雑多なこと

【その1・観劇感想】
久しぶりにFUKAIPRODUCE羽衣を観てきた。いつ以来だろう?
演出ほか諸々何でもやってしまう糸井さんの才能がまず凄い。
特に美術がやっぱり好きだなあ。
深井さんは存在からもう突き抜けてて面白い。またじっくり歌が聴きたいなあ。これはライブに行けば良いんだろうか。
歌と言えば西田さんの歌が本当にべらぼうに上手くて、この人はいったいどういう人なんだろうと毎回思う。
その西田さんと、日高啓介さんの組み合わせが最高に色っぽくてたまらんかった。
しかしながらその日高さんをもっと観たかったなあと思う。日高さんを前面に押し出してくれていいのになあとか勝手なことを思ったり。
好きだなあ、日高さん。
その日高さんと西田さんの「セックスのない夜」と、全員での「サロメVSヨカナーン」が好きだ。いいねええ。セリフも含めてCD出してくれないかなあ。あ、もちろんそんな手間をかけずともDVDで大歓迎なんだけど。
ボーリング場の話も好き。鯉和さんは、あんっっなに可愛いのに、どこか薄暗いというか綺麗なだけじゃないというか、そういう風情があってステキ。彼女自身が月そのものみたいな雰囲気で、やってることがえげつないからこその美しさみたいな。トイレの場面を中心に、物悲しくて良かったなあ。
そしてなんといっても藤一平さん!
本人曰く体ボロボロとのことだけど、セリフひとつとっても、ものっすごく響いてしかも明瞭で、一番後ろの席でもすぐそこで喋ってるみたいなの。もう、そこから凄い!
他の人のセリフなど聞く限りでは集音マイクがあったように思えるけど、一平さんのセリフの力強さはそれとは関係ないかと。
力で押してないのにあんなに綺麗に力強く声が出せるなんていうのはもうね、もう・・・ああ、やっぱり凄いなあと。うーん語彙が貧困だ。
意図する細かい笑いどころが全て客席まで伝わってくるのも凄い。あんなに何気なく喋ってるように見えるのに。あれって難しいよなあ。
かっこいいなあ。一平さんが女の尻を揉みしだく姿をまた観たい。
ちなみに一平さんは、江戸川さんと加茂克の先輩なのだ。年齢聞いたらびっくりするくらい先輩だったのでそのままびっくりした。
先輩が、いつまで経っても追いつけないくらいステキで、ちっとも衰えずにいてくれるのって幸せなことだと思うんだあ。
例えば体力が衰えたとしても、それ以外の部分が更に進化してたり深化してたりして。自分もそうありたいなあ。役者だけに限らず。

そんなステキな役者さんがいっぱい出て、唯一無二なステージをみせてくれる羽衣!(高橋さんも好きだわあ。)
東京近郊に住んでてまだ羽衣を観たことない人は是非ぜひ観に行くべし!
次は7月くらいだっけかな。


【その2・幸せになるもの】
好きなものを思うと気持ちがほわわわーんとなるものだけど、一番ほわわわーんとなるものと言ったら、「猫」だ!
好きな音楽でもフィギュアスケートでも漫画でも美味しい物でも、どれも私をほわわわーんとさせてくれるけれど、
そのまま一緒にとろけて無くなってしまってもいいやってくらい脳内麻薬が出てふにゃふにゃーんとさせてくれるのは猫の存在だ。
そう確信した今日この頃。何があった訳でもないけれど。
芝居には全然ほわわわーんとはならん。
観ててもならないし、創ってる時は尚のこと、ならん。
稽古場で役者がステキに演じてるのをみた時は、少しだけほわわわーんとなるけど、まあ滅多に無いかな。それどころじゃなくて。
江戸川さんには結構ほわわわーんとなる。と同時に突如ガックシくることもあって、まあそれもまた面白いんだけど。
「ガックシ」みたいな幼児語みたいな言葉ってたまに使うと楽しいな。


【その3・バレンタインデー】
もうすぐバレンタインデーらしい!
バレンタインデーを楽しみたい!
面倒だなあとか思いたくない、終わりたくない、あたし!
羽衣の時に一平さんに持って行けば良かったのに、バレンタインの存在自体を思い出しもしなかった。
もしやあたし、終わりかけてる・・・?


そんなわけで雑多な話、みっつ。