引き続き…リピートプログラムについて!

ところで昨日の日記を読み返してみたけど、うーん、違うんだよ!全然足りないんだよ!って感じです。
まあ、自分の思い入れのあるプログラムというよりも、フィギュアスケートに特に興味の無い人が見ても
「おお〜」
と思うんじゃないかなあという点を重視して書いてる訳ですが。

そういう意味ではパトリック・チャンの演技ってフィギュア好き以外の人にはどこまで伝わるんだろう?って思うので紹介しづらいです。あと、パトリック・チャンの場合、これを観とけ!みたいにプログラムを絞るのも難しい。昨日書いた高橋大輔鈴木明子とはまた別の意味で難しいといいましょうか。あと、ベストプログラムがどんどん更新されていくので覚えてられないのです。
小塚崇彦も似たような理由で紹介しづらいです。個人的にこの2人のプログラムのリピート鑑賞率は非常に高いのですが、いつも思いつくままに観ているので・・・。

さて次は、初めての人も盛り上がること請け合い!の、ペアとアイスダンスのおススメプログラムです!!
まずはペアから!

★川口/スミルノフ組のEX(エキシビション)全て。
断言します。全てです。
競技プロもそれはもうステキなんですが、その上をいくのがEX。アクロバティックで、例え少々感受性の鈍い人が観たとしても単純に興奮するんじゃないかなあと思います。私が人にフィギュアスケートを布教する時はだいたいこのペアの演技を観てもらいます。

★パン/トン組の2010年バンクーバーオリンピックのFS「見果てぬ夢」。
観てもらえばわかると思います。私的ランキングでは現時点でペア最高峰の演技。

そして、アイスダンス

★カー姉弟の2009年欧州選手権EX。スコットランド民謡の、日本でもお馴染み「蛍の光」で滑ってます。楽しいプロだし、もちろん逆リフトも入ってて面白い!
★2010年バンクーバーオリンピックのOD(オリジナルダンス)「I've Been Everywhere」と、FD(フリーダンス)「Krwlng」
★2010-11欧州選手権のFD「エクソジェネシス:交響曲第3部(あがない)」←※ジェレミー・アボットの2011-2012のFS曲。

★ドムニナ/シャバリン組の2009年世界選手権EX。マトリックス。超かっこいい。

ってとこでしょうか。
もうホントはあれもこれも全部良いんだけど!
ここに挙げた組でも他にも良いプログラムがたくさんあるし、その他の組でも例えば、
ペアだとサフチェンコ/ゾルコヴィ組や、表彰台常連のボロソジャール/トランコフ組とか、
アイスダンスだとヴァーチュー/モイア組とデイヴィス/ホワイト組とか・・・そういう現世界王者とか銀メダル組が入ってないとかどうなのよ、とも思うし。自分的にアイスダンスでリピート率高いのは実はCD(コンパルソリーダンス)だったりするし。
アイスダンスとペアは本っ当に、上位組の技術が明らかに抜きんでてるのですよ。全然ルールがわからなくてもいっぺん下位の組から順に観ていってみると技術の差がわかります。
そして、1位2位を争う組ともなると、逆にその差が本当に素人目にはさっぱりわかりません。だって、ミスもほとんど無いし、どこの組も超絶に難易度高いことやってるんだもん!減点の要素も見えないし、そして溢れる抒情性!ほとばしる熱情!!ただただ興奮と「いいもん観たぜ!」という満足感が残るばかりであります。

まあ、そんなこんなで突き詰めたらあれもこれもとなってしまうので、本当にパッと思いつくままに書いてみました。
たぶん自分でも後で読み返したら「あれが入ってないじゃん!」となるんじゃないかなあ。

あ、そうだ。男子シングルで2012年世界選手権の羽生結弦のFSだけ追加しておこう。
生じゃなくても伝わってくるエネルギーが素晴らしいです。

生かあ。この夏はPIWとFOIだけになるかなあ。仙台のNHK杯も行っちゃおうかなあ。DOIはチケットが手に入ったら行こうかなあと、そんな感じです。
やっぱり生観戦に勝るものなし!というのが結論です。

【補足】
・自分が観始めたここ数年のプログラムしか紹介していないので最近のばっかりです。
・現役の選手のみです。プロスケーターだと、2010年のフレンズオンアイスで観た佐藤有香さんの「月の光」が神がかり的に素晴らしかった。「この世のものとは思われぬような」っていう言い回しがありますが、まさにこのプログラムはそんな感じでした。会場が静寂に包まれて、その中でピアノの静かな音色だけが響いて、恐ろしいくらい美しい時間でした。また観たいなああああ。
・何がなくともステファン・ランビエールだけは絶対観といたほうがいい。

すべて敬称略・・・。と思ったけど佐藤有香さんだけ敬称有りでした。