ありがとうございました!!

花見卓哉ひとり舞台「冬もお花見しナイト!〜ワンナイト卓哉ライブ〜」、無事に終わりました!!
まずはご来場くださった皆様、ありがとうございました!お陰様で、まさかの満員でした!

かなりぎゅうぎゅう詰めなうえ、舞台にも客席にも段差が無く見えづらいつくりでしたが、そんな中での60分に最後までお付き合いいただき、スタッフ一同、心よりの感謝の気持ちでいっぱいです。
花見卓哉本人も、久しぶりの単独ライブで本番前はかなり緊張していたそうなのですが、お客様の笑いと声援に後押しされたこともあり最後まで気持ちと勢いが途切れることなくやりきったように見えました。

何にせよ、本人も見ている人間もスタッフも楽しくなれるのがいいですね、お笑いというのは。

制作側の人間としては、とにもかくにも客席の見えづらさという点に絶対的に改善が必要だと思っていますので(実際にご指摘もいただきました。本当に申し訳ないです)、しかしながらそこの問題を確実にクリアするという前提で、次回公演もライブハウスでやりたいなと考えています。
有難いことにアンケートを書いてくださったお客様が大変多かったので、これからじっくりと目を通し、いろいろと今後の参考にさせていただきます。
今からでも、そういえばアンケートに書きそびれたことがあるな、という方がいらっしゃいましたら、こちらのコメント欄でも、稽古場日誌のコメント欄でも、hatsujoroll@yahoo.co.jp宛のメール宛でも、感想やご意見をお寄せいただけますと嬉しいです!

企画の段階ではもっとバリアフリーなライブを考えていたのですが、結果的にはごく普通のライブになりました。いや、普通よりももっと「演しもの」っぽかったかもしれません。冠の“ひとり舞台”という言葉のイメージ通り、少しお芝居の要素もあったからでしょうか。
毎回いろんな要素を盛り込んで、ひとつの方向には定めずにいくことになるだろうと思っています。

今年はお芝居3本に単独1本。その前の年のことを考えると、花見卓哉復活の年だったと言えるかもしれません。
今回は満員でしたが、その中には「久しぶりだから」ということで足をお運びくださったお客様も多くいらしたと思います。
とってもとっても有りがたく思っています。そして今後は皆さんに、
「いつだって花見卓哉を観に行けるや」
というくらいの気持ちでいていただけるような、そんな、いつでも当たり前に花見卓哉が何かやってるような状況になるといいなと思います。そのうえで、
「今回はどんなだろう」
と、二度と無い一度きりの瞬間にワクワクしていただけるようになりたいなと。

あえてスタッフ目線の日記を書こうと思ったものの、こうして書いてると発条ロールシアターって花見卓哉の何なのさ、という気がしてきます。私も加茂克も、どうして花見卓哉ライブをやりたがるのか。花見卓哉を舞台に立たせたいのか。
なんでしょう。

まあでも何となく、5年前初めて加茂克に会った時に「この人の出る芝居を創りたいな」と思って劇団を立ち上げた時の気持ちと近い気はします。
まだまだ規模の小さなことしかできませんが、何かを「やりたいな」って思った時に、ぱっと動けるようになったなあと思います。もっとどんどん行きたいな。
まあ極端に言うと、私は私の観たいものを創る!という、それに尽きるのですが。

ずっと前から楽しみにしてくださったお客様、立ち見かもしれないという状況でも言っても急きょ来てくださったお客様、「付き合いで来たんだけど」と言いつつ楽しんでくださっていたお客様、予定の合間を縫って5分だけ来場して(ネタ一本分!)差し入れまでくださってご自分はカウンターでバーボンを飲んで帰られたハードボイルドなお客様、いろいろな事情で難しいなか、「でも花見さんのライブだから」と足を運んでくださったお客様。
どうしても都合がつかなかった方々にも、たくさんの応援の言葉をいただいたようです。
そういえばとあるベテラン声優さんが、終演後の、それこそ打ち上げもお開きになった頃の会場に顔を出してくださいました。
もう終わってるとは思ったけどどうしても声をかけたくて、という嬉しいお言葉。そして次回こそはライブを観に来たい!とおっしゃってくださいました。
今回以上に面白いライブを!という気持ちで次回に向けて頑張ってまいります。
今後とも何とぞ応援よろしくお願いいたします!
ありがとうございました!!