右目くんは前よりも控え目になっているような気すらする。相対的にそう見えているだけなんだろうけど。

それがまた頭を悩ますのだ。

あ、頑張ってるのは左目くんじゃなく、左目上まぶたくんだろうか。

とにかくそんな顔を見ながら化粧し、化粧が済んで改めて鏡を見ても、あまりのみすぼらしさに悲しくなる、という日々を送っている。
髪だけは何とか体裁を整えたものの、いやだからこそ顔と髪のギャップに落ち込むのだろうか。

大好きなむげん堂に行っても、何一つ自分には似合わないような気がして何も買えなかった。
近所のセレクトショップでは、セールで三千円に値下がりしていたコートを、たっぷり1時間は取っ替え引っ替え試着してみたのだけど、何を着ても冴えない気がして買えなかった。
しかし不思議なもので、翌朝布団の中で脳内試着をしていたらズバっと1枚に絞れたのだ。

小さな店のセール品で現品限りだから急がねばば!という衝動にかられて飛び出して、件のコートに突進してレジへ。