何かひとつ・2

…と、そこまでいけば気が晴れないなんて言ってる場合じゃなくなるから、危機感が自分を通常業務に戻してくれる。自堕落に暮らしつつ「きっかけ」に訪れていただくのを待つとは、なんとも消極的な方法で我ながら情けないのだが。
何度失敗しても懲りずにやってしまい後悔する気晴らし方は、「遊び回る」ことである。特に芝居の本番期間を終えた後など、自分の気を晴らすために連日劇団員を酒の席に誘いまくり断られまくり、より一層のストレスを背負う羽目になってしまう。もっと友達を増やせば良いのかもしれないが、不精な私には無理な話だ。
さて、今回は幸運なことに早い段階で暗雲が晴れてくれたのだが、いったい何がきっかけだったのだろうか?精神鍛練を積めば自在に「きっかけ」を出せるようになるのだろうか?次回の下降期には是非その辺のメカニズムも研究したいものだ。