女には2種類いる。
このタイトル!この言い回し、私も1度は使ってみたかったんです。
要らぬ緊張感を避けるためにタイトルでは省略しましたが正確には、
「年増女には2種類いる」
です。ずばり、
「自分をおばさんと呼ぶ年増女と呼ばない年増女」
です。
自分とそう歳の変わらない知人がブログで自分んのことを「おばちゃん」と言ってたのを見まして。
そういえば私、自分を「おばちゃん」とか「おばさん」って言ったこと
一度も無い
な、って。
確かに未婚で子供もいないと自分を「おばさん」呼びをする機会はあまり無いのですが(年増じゃなくて自分をおばさんと呼ぶ人の話はおいときます。子供がいると自然とおばさん呼びになることが多いみたいですね)。
そもそも私、自分の年齢をあまり理解できていない気がするのです。
っていうか、周囲の人の年齢もあまりちゃんと認識できていない。
男の人には「おじさん」呼びを結構しちゃいますが、記号として言ってるだけだし。本気でおじさんだと思ってることってほぼ無い。
とりあえず、子供と接した時に自分を「お姉ちゃん」呼びすることだけはしまいと思っています。それはイヤなんだよなあ。今もこれからも。なんか気恥ずかしいっつーか、言えない。これからはもっと言えない。お姉ちゃんって歳じゃねえだろ、と。
かと言って歳を重ねても自分を「おばちゃん」と言えるようにはならないと思いますが。
なんというか、年齢というよりはキャラクター的に、「おばさん」「おばちゃん」と名乗るほどの包容力が無いというか。
とりあえず子供と接する時は今までどおり「私」で貫く所存です。
しかしね、呼び方はどうでもいいとして己の年齢をちゃんと認識しないといかんよなあと。
そうじゃないと、作品づくりには関係無いですがプライベートではちょっと痛々しくなるんじゃないかなあと。
殊更に若いつもりも若ぶるつもりも無いのですが、大人の自覚が無いままでは困ります。このままだと色気も侘び寂びも永遠に出てこない気がします。
そうか、まずおばさんになる以前にちゃんと女になってないんだな。
っていうかさあ、自己分析して終わりにしないで、その分析でわかったことを活かしてそろそろ女になってもいいんじゃないすかね。則末さん。