ジャスミン

ジャスミン茶が好きです。元から好きだったというよりかは、飲み続けているうちに好きになったというか。
茉莉花茶は飲むと体の中から良い匂いがするようになるのよ」
みたいな漫画のセリフにぐっときて飲み始めた気がします。今の今まで忘れてたけど。

しかし好きと言っても紙パックとかペットボトルで売られてるジャスミン茶しか飲んだこと無いのですよねえ。おうちで淹れたジャスミン茶を飲んでみたいです。

昔、立原えりかさんの「月と星の首飾り」という童話をお芝居にしたことがあります。
高校の合同公演で、たくさんの出演者とスタッフで、予算なんて気にせずに(たぶん他の誰かの役割だった。けっこう低予算で作った気はする)ものすごくぜいたくな環境でお芝居を創ったわけです。
で、その作品に
ジャスミンの花の娘」
という登場人物が出てきます。南海に浮かぶ、人の目には見えない島の住民なんですが、その島の住民は遠い祖先が花とか植物だった・・・とかだったかな。男はまた別の祖先だっけかな?
そして、その島の血をひく娘・主人公の「さら」がその島へ行き・・・という。

細かいことは忘れましたがすごくステキで切ないお話です。ロマンチックな愛のお話です。
うわ、今読んだら胸をかきむしられるんじゃないかな。読みたい!!
っていうか、いろいろ思い出しちゃったよ!私はあの時この切なさが表現できたか?いや、足りなかったよ、全然!!!
大人になった今!もういっぺんこの芝居創りたい!!!

で、それはさておきその「ジャスミンの花の娘」のイメージカラーが何故か紫でした。
紫・・・?

・・・ジャスミンの花は白(または黄色)。

・・・・・・。

・・・ラベンダーと混同してますね。

何で?!ラベンダーなんて富良野にいっくらでも生えてるの見てんのに、何で間違うんだ?!
いや、紫の似合う大人っぽい子だったんですよ、演じた女優さんが。ミュージカルが好きでバレエを習ってる子で美人で、そう、稽古着が紫だった気がする!
役者のみなさん、稽古着って大事ですよ!面倒だからってんでジャージで稽古場に来る人がいますが、下手するとジャージしか似合わない人っていう印象がついちゃうことだってありますからね!普段着のイメージ大事です!いつでもステキな格好してないと!
宮本雅行くんという役者は、いっつもジャージ着てるもんだから、うちの芝居に出る時はいつもジャージで舞台に上がらされてますからね!

ジャスミンの娘役の子も、まさに紫色のバレリーナみたいな衣装で舞台に上がらされてました。
なんで紫なんだろうと思ってただろうなあ・・・。

今だったら考えられない話です、と言いたいところですが、今でもけっこう謎の思い込みで話を進めてしまうことがあります。
誰かに指摘されてもぴんとこなかったりして、随分経ってようやく気づいたりとか。
幸い根気強く指摘を続けてくれる仲間がいるので、どうにかこうにかやっております。