発条ロールシアター「ソンデネヴァ!」チケット発売開始前日!

いよいよ明日、2月9日土曜!
発条ロールシアター2013春「ソンデネヴァ!」12:00よりチケット発売開始いたします!
3月28日(木)〜31日(日)までの6ステージ!土日は昼夜公演です。
先行予約特典も早期予約割引も学生割引も条件付き割引もありません。この芝居はこの値段!です。どうぞ観にいらしてください。

さて、今回のお芝居はどんなお話かと言いますと・・・。

「史実に残らない人々のお話」
です。これがB面です。あらすじによると北方民族の物語らしく(←作者のくせに断定しないこのいやらしさ)、民族の誇り、少数部族の戦い、名も無き人々が生きていたあの日・・・そういった感じです。

さてこれがB面ということは、ではA面は?
A面は、誇りとも戦とも無縁な、すぐそこにいる人達のお話です。
ただ、それだけです。

私のこのシンプル好きと、奥ゆかしいまでのコソコソした宣伝能力は、間違いなく発条ロールシアターの足を引っ張っています。
が、創る芝居自体がそもそもそんな感じなので、この宣伝で
「へえー」
と思って足をお運びいただいたお客様には必ずや
「ほおー」
と思ってもらえるかと。いつもの、あらすじに偽り有りの発条ロールシアターとは一味違います!


そんな「ソンデネヴァ!」の稽古が始まっております。

今回は、発条初参加の役者さんが3人もいます。
孫貞子さん
大城麻衣子ちゃん
布施知哉くん
です。
ご紹介は追々していこうと思いますが、3人それぞれでヒジョーに面白いです。

発条ロールシアターは毎回出演者を募る、まあいわゆる「プロデュース形式の公演」って言うんでしょうか?劇団のように、劇団員で構成された芝居ではありません。
(余談ですが、だから発条の芝居に出演する役者は「客演」ではありません。お客様でなくみんな同じ「出演者」です。まあ当事者以外にとっては、ただの言葉遊びみたいなものですが。)
そんな風に毎回改めて出演者を募るのですが、集まる人たちにはどこか似ている部分があるのです。不思議です。
非なる部分が9割でも、これを持っていれば同じところに向かって芝居が創れるだろうという、その大事な部分が似ているのです。

中でも私がとっても不思議に思うのは、キャリアが上の人ほど謙虚で懸命で、また賢明であり元気であるということでしょうか。
江戸川良と加茂克(まあ加茂克が謙虚かどうかは私には何とも言えませんが)、そして今回初参加の孫さんと。
これは、望んで手に入るものではありません。

実に先輩に恵まれた座組みであります。
そんな先輩達が四苦八苦して、若手が戦々恐々として、演出が七転八倒する。
そういう、なかなかステキで地道な稽古になりそうです。

本番までの日々、稽古場日誌随時更新していきますので、そちらもどうぞお楽しみください。
発条メンバの場