今日の話

バイト先で店長に腹がたったのでバイトを辞めてきた。何もかもが「ま、こんなもんか」って感じの店だったので未練はないものの、さすがに勇気が要った。辞めるべきかどうかたっぷり5分くらい考えた。
お店の子達のほとんどが店長を嫌い不満を抱えているにも関わらず、それをみんな優しい主任にぶつける。主任はまあまあとみんなをなだめて結局何も解決しない。中間管理職である主任やお店の子達を批判したりはしない。みんな生活の為、クビになったりにらまれたりせず働きたいのだ。でも私はバカバカしいと思うことを我慢しては生きられない。人柄や性格の不一致は構わない。50億人もいれば、合わない人の方が多くて当然だ。でも仕事上で無駄を強要されるのはたまらない。
後に残る子達の為にも店長にはもっとみんながどんな不満を抱えているか話してくるべきだったと思い少し悔いが残っている。だけどそれよりも明日の稽古に備えて終電で帰る事を選んだ。何事にも優先順位というものがある。この優先順位という言葉、我が劇団の座長が事あるごとに使っているのを聞くうちに自分も好んで使うようになった。良い言葉だ。私は何か迷った時、呪文のようにこの言葉を思い出す。