シーズン・イン・ザ・花見サン終わりました

発条ロール企画としては三回目の、本人としては五回目の花見卓哉ライブ「シーズン・イン・ザ・花見サン」、1日限りのライブが終わりました。
ご来場くださった皆様にあつく御礼申し上げます。ありがとうございました。

花見卓哉を好きだよ、というお客様が集まってくださり、おかげさまで良いライブになりました。
私も他のスタッフも、花見卓哉が好きです。
お笑いが好きでしょうがない花見卓哉がとても好きです。
課題は盛りだくさんですが、だからこそ今後も頑張っていこうと本人並びにスタッフ一同、決意を新たに12月のライブまで力を蓄えようという次第であります。

一年に一回のライブが半年に一回となり、これからはその半年の間にも何かいろいろやろうという、そういう前向きな意気込みを話しつつ朝まで飲み語りました。
と言っても花見卓哉本人と加茂克は途中で眠ってしまいました。
そりゃ寝ますわ。私も眠かった。最後の最後、3時半を過ぎたくらいには耐えきれずこっくりこっくりきて、勝手ですがその時点で独断でお開きにしました。
若い(といっても30過ぎ)の二人は元気だった!
あんなに眠いのに眠らず喋っていたい!と思える飲みは久しぶりでした。

舞台づくり担当の加茂克、音響担当のヤマダン、音響補佐の則末に加えて、今回は照明に宮本雅行が加わりました。もとはといえば福丸伯爵のスケジュールが厳しそうだったので宮本君にという頼み方でしたが、予想通りというか予想を上回る働きっぷりで、やったこともない照明のプランから仕込から操作まで(簡易機材ではありましたが)1人でこなしてくれました。

そして福丸伯爵も、リハには来られなかったのですが当日は丸一日予定を空けて来てくれて、映像投影やら会場飾りやらあらゆる仕事をしてくれました。当日一番手がかかるのは諸々の雑用です。その雑用もこなしてくれました。

花見ライブは基本的にはお手伝いスタッフというものを頼みません。
自発的に「やりたい!」というスタッフが揃うので、裏のことで苦労することはまずありません。
この規模のライブでこのようなスタッフに恵まれるというのは、宮本雅行も言ってましたがまさに花見卓哉の人徳なんじゃないかと。

私個人としては、やたら(加茂克以外は本職でもないってのに)仕事のできるスタッフに囲まれて、手助けしてもらいつつひーこら言いながら働いてまして、ライブが終わったいま冷静に思い返して自己嫌悪に陥るという状況なのですが、尊敬できるスタッフと演者と一緒にライブを作ることができて幸せだなとも思っています。
今回もとても勉強になりました。

本職じゃないと書きましたが、音響にしろ照明にしろ本職じゃないという意識を持ってやってた人間はいませんでしたので、気持ちの上ではプロと変わらないと思います。そして加茂克も、大道具以外のことにもプロの意識で臨む人間であるということを補足しておきたいです。

さて次は10月の本公演です。
ゼロからスタートです。
楽しみでワクワクしています。

企画すること、そしてそれを実現させること、稽古を重ね変化していくこと、それら全てが大好きです。
本番はラクなもんです。何せ私はほぼ見ているだけですから。

本番のラクの為に、これからまた楽しくてひーこら言う日々を過ごすわけです。